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青木 尚佳 AOKI Naoka ヴァイオリン

1992年東京生まれ。

2014年11月、フランス・パリで行われたロン=ティボー=クレスパン国際コンクールで第2位受賞。併せてコンチェルトの最良の解釈に贈られるモナコ大公アルベール二世賞を受賞する。また同年10月、中国・チンタオで行われた第4回中国国際ヴァイオリンコンクールにて第2位受賞。さらに、2016年6月仙台国際音楽コンクールにおいて第3位に輝いた。ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール入賞後、本格的な演奏活動を開始。東京・浜離宮朝日ホールでのリサイタル、東京・春音楽祭でのリサイタル、飯守泰次郎指揮/大阪フィル、スダーン指揮/兵庫芸術文化センター管などとの共演で高く評価された。今後、NHK交響楽団、東京交響楽団、大阪交響楽団との共演も予定されており、将来の活躍を期待される若手ヴァイオリニストとして注目されている。

これまでに、2009年第78回日本音楽コンクール第1位。併せてレウカディア賞、鷲見賞、黒柳賞を受賞。2010年NHK交響楽団とパガニーニ:ヴァイオリン協奏曲を共演しデビュー。11歳より堀正文氏に師事した後、桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマコースを経て、2011年より英国王立音楽大学にトム・ナッパー氏及びロームミュージックファンデーションより奨学金を得て留学、2015年7月に卒業。卒業に際し、全卒業生の中から男女各1名ずつ贈られるタゴール・ゴールドメダルを受賞。2015年9月よりABRSM(英国王立音楽検定)全額奨学金により英国王立音楽院に在学。

現在、藤川真弓、堀米ゆず子の各氏に師事。ロンドンでの多数のリサイタルの他、2012年、2014年と2回に渡り英国王立音楽大学協奏曲コンクールにて優勝。室内楽も積極的に行っており、2012年9月より弦楽四重奏団を結成、2013年英国王立音楽大学弦楽四重奏コンクールにて優勝し、チッピング・カムデン・フェスティバル、ロイヤル・アルバートホール、ウィグモアホール、カドガン・ホールその他多数のフェスティバルにて演奏を行う。

2014年6月、スイス国際音楽アカデミーに参加し、小澤征爾氏とヴィクトリアホール、シャンゼリゼ劇場で共演した。

 

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PROGRAM

  • 一夜だけのドリームチーム。
    名曲で聴く弦楽アンサンブルの極致!
    せんくら・フェスティバル・ソロイスツ <ヴァイオリン> 川久保賜紀、成田達輝、スヴェトリン・ルセフ、神谷未穂、礒絵里子、青木尚佳 <ヴィオラ> 井野邉大輔、飯川直美 <チェロ> 三宅進、原田哲男 <コントラバス> 助川龍 <チェンバロ> 梅津樹子
    9月30日|土| 19:00〜20:00
    A|日立システムズホール仙台|コンサートホール
    P: 597-740
    選りすぐりの弦の名手たちによる一夜限りのアンサンブル。弦楽オーケストラの極致。名曲ぞろいの限りなく美しいプログラムをお届けします。
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  • 仙台国際音楽コンクールから羽ばたく若き才能、
    青木尚佳のクライスラー
    青木尚佳(ヴァイオリン) 中川賢一(ピアノ)
    10月1日|日| 15:30〜16:15
    H|太白区文化センター|展示ホール
    P: 597-747
    第6回仙台国際音楽コンクールを通して仙台の皆さまにすっかりおなじみの青木尚佳がお届けする、クライスラーの小品とリヒャルト・シュトラウス。仙台国際音楽コンクールから羽ばたいた若き才能、青木尚佳の今をぜひ見て聴いていただきたいプログラムです。
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