仙台クラシックフェスティバル（せんくら）は、事務局を務める仙台市市民文化事業団20周年を記念する事業として 2006年10月の3連休に第1回目を開催しました。
仙台にはプロのオーケストラがあります。3年に一度、世界中から若い精鋭が集まる仙台国際音楽コンクールを開催しています。 オペラや合唱を愛好するたくさんの音楽団体があります。このような仙台で育まれている音楽的財産をもっと多くの人々で楽しみたい、 身近にしたい．．．。このような思いがスタート地点でした。
しかし、クラシックコンサートは「敷居が高い」印象を抱かれがちです。
そこで、クラシック音楽をお祭りのように楽しむことをコンセプトとして、1公演45分、1000円、3歳以上・0歳以上入場可能な公演、 大人だけのゆったりした時間を持ちたいという方には託児サービス、朝から晩まで公演を設けるなど、様々なライフスタイルの方が参加しやすいように工夫を施し、「せんくら」が誕生しました。
親しみやすさからたくさんの継続を望む声が寄せられ、今や仙台の秋を彩る風物詩のひとつと言われるイベントとなりました。
じっくり音楽に耳を傾けたい方のために1500円、2000円の60分公演を設けるなど、少しずつリニューアルしながら今年9回目を迎えます。
