PROGRAM
プログラム
出演セレーノ弦楽四重奏団(アンサンブル)
ブラームス:弦楽四重奏曲 第1番
ARTIST
出演アーティスト
ヴァイオリン
西江 辰郎
NISHIE Tatsuo
レパートリーもコレルリ、バッハから三善晃、カプースチンまでと幅広い。イタリアの作曲家アレッサンドロ・クオッツォとは友人で、ピアノのジュゼッペ・アンダローロとのイタリア・リサイタルツアーでは無伴奏ヴァイオリンソナタを献呈された。
日本、オーストリア、スイス、フランス、イタリア、チェコ、韓国、マレーシアなど世界各地で演奏。
ソリストとしても東京交響楽団、オーケストラ・T・ヴァルガ、仙台フィルハーモニー管弦楽団、仙台市民交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団等、国内外のオーケストラと共演。
クリスティアン・アルミンク氏に認められ、2005年より新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターに就任。2007年には「M・マイスキー60歳記念プロジェクト」でチェロのミッシャ・マイスキー氏と共演。2009年にはアールガウ交響楽団のソリストに抜擢され、チューリッヒ・トーンハレで協奏曲デビューを果たし、紙上でも賞賛された。リサイタルではアンドレア・タランティーノのSulla Via del Graal,アレッサンドロ・クオツッオのMeditationや小杉紗代のSpiraling Sparksなど世界初演。2012年、Atman Trioを結成。
2015年には久石譲の新曲「室内交響曲」の世界初演にて6弦エレクトリックヴァイオリンのソロを務め話題になった。以来、久石譲の新シリーズMusic Futureにてバンドマスターをつとめている。16年「題名のない音楽会」にピアノの上原ひろみとゲスト出演。コロナ禍となった2020年~2021年にはブルーノート東京にて“Save Live Music Returns” Hiromi Piano Quintetに出演。Hiromi Piano Quintet にてFuji Rock Festivalに出演、また全国ツアーを行った。また、ピアノトリオでのニューアルバムをリリース。2022年1月にはソリストの来日がかなわずコンチェルト独奏を務め、佐渡裕と初共演。また、久石譲の「室内交響曲」の再演のソリストを務めた。
DVD
「DUO」西江辰郎&アンダローロ (FOVD 101)
CD
「ラヴェル/コダーイ/ラフマニノフ」西江、富岡、岡田(OVCL-00744)
「サン=サーンス:幻想曲 ルニエ:スケルツォ・ファンタジー 他」(OVCL-00669)
「ベートーヴェン:「春」エネスコ:幼き頃の印象」 (FOCD9677/8)
「レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ他」 (FOCD9677/8)
「ベートーヴェン:クロイツェル メシアン:主題と変奏」(FOCD9705)
「ATMAN」NISHIE & OKADA (FOCD3512)
「シューマン&R.シュトラウス」西江&坂野 (FOCD3511)
「カプースチン」西江辰郎&アンダローロ デュオリサイタル 3(FOCD3510)
「フランク&プロコフィエフ」西江&アンダローロ デュオリサイタル 2 (FOCD9337)
「西江辰郎&アンダローロ デュオリサイタル」(FOCD9236)
「ARENSKY」(HCC-2027)
ヴィオラ
佐々木 真史
SASAKI Masashi
これまでにヴァイオリンを鈴木嵯峨子氏に、ヴィオラを小国英樹、浅妻文樹、川崎和憲の各氏に、室内楽を岡山潔氏に師事。
現在、 バッハ協会管弦楽団首席奏者。
千葉交響楽団契約首席奏者。
東邦音楽大学非常勤講師。
チェロ
原田 哲男
HARADA Tetsuo
1997年からは米国ダラス市の南メソヂスト大学より奨励金を得て、同大アーティストディプロマコースに入学、同年夏「チェロアンサンブルサイトウ」のメンバーとして日本、ヘルシンキ及びサンクトペテルブルグの世界チェロコングレスに出演した。
