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東京藝術大学指揮科、同大学院卒。卒業と同時に東京藝術大学、同付属音楽高校、静岡県常葉学園大学教育学部の各校講師となり、指揮法、和声学、ピアノ伴奏法、オーケストラ等の講義を担当した。
音楽活動の出発点として1986年より1997年まで、オペラ団体「二期会」において指揮者、副指揮者、合唱指揮者、ピアニスト、編曲家として様々な公演に携わった。また同時期に、斎田正子、錦織健等、人気歌手の伴奏ピアニストとして多くの演奏会に出演した。
オペラ指揮の研究者として、1993年と1997年の2年間、文化庁より奨学金を授与された。
現在は、日本のプロフェッショナルオーケストラのコンサート指揮者として、東京フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、オーケストラアンサンブル金沢、群馬交響楽団、札幌交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、東京シティーフィルハーモニック管弦楽団、京都市交響楽団において継続して演奏会に出演している。多彩かつ豊富な知識から生み出される、明るく歯切れのよいトークを交えた「楽しいクラシック音楽会」が好評である。
2005年6月にはオーケストラアンサンブル金沢 第184回定期公演を指揮。同オーケストラには2006年の定期公演への出演も決まっている。
クラシック以外のアーティストとの協演も多く、嵐(ジャニーズ)、今井美樹、イルカ、尾崎紀世彦、加藤登紀子、辛島美登里、川崎真世、来生たかお、今陽子、財津和夫、南こうせつ、村井国男、米良美一、森山良子、各氏のオーケストラコンサートを指揮した。
また、映画音楽のスペシャリストとしてCD「ジェリー ゴールドスミスの世界」「ジョンウィリアムズの世界1,2」がワーナーミュージックよりリリースされている。
指揮活動のほかにも、著書「オーケストラを読む本」、静岡新聞連続コラムの執筆、コシノジュンコ、フェンディなど有名デザイナーのファッションショー出演、NHK「プロジェクトX」等のテレビ出演、さらには、自らデザインしたタクトケースが、仏ルイヴィトンのカスタムメイドカタログに掲載される等、多彩な方面に活躍を広げている。 |
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