1994年生まれ仙台市出身。5歳よりヴァイオリンをはじめ、桐朋学園大学ソリストディプロマコース、慶應義塾大学法学部を経て、現在ドイツのクロンベルクアカデミーにてクリスチャン・テツラフ氏に師事し研鑽を積む。これまでに中塚久、渋谷由美子、堀正文,漆原啓子の各氏に師事。
2013年第82回日本音楽コンクール第1位,岩谷賞(聴衆賞),黒柳賞,レウカディア賞,鷲見賞,全部門を通じて最も印象的な演奏に対し贈られる増沢賞を受賞。
これまでに山下一史、円光寺雅彦、尾高忠明、山田和樹、川瀬賢太郎各氏等の指揮でNHK交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京シティーフィルハーモニック管弦楽団、セントラル愛知交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、横浜シンフォニエッタ等と共演。2014,2015年度公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。
2002年チャイコフスキー国際コンクール最高位入賞(1位なしの2位)。2001年サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクール優勝。
R.リプセット、D.ディレイ、川崎雅夫、Z.ブロンの各氏に師事。ロサンジェルス・フィル、デトロイト響、ヒューストン響、シンシナティ響、ボルティモア響、サンフランシスコ響、クリーヴランド管など主要な北米オーケストラと共演し、幼少時より豊富なステージ経験を積む。ラヴィニア音楽祭では、芸術監督エッシェンバッハと共演し、“エッシェンバッハの躍動感あるピアニズムに彼女は常に音楽的に音をぴったりと合わせ、すばらしい落ち着きと自信を持って演奏した/シカゴ・トリビューン紙”と評された。更に、ファビオ・ルイジ指揮ライプツィヒ放響、サンクトペテルブルグ響ほか、リトアニア、ドイツ、スウェーデン、イタリアなど、ヨーロッパに活躍の場を広げる。
日本へは97年、チョン・ミョンフン指揮アジア・フィルのソリストとして初来日。同年、ニューヨークのモーストリー・モーツァルト・フェスティバル・オーケストラとのツアーで再来日し、その年の演奏活動に対して、リンカーンセンターより、エヴリー・フィッシャー賞を受賞。以後、定期的に来日して、日本の主要オーケストラと共演を重ねる他、インバル指揮ベルリン響、フェドセーエフ指揮モスクワ放響、プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管などの日本公演のソリストに迎えられ、高度な技術と作品の品位を尊ぶ深い音楽性に高い評価を得ている。 2010年、ドイツ国内10都市において、ヴィヴァルディ:四季・コンサートツアーを行なう。2015年は小菅優とのデュオでドイツ・ツアーを実施。近年はワシントンや淡路島で自ら企画するコンサートを行うなど、コンサート・プロデューサーとしての才能も発揮している。
CDはエイベックス・クラシックスより2004年協奏曲によるデビュー・アルバムをリリース。セカンドアルバム「リサイタル!」は『レコード芸術』の特選盤に選ばれ、09年には「ヴィヴァルディ:四季」をリリース。室内楽にも積極的に取り組み、遠藤真理、三浦友理枝とのトリオ「RAVEL」をリリース。最新CDは「ライブ・イン・ワシントン」。
使用楽器は、1779年製ジョヴァンニ・バティスタ・グァダニーニ(S&R財団貸与)。ミュンヘン在住。
オフィシャル・ウェブ・サイトwww.tamakikawakubo.com/
1976年ブルガリア・ルセに生まれる。5歳よりルセ音楽院に学び、後にパリ国立高等音楽院及びパリ・エコール・ノルマルでジェラール・プーレ、ドゥヴィー・エルリー、ジャン=ジャック・カントロフ等に師事。インディアナポリス国際、メルボルン国際室内楽、ロン=ティボー国際等での受賞を誇り、2001年には第1回仙台国際音楽コンクールで優勝、併せてバッハ賞、駐日フランス大使賞、聴衆賞も受賞した。
ルセフはバロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを誇り、特に近年はコンサート、レコーディングの両面において、パンチョ・ヴラディゲロフの作品を多く取り上げるなど、ブルガリア出身作曲家の作品普及に力を注いでいる。それらの貢献に対し、2006年、ブルガリアの“ミュージシャン・オブ・ジ・イヤー”選出、2007年にはブルガリア文化省より“La Lyre de Crystal”(クリスタル・リラ)が贈られている。
