アーティスト

大西 宇宙 (バリトン)
ONISHI Takaoki
声楽

武蔵野音楽大学及び大学院修了。全日本学生音楽コンクール第一位およびイタリア声楽コンコルソ金賞・バリトン特賞を受賞後、IFACジュリアード音楽院声楽オーディションにて最優秀賞を受賞し、日本人としては数少ない声楽専攻生としてジュリアード音楽院に入学。在学中は、《フィガロの結婚》《エフゲニー・オネーギン》《マタイ受難曲》など多くの公演に主要キャストとして抜擢されたほか、学内オーディションを経て、リンカーン・センターでリサイタル・デビューを飾った。卒業時には在学中の活躍を讃えられ、特別賞と奨学金を付与された。
アメリカのオペラ・インデックス、リチア・アルバネーゼ=プッチーニ国際コンクールなどのコンクールで第1位を獲得し、モントリール国際コンクールではファイナリスト、プレミエオペラ財団国際声楽コンクールで優勝し、同時にホロストフスキー記念特別賞を受賞。 2015年から3年間、シカゴ・リリック歌劇場ライアン・オペラ・センターに所属し、《エフゲニー・オネーギン》《真珠採り》《カルメン》他に出演。アメリカでのプロ・デビューとなった世界初演オペラ《Bel Canto》に神父アルゲダス役で出演。全米で放映され、新聞・クラシック雑誌から称賛を得た。
2019年、セイジ・オザワ松本フェスティバルのF.ルイージ指揮《エフゲニー・オネーギン》にてタイトルロールを務め、日本でオペラ公演デビュー。NHK交響楽団/P.ヤルヴィ指揮《フィデリオ》(演奏会形式)、ノースカロライナ歌劇場/原田慶太楼指揮《カルメン》、《道化師》、アーサー・フェイガン指揮《フィデリオ》(コンサート形式)、バッハ・コレギウム・ジャパン/鈴木優人指揮《リナルド》、びわ湖ホールオペラ/沼尻竜典指揮《ローエングリン》《ニュルンベルクのマイスタージンガー》、まつもと市民オペラ/城谷正博指揮《山と海猫》(信長貴富作曲世界初演)、新国立劇場/ガエタノ・デスピノーザ指揮《愛の妙薬》、ヒューストン・グランド・オペラ/キム・ウンソン指揮《トゥーランドット》、井上道義作曲・指揮/《A Way from Surrender〜降福への道〜》(世界初演)、東京・春・音楽祭/リッカルド・ムーティ指揮《仮面舞踏会》等に出演。2023年、兵庫県立芸術文化センター 佐渡裕プロデュース・オペラ《ドン・ジョヴァンニ》に主演し絶賛され、鈴木優人指揮BCJ 《ジュリオ・チェーザレ》《魔笛》、阪哲朗指揮全国共同オペラ《こうもり》で高評された。2024年は新国立劇場/飯森範親指揮《コジ・ファン・トゥッテ》等に出演予定。2025年2月〜3月にはダラス・オペラにて 《ラ・ボエーム》、5月にはミネソタ・オペラにて 《セビリアの理髪師》フィガロ役でデビューが決まっている。
リサイタルでは、2023年5月に東京オペラシティ文化財団主催「B→C(ビートゥーシー):バッハからコンテンポラリーヘ」では、バロックトランペットとの共演やマーティン・リーガンに尺八とバリトンによる「松尾芭蕉による季節の四句」を委嘱し、世界初演を行った。
五島記念文化賞オペラ新人賞成果発表リサイタルでは、ブライアン・ジーガーを招聘し、旅をテーマに様々な原語で唯一無二の楽曲構成を、また日本モーツァルト協会ではモーツァルトと同時代の作曲家を取り入れ意欲旺盛で珍しいプログラミングを披露した。
オーケストラとはカーネギーホールにてニューヨーク・オラトリオ協会主催の《カルミナ・ブラーナ》、シベリウス《クレルヴォ》交響曲、2020年3月には《ドイツ・レクイエム》(批評校訂版/世界初演)のソリストを務めた。
日本では各地で飯森範親指揮《カルミナ・ブラーナ》《抒情交響曲》、マーラー《大地の歌》(川島素晴編/初演)、広上淳一指揮《ドイツ・レクイエム》《ミサ・ソレムニス》、プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団《イオランタ》(演奏会形式)、高関健指揮《戦争レクイエム》、阪哲朗指揮山形交響楽団定期公演、ショルテス指揮モーツァルト《レクイエム》、原田慶太楼指揮ヴォーン・ウィリアムズ《海の交響曲》、鈴木優人指揮《電話》、ヴァイグレ指揮読売日本交響楽団シュニーダー《聖ヨハネの黙示録》《ドイツ・レクイエム》、鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパン《メサイア》《第九》、シューベルト《ミサ曲第5番》、尾高忠明指揮NHK交響楽団《第九》等に出演し高評を得ている。
第30回五島記念文化賞 オペラ新人賞、第30回日本製鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞。第 25 回(2023年度)ホテルオークラ音楽賞、令和5年度(第74回)芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
CD「詩人の恋」(ピアノ:小林道夫)をBRAVO RECORDSよりリリース。
公式ホームページ takaoki.com/

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