2015.08.26
こんにちは。ヴァイオリンの飯川直美です。
甲子園の決勝戦から早一週間が経ちましたね。
私は仙台出身ですが、現在パリに留学しているため、地元仙台でテレビの前で甲子園を応援するという人生初のシチュエーションに加え、仙台育英の決勝戦という最高の舞台。
日本の夏の素敵な思い出になりました。
甲子園が日本の夏の代名詞ならば、仙台の夏の代名詞は仙台七夕祭りですね。
最近は何かと帰国する機会が多いにも関わらず、ここ2年間仙台七夕は残念ながら見れず仕舞いですが、毎年8月初旬になると仙台にいなくとも懐かしい気持ちになります。
と同時に思い出してしまうエピソードが。
東京に住んでいた高校時代。
通学途中に二つの商店街があり、七夕の時期になると飾りつけの準備が始まったのですが、何日経っても大きなくす玉が吊るされる気配は無く…
いつになったら完成するんだろうと思いながら通学していたら、いつの間にか全て撤去されていました。
そして撤去されて初めて、あれは準備中ではなく完成形だったのだと気が付きました(笑)
日本中どこでも仙台のような七夕飾りがあるわけではないんだなあとなぜか感心(?)してしまった高校一年の夏でした。
明日は、師匠のスヴェトリン・ルセフ氏、共演するエリック・タンギの曲について書きたいと思います。