これまでに、チョン・ミョンフン、ユーディ・メニューイン、レオン・フライシャー、マレク・ヤノフスキ、ジョン・アクセルロッド、フランソワ=グザヴィエ・ロト、ジャン=ジャック・カントロフ、デニス・ラッセル・デイヴィス、レオ・フセイン、エミール・タバコフなどの指揮の下、ソリストとして世界各地で高い評価を得、室内楽の分野でも、ジャン=マルク・ルイサダ、エリック・ル・サージュ、フィリップ・カサール、アントワーヌ・タメスティ、ポール・メイエ、フィリップ・ベルノルド、アルト・ノラス、ジャン・ワンなどと共演を重ねている。日本では、東京フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団などに招かれており、「ストラディヴァリウス・コンサート」、Hakuju Hall、浜離宮朝日ホールでのリサイタルなどで、その揺るぎないテクニックと豊かな表現力が絶賛された。
録音も多く、ヴラディゲロフの作品集、カール・アマデウス・ハルトマンのヴァイオリン協奏曲「葬送協奏曲」、イザイ、フランクなどの作品を収録した“De l’Ecole Franco-Belge du Violon”およびグリーグ、メトネルの第3番ソナタがリリースされている。2015年にはシベリウスおよびヴラディゲロフの協奏曲を収めた最新CDが発売され、好評を得ている。
ソリスト、室内楽奏者としての活躍に加え、コンサートマスターとしての信頼も厚く、2007年~15年までソウル・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めた。現在は、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスター(2005年~)、また2008年9月からは、カントロフの後任としてパリ国立高等音楽院の教授に就任、後進の指導にもあたっている。
使用楽器は、日本音楽財団から貸与されているストラディヴァリウス 1710年製ヴァイオリン「カンポセリーチェ」。
1992年札幌市生まれ。3歳よりヴァイオリンを始める。これまでに、澤田まさ子、市川映子、藤原浜雄、ジャン=ジャック・カントロフ、スヴェトリン・ルセフ、フローリン・シゲティらに師事。
2006年第60回全日本学生音楽コンクール中学校の部全国大会第1位、都築音楽賞、兎束賞、東儀賞受賞。07年第5回東京音楽コンクール弦楽部門第1位及び聴衆賞受賞。08年第29回霧島国際音楽祭大賞受賞。09年ラヴェル国際音楽アカデミーに参加しラヴェル音楽院賞受賞。第78回日本音楽コンクール第2位、E・ナカミチ賞受賞。いしかわミュージックアカデミーIMA奨励賞受賞。10年ロームミュージックファンデーション奨学生。同年、桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)卒業後パリに本拠を移し、パリ第13区コンセルヴァトワール入学。ロン=ティボー国際コンクール第2位、サセム賞受賞。
11年9月よりパリ国立高等音楽院で学ぶ。12年エリーザベト国際コンクール第2位。フランス各地で、カントロフ指揮/ドゥエ管弦楽団との共演でパガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番を演奏した。12月には、下野竜也指揮/読売日本交響楽団と札幌で共演。13年第5回仙台国際音楽コンクール第2位を受賞。
これまでに、尾高忠明、小林研一郎、エマニュエル・クリヴィヌ、沼尻竜典、梅田俊明、飯森範親、松沼俊彦、海老原光、大井剛史、船橋洋介、イプ・ウィンシーほかの指揮、オルレアン交響楽団、ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団、ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、NHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、群馬交響楽団、東京ヴィヴァルディ合奏団ほかと共演。
使用楽器は、匿名の所有者からの貸与を受けて、ガルネリ・デル・ジェス”ex-William Kroll”1738年製を使用。パリ在住。
桐朋学園ソリスト・デュプロマ・コース修了。97年よりスイスへ留学。帰国後、2001年に弱冠24歳で仙台フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターに就任。05年より新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター。また、セレーノ弦楽四重奏団第1ヴァイオリン。
