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PROGRAM

プログラム

米元響子・長谷川陽子・青柳晋
ピアノ三重奏

9月30日|月|13:15-14:00
会場D|日立システムズホール仙台|交流ホール
開場時間12:45
一般1,300円
U-18700円
3歳以上入場可
Pコード
597-743
出演米元 響子(ヴァイオリン)
長谷川 陽子(チェロ)
青柳 晋(ピアノ)
国際的に活躍する3人の実力派がせんくらで初共演。スラヴ的な愁いを含んだドヴォルザークの傑作ピアノ三重奏曲「ドゥムキー」で美しいハーモニーを奏でる。
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲 第4番「ドゥムキー」 
(アンコール)ブラームス:ハンガリー舞曲 第6番

ARTIST

出演アーティスト

ヴァイオリン
米元 響子
YONEMOTO Kyoko
3歳よりヴァイオリンをはじめ、梶田昭、伊達良、桐朋学園「子供のための音楽教室」では鈴木亜久里に、後に海野義雄の各氏に師事。1997年パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール(イタリア)において、史上最年少13歳で入賞後、日本音楽コンクール、モスクワ・パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール優勝など数々の賞を受賞。2003年パリに移り、ジェラール・プーレ氏に師事。2004年からはオランダ・マーストリヒト音楽院とキジアーナ音楽院でボリス・ベルキン氏に師事し、(公財)ロームミュージックファンデーション、(一財)ヤマハ音楽振興会の奨学生として修士課程を修了。2008年「出光音楽賞」受賞。 これまでにチョン・ミョンフン、ロベルト・ベンツィ、ユーリ・バシュメット、エリアフ・インバル、ハンス=マルティン・シュナイト、ガブリエル・フムラ、ギュンター・ノイホルト、小泉和裕、小林研一郎、広上淳一ら著名指揮者をはじめ、国内の主要オーケストラはもとより、モスクワ国立交響楽団、ケルン放送管弦楽団、リンブルフ交響楽団(オランダ)、リエージュ王立フィルハーモニー管弦楽団、ビルバオ交響楽団、台北市立交響楽団等の海外オーケストラとも多数共演。室内楽の分野でもヨーロッパ・日本を中心に活躍中。 近年ではイタリア・キジアーナ音楽院でブラームスの全曲演奏会、トリエステ・ヴェルディ劇場オーケストラ(イタリア)とプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番をペドロ・アルフテル=カロの指揮で演奏し好評を博した。ベルギーの音楽祭では室内楽シリーズでジャン=クロード・ヴァンデン・アイデン(ピアノ)やデイヴィッド・コーエン(チェロ)などと共演を果たしている。 今シーズンは、4月に東京都交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団と小泉和裕指揮でチャイコフスキーの協奏曲を好演。7月はフィリアホール「土曜ソワレシリーズ」にて、上村文乃(チェロ)、菊池洋子(ピアノ)とのトリオ公演を、10月には、堀込ゆず子、有希マヌエラ・ヤンケ、青木尚佳と「4つのヴァイオリン・コンサート」の国内ツアー等を控えている。 2019年3月、キングインターナショナルより初のCD「イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲(未完の新発見ソナタも含む)」を発売。文化庁芸術祭優秀賞、「レコード芸術」特選盤に選出された。 現在、オランダ・マーストリヒト音楽院教授。 使用楽器は1727年製のストラディヴァリウス(サントリー芸術財団より貸与)。
ピアノ
青柳 晋
AOYAGI Susumu
ニカラグア生まれ、米国で5歳よりピアノを始める。日本に帰国後、全日本学生音楽コンクール全国大会で第1位受賞。桐朋学園大学在学中に西日本音楽賞を受賞、その後ベルリン芸術大学に留学。1992年ロン=ティボー国際コンクールに入賞後、ヨーロッパ各地からアメリカに至るまで各地で演奏活動を展開。ハエン、カゼッラ、ポリーノの各国際ピアノコンクールで1位受賞。1997年頃より日本でも演奏活動を開始し、2000年には青山音楽賞を受賞。第28回日本ショパン協会賞受賞。
これまでに8枚のソロアルバムをリリースし、いずれも高い評価を受けている。
2006年より2021年までリスト作品をメインに据えた自主企画リサイタルシリーズ「リストのいる部屋」を毎年開催。国内外のオーケストラとも数多く共演し、著名アーティストからの信頼も厚く、近年は室内楽奏者としても活躍の場を広げている。
コンクール審査員としても経験を重ね、日本音楽コンクール、東京音楽コンクール、ハエン国際コンクール審査員などを歴任し、高松国際ピアノコンクールでは第一回目から審査に参加、現在副審査委員長として同コンクールのプロデュースにも携わる。
東京藝術大学教授、洗足学園大学客員教授、札幌大谷大学客員教授、長崎おぢか国際音楽祭音楽監督を務めながら幅広く演奏活動を継続中。

Webサイト:susumusic.jp
チェロ
長谷川 陽子
HASEGAWA Yoko
色彩豊かな音色と音楽性を持ち合わせた、日本を代表するチェロ奏者の一人。2022年デビュー35周年を迎えた。
桐朋学園大学付属「子供のための音楽教室」で井上頼豊氏に師事。1987年リサイタル・デビュー。翌1988年小林研一郎指揮/日本フィルとの共演で協奏曲デビュー。桐朋学園音楽大学を経て、シベリウス・アカデミー(フィンランド)に留学。アルト・ノラス氏に師事し、1992年首席で卒業。これまでNHK交響楽団、プラハ交響楽団等、国内外の主要オーケストラとの共演多数。その他、日本各地でリサイタルに出演。室内楽奏者としても多くのコンサートに出演している。絵本「まってる。」(千倉書房)、「金子みすゞ」の詩、「セロ弾きのゴーシュ」などを題材とした企画コンサートにも出演し、幅広いファン層から支持を得ている。また仙台クラシックフェスティバル、小値賀音楽祭(長崎・五島列島)など全国の音楽祭から招待され出演している。プロデューサーとしても活躍しており、バッハをテーマとしたコンサートを企画・出演。国際コンクールの審査員や室内楽奏者としても活躍。
メディアへの露出も多く、NHK Eテレ「ららら♪クラシック」ではMC高橋克典氏のチェロの先生やゲスト等でたびたび出演した。その他、ラジオのパーソナリティなどでレギュラー出演するなどしている。
CDは「ブラームス/ソナタ」「バッハ/無伴奏チェロ組曲」「展覧会の絵」「バーバー&エルガー:チェロ協奏曲」「チェリッシモ」「シャコンヌ」「ショパン・トリビュート」等をリリース。最新版はベートーヴェン作品全曲を録音したCDが日本アコースティックレコーズより2022年にリリースされる。
アリオン賞審査員奨励賞、松村賞、霧島国際音楽祭賞、ロストロポーヴィチ国際コンクール特別賞、モービル音楽賞奨励賞、新日鉄音楽賞フレッシュ・アーティスト賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞等、受賞多数。現在、桐朋学園大学音楽学部准教授として後進の指導にもあたっている。チェロ協会理事。

Webサイト:yoko-hasegawa.com/

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