ARTISTS

横山 幸雄 YOKOYAMA Yukio ピアノ

1990年ショパン国際コンクールにおいて歴代の日本人として最年少で入賞し、文化庁芸術選奨文部大臣新人賞など数多の賞を受賞。

以来、人気実力ともに常に音楽界をリードするトップ・アーティストとして活躍している。

ショパン生誕200年を迎えた2010年に、ポーランド政府より、ショパンの作品に対して特に顕著な芸術活動を行った世界で100名の芸術家に贈られる「ショパン・パスポート」が授与される。

同年「ショパン・ピアノ・ソロ全166曲コンサート」を行う。

多くの観客に感動と反響を巻き起こし、ギネス世界記録に認定されたこの公演は、毎年少しずつ形を変えて、ゴールデンウィークの恒例コンサートとなる。

2011年デビュー20周年記念公演では、チャイコフスキー、ラヴェル、ラフマニノフの協奏曲を一晩で演奏し、満場の喝采を博す。

2013年からベートーヴェン生誕250周年に向けてのシリーズ「ベートーヴェン・プラス」をスタートさせるなど、自ら企画する数々の意欲的な取り組みにより、高い評価を確立している。リリースされたCDは、文化庁芸術祭レコード部門優秀賞、国際F.リスト賞レコードグランプリ最優秀賞等栄えある賞を受賞。

2011年上野学園石橋メモリアルホールで行った「横山幸雄プレイエルによるショパン・ピアノ独奏曲全曲集」をホールとキングレコードとの共同事業(全12タイトル)でリリース、また、2012年デビュー20周年記念コンサートのライブ録音を、2013年には「プレイズ・リスト2013」を2014年には「プレイズ・シューマン2014」を、そして2015年には「プレイズ・モーツァルト2015」をソニー・ミュージックダイレクトからリリース。最新CDのシューベルト即興曲集「アンプロンプチュ」はレコード芸術誌で特選となった。

TOKYO FM「横山幸雄のピアノでめぐり逢い」のパーソナリティをつとめ、東京と京都にレストランをオープンし音楽と旬の食をプロデュースするなど、活躍は多岐にわたる。

上野学園大学教授、エリザベト音楽大学客員教授、日本パデレフスキ協会会長。

PROGRAM

  • 横山幸雄のベスト・オブ・ショパン「エチュード」
    横山幸雄(ピアノ)
    9月29日|金| 18:00〜18:45
    C|日立システムズホール仙台|シアターホール
    P: 597-742
    ショパンの連続演奏会でギネス記録を持つ横山幸雄が今回取り上げるのは、ショパンがパリのサロンで活躍していた時代に作曲された「エチュード」です。エチュードは「練習曲」といわれていますが、リストに捧げられたこの作品集は音楽的にも高く完成され、高度なテクニックが必要となります。横山幸雄のヴィルトォージティをたっぷりお楽しみいただけます。
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  • シューマンの名作、歌曲「女の愛と生涯」
    歌とピアノの真髄
    林美智子(メゾソプラノ) 横山幸雄(ピアノ)
    9月30日|土| 12:00〜12:45
    C|日立システムズホール仙台|シアターホール
    P: 597-742
    実力、人気ともに群を抜くメゾ・ソプラノ林美智子が歌うシューマン。常に音楽界をリードするピアニスト横山幸雄という素晴らしいパートナーを得て、充実のひとときをお約束いたします。ドイツ・ロマン派を代表するシューマンの世界をたっぷりお楽しみください。
    Loadingマイリストに保存 |残席あり
  • 横山幸雄×ベートーヴェン 2大ピアノ・ソナタ
    「ワルトシュタイン&テンペスト」
    横山幸雄
    9月30日|土| 16:00〜16:45
    I|仙台銀行ホール イズミティ21|小ホール
    P: 597-748
    今回はベートーヴェンが難聴に苦しみ、ハイリゲンシュタットの遺書を書いた時期に作曲されたソナタ「テンペスト」「ワルトシュタイン」を取り上げます。壮麗な音楽ながらも、困難に立ち向かい、克服するベートーヴェンの強靭な精神性も感じ取れる作品です。
    Loadingマイリストに保存 |完売