1999年から2012年まで仙台フィルハーモニー管弦楽団首席チェロ奏者を務め、その間北爪道夫のチェロ協奏曲(仙台フィル委嘱作品)を初演のほか、定期公演等にソリストとしても出演した。そのほか仙台市民交響楽団、仙台ニューフィルハーモニー管弦楽団といった地元のオーケストラとの共演、プラハ放送交響楽団宮城公演のソリストとして起用された。
2001年第4回ビバホールチェロコンクール第3位。仙台フィルメンバーによるセレーノ弦楽四重奏団でも活躍。「松尾音楽助成賞」受賞、また原村室内楽セミナーにおいて「緑の風音楽賞」受賞。2006、2007、2014年には秋吉台室内楽セミナーに講師として招かれた。
森川諄一、木越洋、ユリウス・べルガー、岩崎洸の各氏に師事。2007年9月より文化庁海外派遣研修員として1年間ドイツに留学し、クリスティアン・ギガ-氏(ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団第一ソロチェリスト)に師事。
2013年から2016年まで九州交響楽団首席チェロ奏者を務め、ソリストとして九州交響楽団、また九州各地のオーケストラと共演。2016、2018年夏霧島国際音楽祭に出演。現在福岡市を拠点にフリーのチェロ奏者として、ソロ、室内楽、後進の指導など、幅広く活動を展開している。
アンサンブル
セレーノ弦楽四重奏団
Sereno String Quartet
セレーノ弦楽四重奏団
2002年当時の仙台フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者たちにより結成される。
02年,03年度松尾音楽助成を受賞。同年4月原村室内楽セミナーにて最優秀カルテットとして「緑の風音楽賞」を受賞。仙台国際音楽コンクール優勝者のジュゼッペ・アンダローロとのピアノ五重奏、A.Cuozzoの新曲の世界初演や恵比寿麦酒記念館における「ミュージアムコンサート」、外山雄三プロデュース「室内楽の楽しみ」等各地で演奏活動を展開。
JTアンサンブルシリーズに出演。岡山潔氏に師事。
現在メンバーは新日本フィル、仙台フィル、千葉交響楽団などで首席奏者を務めている。
西江 辰郎 NISHIE Tatsuo (第1ヴァイオリン)
仙台フィルコンサートマスターを経て2005年より新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター。久石譲Future Bandバンドマスターも務めている。ディスコグラフィーも多く、いずれも好評を博している。
小川 有紀子 OGAWA Yukiko (第2ヴァイオリン)
大阪府箕面市出身4歳よりヴァイオリンを始める。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校卒業。東京藝術大学首席卒業、英国王立音楽院の大学院を首席卒業。第36回全日本学生音楽コンクール西日本大会中学校の部第1位。第58回日本音楽コンクール入選。第1回東京現代音楽祭室内楽コンクール第1位、併せて第1回朝日現代音楽賞を受賞。第7回東京国際音楽コンクール室内楽部門第2位、併せてルフトハンザ賞を受賞。これまでに、ヴァイオリンを東儀幸、矢嶋佳子、日高毅、澤和樹、ジョルジュ・パウクの各氏に師事、室内楽の指導を岡山潔氏に受ける。筑波大学附属盲学校高等部特別非常勤講師を1999年~2003年まで、オホーツク紋別音楽セミナー講師を2016年まで務めた。また、2008年~2016年まで東京藝術大学非常勤講師を務めた。
現在、仙台フィルハーモニー管弦楽団第2ヴァイオリン副首席奏者。紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。
ハナミズキ室内合奏団主宰。ハナミズキ音楽アカデミー主宰。ヴァイオリンJr.倶楽部〈気仙沼・岩沼・仙台・山形〉。松田鉄雄ヴァイオリンクラブ音楽監督兼講師。
佐々木 真史 SASAKI Masashi (ヴィオラ)
東京藝術大学卒業。東京藝術大学管弦楽研究部講師を経て、2011年まで、仙台フィル首席奏者を務める。現在、 千葉交響楽団契約首席奏者。東邦音楽大学非常勤講師。
原田 哲男 HARADA Tetsuo (チェロ)
桐朋学園大学卒業。ドイツ、アメリカへ留学後1999年から2016年にかけて仙台フィルハーモニー管弦楽団と九州交響楽団の首席奏者を歴任した。現在はフリーのチェロ奏者として福岡市を拠点に活動している。