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ヴィオラリサイタルのプログラムのこと | 佐々木真史

2015.06.16

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ゴッドファーザー「愛のテーマ」等で知られる、イタリアの作曲家のニーノ・ロータ。

彼は映画音楽の作曲家というイメージが強いですが、実はクラシック音楽の作曲家でした。

本人も映画音楽は趣味と言っていたようです。近年、彼の純音楽の業績を見直す動きもあり、リッカルドムーティ―や、今井信子など、著名な音楽家が彼の作品を取り上げていて、その真価が見直されつつあります。ヴィオラとピアノのための「間奏曲」も、演奏される機会は少ないですが、ニーノ・ロータらしいやや陰のある、しかし何とも魅力ある美しい旋律に彩られた傑作です。

ヴォーンウィリアムズは、イギリスの作曲家です。

ヴィオラのために、多くの美しい作品を残してくれました。「ロマンス」はヴィオラの音域をフルに用いた美しい小品です。

ほかに、ドッビュシー、ヘンデル、ブラームスの愛らしい小品を、ヴィオラの暖かい音色にのせてお届けします。

今回せんくらの場で、この名曲たちを皆様と一緒に楽しむ事を、今からとても楽しみにしています。

10月2日金曜日の午後1時30分、太白区文化センター展示ホールでお会いしましょう。

 

佐々木真史