BLOG

ブログ3日目 | 高橋絵里

2015.07.23

こんにちは。再び仙台在住のソプラノ、高橋絵里です。

 

突然ですが、自慢話です(笑)!

 

昨年「平成25年度宮城県芸術選奨新人賞」なるものを受賞しました。

これまで賞歴に縁がなく、受賞の電話が来た時、イタズラ電話と思い込み、

ものすごく感じ悪く対応した私。

いろいろ質問したあと「あれ?でもどうしてウチの電話番号知っているんですか?」と私。

「こちらは県庁ですので…」

「あ〜、そうですよね。え?県庁がどうしてウチの番号知ってるんですか?」さらに疑う私。

「あの…こちらは振り込めサギなどではございませんので…」とまで言われた私。

しかし「受賞するのはほんとうに私なんですかああ〜〜」と最後の最後まで信じられなかった私。

 

「仙台では演奏される機会がまだ少ない、様々な古楽器を使用して、バロック音楽やルネサンス時代の音楽に取り組み、良いコンサートをしていることが受賞理由の一つです」

 

そう言われて「ああ〜それ、私だわあ〜(*´∀`)♪」って、ようやくホッとしたのを覚えています。

 

歌は伴奏が必要なので、一人だけではコンサートをしたり、音楽を作り上げることはできません。

これまで共演してくださったチェンバロ、オルガン、バロックチェロや、ヴィオラ・ダ・ガンバ、そしてリュートの各奏者の皆さんに、心から「ありがとう!」です。

3日目写真1

さて自慢話はほどほどにして。

あっこちゃんは、いろんな楽器を演奏します。ギターの前身のビウエラという楽器。リュートのおばけみたいな巨大なテオルボ(キタローネ)と呼ばれる楽器など。用途はそれぞれに異なり、一緒に演奏していると、時代に伴って音楽の様式の移り変わりを感じます。そして今回は、バロックギターです!

昨秋、上野駅でのコンサートにて、あっこちゃんのバロックギターでホセ・マリンという作曲家の歌を歌わせていただきました。

ハードロックカフェHard Rock Cafeの前だから、マイクを使ってのハードバロックHard Baroque!

3日目写真2

….とダジャレているわけではなくて、上野駅改札前の雑踏の中なので、マイク&スピーカーを通しての演奏でした。今年は仙台でこのプログラムを(もちろんマイク無しで)ご披露します。

皆さまと、会場でお会いできますように!

 

私たちの担当は今日でおしまいですが、引き続き「せんくら出演者ブログ」をどうぞよろしく。

 

高橋絵里