• 富岡 明子
    TOMIOKA Akiko
    声楽
    プロフィール

    兵庫県出身。東京藝術大学声楽科及び同大学院修士課程修了。

    在学中に安宅賞を、卒業時にアカンサス賞・同声会賞を受賞。

    2006年より、ローム音楽財団奨学生としてイタリア・パルマ音楽院にて学び、首席にて学位取得。

    2003年 第1回東京音楽コンクール3位

    2008年 第20回日本声楽コンクール2位及び奥田良三賞受賞。

    2007年ベリッツォーニ国際声楽コンクール2位及び聴衆賞。2008年フラビアーノ・ラボー国際声楽コンクール2位.

    2008年マルティーニ国際声楽コンクール3位他、多くの国内・国際コンクールで入賞、入選を果たす。

    2011年第80回日本音楽コンクール声楽部門第二位受賞。

    オペラでは、2004年彩の国芸術劇場におけるモーツァルト『フィガロの結婚』ケルビーノ役を皮切りに、2004年文化庁人材育成オペラ『フィガロの結婚』ケルビーノ、2005年小澤征爾音楽塾ロッシーニ『セヴィリヤの理髪師』(中国・日本公演)ロジーナ、2005年阪神大震災メモリアルコンサート・小澤征爾指揮『セヴィリヤの理髪師』ロジーナ、2006年~2008年 サイトウキネンフェスティバル・松本、青少年のためのオペラ『セビィリアの理髪師』ロジーナ、2008年東京文化会館主催ヴェルディ『椿姫』アンニーナに出演。

    また海外においても2006年パルマ歌劇場にてロッシーニ『試金石』クラリーチェ、2007年パルマ市主催オペラ・ガラコンサート、2007年ペーザロ、ロッシーニフェスティバル オペラ『ランスへの旅』マッダレーナ、2008年パルマ市主催 チャリティオペラ・ガラコンサート他、多数のオペラ、コンサートに出演している。宗教曲のソリストとしても在学中より多くの指揮者、オーケストラと共演を重ねている。今年は東京フィル及び京響の定期で披露したバーンスタイン作曲「エレミア」は深い精神性を体現した名演となった(いずれも広上淳一指揮)。

    2012年7月『カヴァレリア・ルスティカーナ』ローラで、東京二期会オペラ公演デビューを果たした。モーツァルト「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」のソリストとしても活躍しており、今後さらなる活躍が期待されている。二期会会員。

     

    せんくら10周年へのメッセージ
    せんくら10周年、おめでとうございます!

    人間の子供が0歳から10歳になるまで、と考えますと10年という月日は、まだ歩くこともできない赤ん坊が、立派な個の存在にまで成長する、濃厚で貴重な長い年月です。そしてせんくらもきっと、ひとりの子供が育つように、色々な方々の手を経てここまで歴史を重ねてこられたことと存じます。この歴史の1ページに参加できることをとても光栄に思っておりますし、せんくらの歩みを繋いでこられたお客様とスタッフの皆様にお目にかかることをとても楽しみにしております。
共演
石野真穂(ピアノ)
富岡 明子 ©篠原栄治
桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業。同大学アンサンブル・ディプロマ修了。

その後、笹川日仏財団の研修生として、パリのシャトレ劇場に於いて、サビーヌ・ヴァタンのもと、コレペティトゥーアの研鑽を積む。現在は、主に声楽の共演ピアニストとしての音楽活動を行っている。

また、二期会、新国立劇場におけるオペラ公演の音楽スタッフとしても関わり、近年はオペラ公演のチェンバロ奏者としても活動の場を広げている。東京NHK児童合唱団の録音、静岡国際オペラコンクールの公式伴奏者など、多方面で活躍中。

二期会オペラ研修所ピアニスト。新国立劇場オペラ研修所ピアニスト。