• 西江 辰郎
    NISHIE Tatsuo
    ヴァイオリン
    プロフィール

    新日本フィルのコンサートマスター、ソリスト、室内楽奏者としても活躍するヴァイオリニスト、西江辰郎は、1976年東京生まれ。桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て、桐朋学園ソリストデュプロマコース修了。国内コンクールに多数入賞し、2001年弱冠24歳で仙台フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに就任。多くのソロを受けもち、「英雄の生涯」、「シェヘラザード」など絶賛された。東京フィロスクヮルテット、セレーノ弦楽四重奏団を結成し、SPC大賞、せんだい芸術祭大賞、緑の風音楽賞、松尾音楽助成などの受賞歴をもつ。ヴァイオリンを辰巳明子、故ティボール・ヴァルガ、景山誠治、藤原浜雄、海野義雄の各氏に、室内楽を安永徹、市野あゆみ、ガボール・タカーチ=ナジ、岡山潔の各氏に師事。

    レパートリーもコレルリ、バッハから三善晃、カプースチンまでと幅広い。イタリアの作曲家アレッサンドロ・クオッツォとは友人で、無伴奏ヴァイオリンソナタなどを献呈された。

    日本、オーストリア、スイス、フランス、イタリア、チェコ、韓国など世界各地で演奏。ソリストとしても東京交響楽団、オーケストラ・T・ヴァルガ、仙台フィルハーモニー管弦楽団、仙台市民交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団等、国内外のオーケストラと共演。

    クリスティアン・アルミンク氏に認められ、05年より新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターに就任。07年には「M・マイスキー60歳記念プロジェクト」でチェロのミッシャ・マイスキー氏と共演。09年にはアールガウ交響楽団のソリストに抜擢され、チューリッヒ・トーンハレで協奏曲デビューを果たし、紙上でも賞賛された。2012年Atman Trio 「アートマン・トリオ」を結成。

    最近では小杉紗代のスパイラリング・スパークス、クオッツォの瞑想曲などを世界初演。リサイタルや室内楽の公演も積極的に行うかたわら後進の指導にも当たっている。2015年7月には新日本フィルとの共演が予定されている。

    レコーディングもライブ収録を多数行っており、いずれも高い評価を受けている。エネスコの幼き日の印象、ベートーヴェンのスプリングソナタ、クロイツェル、レスピーギといった作品を含むCDをまもなくリリース予定。

    http://homepage3.nifty.com/nishie-tatsuo/

    せんくら10周年へのメッセージ
    祝 10周年!!

    記念すべき年に出演させて頂けて感謝です。

    素晴らしいメンバーと、共演させて頂けるのが、今からとても楽しみです。舞台で沢山吸収して、今後の新たな一歩を踏み出したいと思います。

    メンバーもせんくらならでは!是非聴きにいらしてくださいね!
  • ©Kazuhiko Suzuki