2015.09.28
猛暑も過ぎ去り、気がつけば9月の日々がどんどん進んでいきます。
みなさん、お元気でしょうか。良い夏休みをお過ごしになられたでしょうか?
夏のヴァカンスというと私は真っ先にラテン系の人々を思い浮かべてしまいます。
経済的な余裕のありかたは人さまざまだけれど、それには関係なくしっかりと時間を確保してエンジョイするのです。
とくにフランス人はヴァカンスに行くために普段の仕事をしていると言ってよいほど。
30年ほど前のパリの街ではそこかしこの店が一斉に閉めるので、道路を行き来しているのは旅行者がほとんどというぐらい。
スーパーマ―ケットもしっかりと休み、道路を行きかう車の数も減り、じりじりと肌に照りつける太陽さえ気にしなければ、排気ガスの減少した町でのんびり歩きを満喫できます。
それが徐々に変わっていって、飲食店をはじめ、各お店が時差的に休みを取るようになり、ここ数年でそれが定着したようです。
開いているお店があるのは生活に便利ですが、あの静かだった町並も時に恋しくなります。