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二木 てるみ
朗読

二木 てるみ


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NIKI Terumi

東京都世田谷区出身。私立鴎友女子中学・高等学校卒業。1953年3歳で劇団「若草」に入団。映画デビューは『明日はどっちだ』(新東宝・1953年)。続いて黒澤明監督『七人の侍』に村の子供の一人として参加。5歳の時、久松清児監督『警察日記』(1955)に主人公に引き取られる捨て子役で出演。その才能を絶賛され、その後、同監督作品9本出演。1965年の『赤ひげ』おとよ役で第16回ブルーリボン助演女優賞を史上最年少である16歳で受賞。1970年代後半にはアニメーション声優としても、1975年放送の『ラ・セーヌの星』では主人公シモーヌを、1976年放送の『ゴワッパー5 ゴーダム』でも主人公の岬洋子を演じている。田淵幸一選手をモデルにしたアニメ映画『がんばれ!タブチくん!!』でもミヨ子夫人を演じた。1974年村山三男監督『樺太1945年夏 氷雪の門』、1987年NTV中国残留孤児を扱った『赤い夕日の大地で』で、日本の放送文化に貢献した番組、個人、団体に贈られるギャラクシー賞を受賞。他、2000年新藤兼人監督『三文役者』、2001年熊井啓監督『日本の黒い夏・冤罪』、2002年中原俊監督『コンセント』、福岡芳穂監督『空が、近い』などの映画の他、蜷川幸雄演出の名作『近松心中物語.それは恋』の舞台でお亀役で出演。テレビ、ラジオドラマ、声優などの分野で幅広く活躍。役者の原点でもある「語り」をライフワークとし、大・小のステージで分野の異なるアーティストと共演を続ける。2006年博品館劇場にて「江戸に生きる会」主催の朗読会で加藤武、丹阿彌谷律子、若葉要と共演。2008年より10年続けた音楽と朗読劇『Dear’ あなたへ読む物語』は芝居未満、朗読以上という二木独自の語りのスタイルで好評を博した。

2002年より立教女学院短期大学幼児教育科で「自己表現」についての講義を受け持つ。
現在、立教女学院短期大学客員教授。SBS学苑(静岡・沼津校)朗読講師。読売文化センター(荻窪教室)朗読講師。
著書『あなたを見ていると、子供の頃を思い出します』けやき出版。

PROGRAM

  • 語りと音楽の小部屋~宮沢賢治を読む
    二木 てるみ(朗読) 池山 由香(アルパ・メゾソプラノ)
    10月6日|日| 12:15~13:00
    D|日立システムズホール仙台|交流ホール
    P: 597-743
    《あなたに読んでほしい物語があるの…そう云って友は天国へ逝ってしまった。ワタシは探し物をする様に、今も読み続けているのかもしれない。そう…“やまなし“も、友の好きな物語のひとつだった…二木てるみ》 二木てるみの語りと池山由香の音楽の共演による宮沢賢治の世界へ。小学校教科書にも載る2匹のカニが主人公の「やまなし」、クラムボンとは!?
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