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プログラム

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音楽と文学と私 
~佐伯 一麦 読むクラシック
― 音楽と私の風景より~

10月2日|日|14:00-14:45
会場D|日立システムズホール仙台|交流ホール
開場時間13:30
一般1,300円
U-18700円
3歳以上入場可
Pコード
597-743
出演石丸 友貴(ピアノ)
佐伯 一麦(監修・おはなし)
渡辺 祥子(聞き手)
せんくら×仙台文学館コラボ企画。仙台の五月のみどり、高校時代の音楽好きな仲間たちとの思い出、電気工時代に工場で聴いていた音楽、北欧の思い出… 音楽を友とする仙台文学館館長の作家・佐伯 一麦氏の心に残る特別な作品をプログラムに。佐伯館長のトークとともに仙台市出身のピアニスト石丸 友貴が数々の名曲を奏でる。
メンデルスゾーン:無言歌集より 五月のそよ風
シューマン:謝肉祭より 終曲「フィリシテ人と闘う『ダヴィッド同盟』の行進」
シューベルト:即興曲より 作品90-3
ブラームス:間奏曲 作品117-1
トルストイ:ワルツ
シベリウス:五つの小品から「樅の木」作品75-5
ショパン:バラード 第1番
ARTIST

出演アーティスト

ピアノ
石丸 友貴
ISHIMARU Yuki
仙台市生まれ。5歳よりピアノを始め、桐朋学園音楽学部附属子供のための音楽教室仙台教室にて学ぶ。
桐朋女子高等学校音楽科卒業後、桐朋学園大学在学中に渡仏。パリ地方音楽院を経て、パリ国立高等音楽院に入学。修士課程を最優秀の成績で修了。
第37回カワイピアノコンクール全国大会第1位大賞、第59回全日本学生音楽コンクール東京大会中学校の部第2位、第4回フォーレ国際ピアノコンクール第3位、第6回イスキア国際ピアノコンクール第2位など数々のコンクールで入賞。また、フランス、イタリア、仙台にてリサイタルを開催。
これまでに庄司美知子、菅野潤、竹内啓子、本村久子、オリヴィエ・ガルドン、クレール・デゼール、エマニュエル・メルシエの各氏に師事。
現在仙台中央音楽センターにて後進の指導にあたるほか、演奏活動を精力的に行なっている。
おはなし
佐伯 一麦
SAEKI Kazumi
1959(昭和34)年仙台市生まれ。仙台一高卒業後、小説家を目指し上京。週刊誌記者や電気工などの仕事をしながら、小説を書き続ける。1984(昭和59)年に「木を接ぐ」で第3回海燕新人文学賞を受賞。その後『ショート・サーキット』(福武書店、第12回野間文芸新人賞)、『ア・ルース・ボーイ』(新潮社、第4回三島由紀夫賞)、『遠き山に日は落ちて』(集英社、第1回木山捷平文学賞)、『鉄塔家族』(日本経済新聞社、第31回大佛次郎賞)、『ノルゲNorge』(講談社、第60回野間文芸賞)、『還れぬ家』(新潮社、第55回毎日芸術賞)、『渡良瀬』(岩波書店、第25回伊藤整文学賞)、『山海記』(講談社、第70回芸術選奨文部科学大臣賞)など、数々の著作を執筆。文学分野だけではなく、クラシック音楽・美術・工芸など、他の分野についても造詣が深く、自らと音楽とのかかわりを記した「読むクラシック」(集英社新書)の著書もある。2008年「ライブ文学館音楽をめぐる言葉の風景佐伯一麦とともに」(主催:仙台市市民文化事業団・企画構成:仙台文学館)への出演や、2010年〈仙台フィルハーモニー管弦楽団第250回定期演奏会「ペレアスとメリザンド」〉関連事業として〈「ペレアスとメリザンド」をめぐってードビュッシーとメーテルリンクー〉と題した講演も行っている。2020年4月から仙台文学館館長を務める。
聞き手
渡辺 祥子
WATANABE Shoko
1991年フリーアナウンサーとして独立し、仙台を拠点に幅広い分野で活躍。
1998年より朗読家としての活動を始め、活動の場を全国に広げると共に、「言葉の力・生きる力」をテーマとした講演や執筆にも取り組む。
東日本大震災以降は、被災地で懸命に生きる人々の姿を積極的に発信。被災地と支援者を結ぶ活動を行い、2014年にエッセイ集『3.11からのことづて~災後を生きる人たちの言葉~』、2021年に『困難を希望に変える力~10年後のことづて~』を出版。現在も、言葉の展示や講演・朗読コンサートなどで、被災地からのメッセージを届け続ける。
3.11を語りつぐ会代表、仙台文学館友の会会長を務める。
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