- せんくら・うた劇場
宮沢賢治「雪渡り」 せんくら・うた劇場
ソプラノ:佐藤 瑛利子、バリトン:武田 直之、バリトン・合唱指導:原田 博之、NHK仙台少年少女合唱隊、ピアノ:倉戸 テル、作曲・監修・指揮:吉川 和夫、- 10月6日|日| 12:15~13:00
- D|日立システムズホール仙台|交流ホール
- 一般:1,300円、U-18:700円| 3歳以上入場可
- P: 597-743
- 雪がすっかり凍りお日様がぎらぎら輝く野原で、四郎とかん子が出会ったのは…。宮沢賢治の美しい「雪渡り」を、NHK仙台少年少女合唱隊、アトリエ・コパンの絵画とのコラボで。
アーティスト
- せんくら・うた劇場
- Sencla Uta Theater
- アンサンブル
毎年せんくらでだけ開幕するうた劇場。東北ゆかりの歌手と演奏家で編成。作曲家吉川和夫が名作を合唱劇として生み出した作品を中心に、これまで宮沢賢治「銀河鉄道の夜」、浜田廣介「むくどりの夢」、新美南吉「手ぶくろを買いに」などを上演。
佐藤 瑛利子 SATO Eriko (ソプラノ)
仙台二華高等学校卒業。国立音楽大学声楽専修卒業。合唱指導やソロ演奏、アンサンブル活動を精力的に行なっている。仙台フィルハーモニー管弦楽団と『青少年のためのオーケストラ鑑賞会』にて共演。中村浩子、佐竹由美の各氏に師事。現在、NHK仙台少年少女合唱隊副指揮兼ボイストレーナー。尚絅中学校高等学校合唱部指導員。NHK仙台少年少女合唱隊
1959(昭和34)年4月に仙台市制70周年を記念して設立。ハンガリー少年少女合唱団との交流のほか、中国の長春市、ポルトガル、スペイン・アンダルシア音楽祭に出演。1995年度「みやぎ児童文化おてんとさん賞」受賞。1999年に三善晃作曲のオペラ《遠い帆》初演に参加し、杜の都・市民金メダルを受賞。仙台オペラ協会では《トスカ》《ラ・ボエーム》《魔笛》《カルメン》《ヘンゼルとグレーテル》ほかに出演。仙台フィルでは2016年にオルフ作曲《カルミナ・ブラーナ》(山田和樹指揮)、2023年に間宮芳生作曲《児童合唱とオーケストラのためのコンポジション「子供の領分」》(高関健指揮)に出演。3.11キャンドルナイトや平和祈念コンサートで伊東洋平氏と共演。毎週日曜午前にNHK仙台放送局で活動し、随時団員を募集中。旧ツイッターX(nhk_sbgc),インスタグラム(sbcsgc_ff)で情報を発信中。武田 直之 TAKEDA Naoyuki (バリトン)
山形県立山形北高校音楽科卒業。洗足学園大学音楽学部声楽科卒業。同大学院第1期修了。院1年次、国際交流企画の代表に選出されウィーン国立音楽大学に赴き、レッスンを受講。 院2年次には制定初となる前田記念奨学生となった。
洗足学園大学創立80周年記念オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」グリエルモ役でデビュー後、国民文化祭オペラ「小鶴」(初演)番頭庄七役、日生劇場国際ファミリーフェスティバルオペラ「アラジンと魔法のランプ」大臣役、藤沢市制70周年記念オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」アルフィオ役 、藤沢市民オペラ創立40周年記念「フィガロの結婚」バルトロ役、等に出演。
ヘンデル「メサイア」、ハイドン「天地創造」、モーツァルト「戴冠ミサ」、「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」、ヴェルディ「レクイエム」、ブラームス「ドイツレクイエム」、フォーレ「レクイエム」、ブルックナー「テ・デウム」等、宗教曲、交響曲のソリストも数多く務める他、最近では芝居、朗読劇、ミュージカル等、活動の幅を広げている。丹沢歌劇団代表、洗足学園音楽大学講師。原田 博之 HARADA Hiroyuki (バリトン・合唱指導)
東京藝術大学声楽科卒業、同大学院音楽研究科修了。ソロ演奏の他、バッハ・コレギウム・ジャパン、サイトウ・キネン・フェスティバル他にてアンサンブル活動。各地で指導の他、音楽教育誌上で歌唱教材について執筆。せんくらでは、せんくら・うた劇場に出演の他、リコーダー「放課後の音楽室」の企画、ベートーヴェン「交響曲第9番」合唱団の指導に携わる。2014(平成26年)より作曲家 大中恩氏の作品演奏会に出演。NHK仙台少年少女合唱隊、仙台フィルと第九をうたう合唱団、こーる・ゆう、合唱団こだま他にて合唱指導。横浜心理トレーニングセンター心理カウンセラー、東京藝術大学非常勤講師、日本女子大学附属高等学校教諭を経て、現在、宮城教育大学教授。都留文科大学非常勤講師。倉戸 テル KURATO Teru (ピアノ)
大阪生まれ。東京藝術大学附属音楽高等学校、同大学を経て東京芸術大学大学院修士課程修了、1995年ジュリアード音楽院大学院卒業。
ソロの活動としてはパスカル・ヴェロ指揮の仙台フィルハーモニー管弦楽団定期公演にてソリストを務めるなどオーケストラとの共演や、ニューヨーク、東京、大阪などで多数のリサイタルを開催している。また、室内楽の分野では数多くの演奏家と共演し絶大な信頼を得ている。特に1996年から始まったチェロ奏者藤原真理との共演回数は250回を超える。2008年にベートーヴェンのピアノトリオ「街の歌」を中心としたCDをリリースした(オクタヴィア・レコード/OVCX00042)。現在、宮城教育大学教授。吉川 和夫 KIKKAWA Kazuo (作曲・監修・指揮)
東京藝術大学卒業、同大学院修了。室内楽曲のほか、室内オペラ・合唱劇など日本語を歌う作品を中心に作曲活動を展開。国立劇場委嘱の新作聲明「論義ビヂテリアン大祭」(1991)は、既成のジャンルにあてはまらない音楽劇作品として評価された。1996年、NHKオーディオドラマ「ソフィーの世界」の音楽で、放送文化基金賞(音楽・音声・音響効果賞)受賞。作品には「遠野地方の伝承歌」(カワイ出版)、まど・みちおの詩による「どうして あんなに」(全音)、合唱劇「銀河鉄道の夜」「むくどりのゆめ」などのほか、近作には、ソナタ風幻想曲”SANRIKU”、宮澤賢治の文語詩による男声合唱曲「修羅のなぎさ」、長田弘の詩による2つの女声合唱曲などがある。CDには「魂の行方」(フォンテック)、竹田恵子オペラひとりっ切り「にごりえ」(ALM)など。萩京子、寺嶋陸也とともに組む作曲家グループ「緋国民楽派」同人。宮城教育大学名誉教授。