どのコンサートも楽しそうで目移りしてしまうが、まずベートーヴェンとイギリスのつながりを教えてくれるこのコンサートからスタート。「テンペスト」はシェイクスピアの戯曲からインスピレーションを得たと言われ、ベートーヴェンの意外な一面が分かる。

スペインのピアニスト＆作曲家アルベニスは、スペイン各地の音楽をもとに個性的なピアノ曲集を数多く発表している。スペイン音楽の魅力は独特のリズムとメロディ。どの曲にもエキゾチックな雰囲気があって、旅をしている気分で聴くことができる。

エレクトーンはとても多彩な音が作り出せる楽器。1台でオーケストラと同じような世界が広がる。エレクトーンで聴くクラシック名曲の数々。有名なホルストの「木星」は面白そう。お子さん連れで、家族一緒に楽しみたいコンサートだ。

ピアノの名手が名曲の「秘密」を教えてくれるコンサート。バッハから始まり、ピアノの名曲の数々が登場する。ポイントを押さえながら聞いてみると、何気なく聴いている作品も違った表情を見せるかもしれない。

学校でも親しむ鍵盤ハーモニカの魅力全開のコンサート。ギターとのデュオで演奏される「ラプソディ・イン・ブルー」って、ちょっと想像がつかないが、今年のコンサートの中でも聴き逃したくない演奏のひとつ。

オーケストラの中で活躍する打楽器ティンパニ。実際にはどんな風に演奏するのだろう？と興味がわく。体験もできるワークショップで、ティンパニの楽器のひみつがよく分かりそう。年齢問わず参加できるので、ご家族でどうぞ。

世界的なピアニストが集う2014年の「せんくら」。その中でも注目したいピアノのコンサートがこれ。ショパン全曲演奏会など、挑戦を続ける横山幸雄がベートーヴェンの「熱情」などを演奏。もっとも演奏意欲の高まっていた時代の傑作が並ぶ。

モーツァルトに始まり、ショパン、リスト、ドビュッシーなどの個性的な名作が並んでいる。モーツァルト国際音楽コンクール優勝の菊池洋子が、様々な魅力を持つピアノ音楽の世界を紹介してくれるコンサート。作曲家の個性の違いもよく分かりそうだ。

日本とスペインの交流400周年を記念したコンサートのひとつ。スペイン音楽には欠かせないギターと歌、そしてピアノｌヴァイオリンでスペイン音楽の魅力を知ろう。ファリャ、アルベニスなど近代スペインの代表的作曲家が集合。

ロシアの作曲家が書いた魅力的なチェロ音楽を集めた。チェロの山崎伸子は＜せんくら＞初登場。ショスタコービッチのソナタは1934年作曲。若いショスタコーヴィチにはこんな魅力的な作品もあったのだと分かるはず。

「アイノラ」はフィンランドの作曲家シベリウスの建てた家の名前。シベリウスを敬愛する吉松隆がそこを訪ねた印象をもとに、左手の・舘野のために書いた作品には、北欧の澄んだ空のような透明な光が宿っている。

ショパンが恋をしたマリア・ヴォジンスカ。彼女と別れる時に贈ったワルツ「告別」には、儚い恋の面影が残されている。様々な作曲家たちの想いをこめた作品を集めたコンサート。それぞれの曲の中に、作曲家の声を聞いてみよう。

新幹線の中で流れている音楽などが、クラシック音楽と意外な結びつきを見せる。クラシックと鉄道というジャンルを、楽しい演奏、素晴らしい編曲でつなげてくれるアンサンブル「スギテツ」のコンサートは、発見の連続かもしれない。

ティンパニが8台。それだけでも壮観だけれど、それでモーツァルトを演奏してしまうというのもびっくり。ベリーダンスとのコラボもあり、打楽器による音楽が、ダンス・ミュージックに変身してしまう瞬間を体験しよう。

ギターとチェロの音の組み合わせは、とても聴きやすい。優しい音色が癒してくれる。名手ふたりによる演奏ならなおさら。普段はなかなか聴けないデュオを楽しもう。それぞれのソロもあり、一粒で二度おいしいコンサート。

日本を代表する歌手たちが集合。こんなに豪華なメンバーによるコンサートもめったに聴けないだろう。歌われる作品もオペラを代表するアリアばかり。オペラを知らないという人にも、オペラに詳しい方にもオススメだ。

仙台国際音楽コンクールに入賞したボムソリと仙台フィルのメンバーによる室内楽。室内楽を代表する名曲の数々を、この新鮮な顔ぶれで聴くチャンス。＜せんくら＞でしか実現しない、とても貴重なコンサート。