2015.08.27
こんにちは。
仙台チェンバーアンサンブルの叶光徳です。
昨日、自己紹介をさせていただきましたが、ちょっとクラシックに詳しい方には「この編成でなにができるの?」と思われる方もいるかもしれません。
確かにこの楽器編成(弦楽器二人、管楽器二人、打楽器、ピアノ)はクラシック音楽の標準的な編成ではまったくなくこの編成のための曲、というのは私の知る限り、ありません。
なのでそこで作編曲のスタッフが大活躍。表にはでませんが私たちにとっては絶対に必要な「裏方」です。
我々の作編曲スタッフは仲沼祐太さん、仙台の大学で作曲を勉強し、いまはなんと福島市役所の文化関係の部署で働きながら作曲活動をしています。
仲沼君には編曲だけでなく、オリジナルの作品も書いてもらっていて昨年仙台駅での「杜の都コンサートの為に書き下ろしてもらった 組曲「仙台の風景」はメンバーもお気に入りの1曲です。
5月にメンバーの勝又さんが結婚した時にも結婚式で演奏し、大変好評でした。1曲目の「広瀬川」は「モルダウ」と「青葉城恋唄」が合わさったような雰囲気だったり、2曲目の「荒城の月」によせては現代的な音の中に本当に月が見えてくるような美しさ。3曲目の定禅寺通は楽しいマーチです。
今回の「せんくら」のプログラムも仲沼さんのアレンジが冴えるところがいくつもありますのでご期待ください!
詳しいプロフィールなどは仙台チェンバーアンサンブルのホームページ solfamusica.jp をごらんください。