在学中校内オーケストラのコンサートマスターを務め、93年には初リサイタルを開催。88年から96年にかけて国内のコンクールに多数入賞。スイスに渡り、ローザンヌ、シオン、ジュネーヴ、フランスなどで数多くのフェスティバルに出演。仙台フィルハーモニー管弦楽団在籍中は、多くのソロを受け持ち、シェヘラザード、ブラームスのドッペルコンチェルトにてSPC大賞を受賞。現在、新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターとして活躍すると共に、ソリスト、室内楽奏者としても積極的に活動している。
これまでに、日本フィルハーモニー交響楽団、大阪センチュリー交響楽団などにゲスト・コンサートマスターとして招かれ、また、ソリストとして東京交響楽団(新田ユリ指揮)、オーケストラ・T・ヴァルガ(T.ヴァルガ指揮)、仙台市民交響楽団(山田和樹指揮)、オーケストラ・アンサンブル金沢(外山雄三指揮)、チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団(D.ボストーク指揮)他、国内外のオーケストラと共演。06年イタリアにてピアノのジュゼッペ・アンダローロとリサイタルツアーを行い、アレッサンドロ・クオッツォ氏より「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」を献呈される。07年にはM.マイスキー60歳記念プロジェクト」でチェロのミッシャ・マイスキー、娘のリリー・マイスキーと共にピアノ・トリオを共演。09年、D.ボストーク指揮、アールガウ交響楽団のソリストとして、チューリヒのトーンハレにてコンチェルト・デビューを果たす。2010年マレーシア・フィルにゲスト・コンサートマスターとして招かれる。新作初演も積極的に行っており、近年では、2013年に、アレッサンドロ・クオッツォ:瞑想曲、小杉紗代:スパイラリング・スパークス を世界初演。2015年には久石譲:6弦エレクトリック・ヴァイオリンの為のチェンバーシンフォニーでソロを担当、世界初演に参加した。
これまで7枚のCDを発表。最新は「ベートーヴェン:『春』、レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ、エネスコ:幼き頃の印象 他/西江辰郎&ジュゼッペ・アンダローロ」。
使用楽器はSantino Lavazza 1764年製。
HP homepage3.nifty.com/nishie-tatsuo/
札幌市出身。6才よりヴァイオリンをはじめる。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業、その後、英国王立北音楽院で首席栄誉付ディプロマ取得。同音楽院よりバルビローリ賞をはじめ、多くの褒賞を受賞。英国を拠点に活動し、海外オーケストラとの共演や、ザルツブルグをはじめ世界各地の音楽祭で演奏、著名な演奏家との共演も数多い。
英国にてNISHIMOTO TRIO、イゾラーニ・カルテットそれぞれを結成し、ウィグモアホール(ロンドン)など著名なホールで招待演奏、イギリス・オーストラリア両国国営放送(BBC、ABC)などにも出演した。
2010年日本帰国後、ニュークラシカルオーバーグループ《Rain Cats & Dogs》結成、ユニークな活動は好評を博している。 また、 同年、自身が掲げる《VIOLINable》をテーマに、ヴァイオリンでの音楽可能性を追求するコンサートプロジェクトを始動。 活動の幅は多岐にわたり、多くの映画音楽などのレコーディングに参加し、NHK BS1『列島ニュース』オープニングテーマ曲を演奏。各種施設での訪問ボランティア演奏など、アウトリーチ活動にも精力的に取り組んでいる。多くの国内主要オーケストラでゲストコンサートマスターや客演首の経験を重ね、2012年、仙台フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターに就任。
現在、仙台国際音楽コンクール企画推進委員会委員、ふもとのこどもオーケストラ音楽監督、Mt.FUJI交響楽団ミュージックアドヴァイザーも務める。
渡辺玲子は、超絶的なテクニック、玲瓏で知的な音楽性、切れ味鋭い官能性とその広いレパートリーで日本のみならず世界のヴァイオリン界をリードする逸材である。
第50回日本音楽コンクールにおいて最年少優勝、同時に第1回増沢賞(全部門を合わせて最も優れたものに与えられる賞)を受賞、翌年N響と共演し衝撃的なデビューを飾った。その後、ヴィオッティ、パガニーニ両国際コンクールで最高位を受賞。
ニューヨークのジュリアード音楽院に全額奨学生として留学し学士と修士を取得。その後、ニューヨークを本拠地として、世界各地でオーケストラとの共演、リサイタル、音楽祭への参加と国際舞台で目覚ましく活躍している。
