2015.09.08
今回はせんくら初のフルート共演となりますが、
実はジュリアード留学時代に、室内楽のレッスンでフルートとのデュオを1年間取っていました。
先生はパールマン、ズッカーマン、ロストロポーヴィッチら数々の巨匠たちのピアニストをつとめていた故サミュエル・サンダース。
ピアニストとしてはもちろんですが、人間的にも本当に素晴らしく、
レッスンが終わると毎回「僕のために弾いてくれてありがとう」と感謝の言葉を必ずおっしゃる方でした。
「私も将来、こういうことを生徒に言える先生になりたい」
と思ったものでした。
そして、パートナーのフルーティストは、ブロンドで身長180cmは越える、まるでモデルのような美女でした。
性格も明るく、優しく、フルートもピカイチ。
なのに、「本当は指揮者になりたいの」と指揮科も同時に専攻していて、ピアノもバイオリンも弾けると言うし、こんなになんでも出来る人っているんだ・・・
といつも圧倒されていました。
その彼女とは卒業以来疎遠でしたが、先日たまたま来日していた情報を発見!
今は主に欧州で活躍する指揮者となり、なんと元ソニークラシカル社長で、現メトロポリタン歌劇場のピーター・ゲルブ総裁の妻となっていたのです!
写真を見たら、ひとつも変わってない!髪型もスタイルも、20年前のままでした。
残念ながら再会は出来ませんでしたが、一緒に夢を追いかけて勉強していた人が成功(公私ともに!)しているのを見ると、とても幸せな気持ちになりますね。
そして自分もガンバロー!と励みになります。
高木さんとの共演が今からとっても楽しみです♫