これまでに国内の主要オーケストラはもとより、ワシントン・ナショナル響、ロサンゼルス・フィル、セントルイス響、ヴァンクーヴァー響、フィルハーモニア管、BBC響、ウィーン・トーンキュンストラー管、ロシア・ナショナル管、サンクトペテルブルク響、バンベルク響、N響などと共演、また、日本フィルのヨーロッパ・ツアー、東響のアメリカ・ツアーにもソリストとして同行している。
また、1999年にはニューヨークのリンカーン・センターにおいてニューヨーク・リサイタル・デビューを果たし、NYタイムズ紙はその演奏を「圧倒的なテクニック、華麗な音色、劇的な音楽表現」と評し、見出しに「ヴィルトゥオーゾの圧倒的迫力に脱帽」と掲げて絶賛した。このほか、ワシントンのケネディー・センターやラヴィニア音楽祭、イタリアのストレーサ音楽祭等にも出演。
CDデビューはシノーポリ指揮ドレスデン・シュターツカペレとの共演で、演奏会が録音されたCDがリリースされると同時に高く評価された。その他、これまでに”マイ・フェイヴァリッツ”、”バッハ無伴奏ソナタ&パルティータ”、”チャイコフスキー&ショスタコービッチ:ヴァイオリン協奏曲”、“カルメン・ファンタジー”、“ SOLO”などがある。
2004年からは演奏活動の傍ら教育にも携わり、秋田の国際教養大学特任教授として、音楽を専攻していない若者にも音楽の深さを知ってもらおうと、秋学期に集中講義(「音楽と演奏」)を行っている。
東京生まれ、現在ニューヨーク在住。2005年、第35回エクソン・モービル音楽賞奨励賞受賞。
使用楽器は、日本音楽財団より貸与された1736年製グァルネリ・デル・ジェス「ムンツ」。
www.reikowatanabe.com/
桐朋学園大学より洗足学園大学に編入、ヴィオラに転向後卒業。学生時代より演奏活動を始め、小澤征爾とロストロポーヴィチ2氏の喚びかけによるキャラバンコンサート及び御前演奏、東京ゾリステン 東ヨーロッパツアー等に参加。
在学中より仙台フィルハーモニー管弦楽団契約首席奏者を務めた後、1991年 満場一致をもってNHK交響楽団に入団。第68回 日本音楽コンクール作曲部門での演奏に対し委員会特別賞受賞。これまでに霧島国際音楽祭等数々の音楽祭、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団演奏会、サイトウキネンオーケストラ、ロンドン交響楽団及びBBC交響楽団メンバーとの演奏会などに出演。
ミクロシュ・ペレー二、ダニエル・ゲーデ(元ウィーンフィル )、エミリー・バイノン(アムステルダムコンセルトへボウ管)、ティモシー・ハッチンス各氏ほか海外の演奏家との共演も多い。特に室内楽では共演した演奏家より厚い信頼を受け続けている。国内では大阪フィル、東京都交響楽団、兵庫PAC管、九州交響楽団などの客演首席奏者やソリストとしても活躍。一昨年のミクロシュ・ペレー二氏とのドン・キホーテ、東京都交響楽団での野平作品、JAOフェスティバル(高円宮妃殿下ご臨席)でのベルリオーズ ”イタリアのハロルド” ソロはいずれも高い評価を得た。
サヴァリッシュ・デュトワ時代のN響での22年弱に渡る豊富な経験を有し、楽器をコントロールする確かなテクニックに裏打ちされた多彩な音色と表現力、テキストに誠実な音楽の構築力に定評のある実力派。
20年を越えて講師を続けるトヨタ青少年のためのオーケストラキャンプはじめ、弘前市、松江市、下関市など国内各地でもヴィオラゼミナールを受け持ち、指導にも情熱を傾ける。ヴァイオリニストとしても室内楽及び室内合奏団を主宰し活動を展開。
2013年NHK交響楽団 退団。元NHK交響楽団首席代行奏者。現在、仙台フィルハーモニー管弦楽団ソロ首席ヴィオラ奏者。洗足学園大学及び大学院講師。
桐朋学園大学在学中の1990年に蓼科高原音楽祭奨励賞受賞。同大学卒業後から2年間ドイツのマインツ大学音楽学部に学ぶ。
1997年からは米国ダラス市の南メソヂスト大学より奨励金を得て、同大アーティストディプロマコースに入学、同年夏「チェロアンサンブルサイトウ」のメンバーとして日本、ヘルシンキ及びサンクトペテルブルグの世界チェロコングレスに出演した。
1999年から2012年9月末まで仙台フィルハーモニー管弦楽団首席チェロ奏者を務め、その間北爪道夫のチェロ協奏曲(仙台フィル委嘱作品)を初演のほか、定期公演等にソリストとしても出演した。そのほか仙台市民交響楽団、仙台ニューフィルハーモニー管弦楽団といった地元のオーケストラとの共演、プラハ放送交響楽団宮城公演のソリストとして起用された。 2001年第4回ビバホールチェロコンクール3位。仙台フィルメンバーによるセレーノ弦楽四重奏団でも活躍。「松尾音楽助成賞」受賞、また原村室内楽セミナーにおいて「緑の風音楽賞」受賞。2006、2007、2014年には秋吉台室内楽セミナーに講師として招かれた。
森川諄一、木越洋、ユリウス・べルガー、岩崎洸の各氏に師事。 2007年9月より文化庁海外派遣研修員として1年間ドイツに留学。クリスティアン・ギガ-氏(ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団第一ソロチェリスト)に師事。
2013年5月より九州交響楽団首席奏者に就任。ソリストとして、九州交響楽団、また福岡や鹿児島など地元のオーケストラ公演に出演。2016年4月九州交響楽団を退団、現在はフリーのチェロ奏者として福岡市を拠点に、ソロ、室内楽、後進の指導など幅広く活動を展開している。
桐朋学園大学卒業及び研究科修了。ヤーノシュ・シュタルケル氏に認められ渡米し、インディアナ大学アーティスト・ディプロマコースに入学。ノーフォーク音楽祭にスカラシップを得て参加。帰国後、新ヴィヴァルディ合奏団、群馬交響楽団首席チェロ奏者、イソ弦楽四重奏団、ヴィンシャーマン指揮ドイツ・バッハ・ゾリステンへ参加するほか各地のオーケストラの客演首席を務める。現在、仙台フィルハーモニー管弦楽団ソロ首席奏者。ソリスト、室内楽、後進の指導、録音など幅広い分野で活躍。武蔵野音楽大学非常勤講師。チェロを木越洋、安田謙一郎、ヤーノシュ・シュタルケルの各氏に師事。宮城野区文化センター室内楽シリーズMusic from PaToNaでは音楽監修を務める。
国立音楽大学卒業。桐朋学園大学研究科修了。コントラバスを松野茂、池松宏、ゲーリー・カーの各氏に師事。第7回日本クラシック音楽コンクール第2位入賞。
11年間、札幌交響楽団首席奏者を務めた後、2014年4月より仙台フィルコントラバス・ソロ首席奏者に就任。2011年、ピアニスト・寺嶋陸也氏とともに、ソロリサイタルを開催。幼いころから親交のあった林光にコントラバスソナタを献呈され、世界初演をし、好評を博す。2015年4月には、仙台フィルシーズン・オープニングコンサートにおいて、ソリストを務める。宮城野区文化センター室内楽セレクション「Music from PaToNa」のプランナーを務めるほか、客席と舞台の隔たりのないサロンコンサート「RYU’S Essential」を仙台で始動。2000年4月から2014年3月まで北海道教育大学非常勤講師、2014年より仙台ジュニアオーケストラの講師を務めるほか、すべてのコントラバス奏者のためのセミナー「コントラバスミーティング」主宰するなど後進の指導にもあたる。助川兄弟でのライブ、ソロ、室内楽など幅広い分野で活躍中。
鍵盤奏者(チェンバロ、オルガン、ピアノ)及び指揮者としてバッハ・コレギウム・ジャパンや横浜シンフォニエッタはじめ国内外の公演に多数出演。その演奏は「火花が散るほど熱くて説得力のある演奏」(独フォノ・フォラム誌)と評され、チェンバロソロ CD「rentontre」は各紙で絶賛される。新国立劇場《ポッペアの戴冠》、東京・春・音楽祭でのワーグナー作品の演出、ハクジュホールでのラモー作品の演出・指揮、調布音楽祭総合プロデューサー、九大フィル初代ミュージック・アドバイザーを務めるなど、公的フェスティヴァルや機関から信頼され、各方面から大きな期待が寄せられている。音楽監督を務めるアンサンブル・ジェネシスでは、オリジナル楽器でバロックから現代音楽まで意欲的なプログラムを展開し、NHK制作の『アンサンブル・ジェネシス~光と影~』が好評を博す。またJ.S. バッハ BWV 190喪失楽章の復元や(Carus)、モーツァルト『レクイエム』の補筆・校訂が高い評価を得る。2015年2月まで首席指揮者を務めた横浜シンフォニエッタとは定期演奏会、サントリーホールのオープンハウス、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン等で定期的に共演を重ねている。
オランダ生まれ。東京藝術大学作曲科及び同大学院古楽科、ハーグ王立音楽院オルガン科及び即興演奏科修了。
1986年に新日本フィルハーモニーに入団、約10年在籍。その間89~90年、93~94年の二度に渡りオランダのデン・ハーグ王立音楽院に留学、V.メンデルスゾーン氏に師事。またKISA弦楽四重奏のメンバーとして95年~97年、秩父及びロンドンでの“アマデウス・クァルテット・セミナー”に定期的に参加し、アマデウス・ポートレートギャラリーに於ける演奏会等に出演。その後新星日本交響楽団の首席奏者に就任、合併後東京フィル首席奏者を2003年まで務めた。現在は山形交響楽団契約首席を務める他、鈴木秀美、若松夏美、寺神戸亮、有田正広、L・コッポラ、S・ホッホランドの各氏等との室内楽での共演、楽遊会弦楽四重奏団やオーケストラ・リベラ・クラシカ、バッハ・コレギウム・ジャパン等のメンバーとして活動している。