せんくら2021

Sendai Classical Music Festival 2021
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ARTIST

アーティスト

渡辺 玲子
渡辺 玲子
WATANABE Reiko
ヴァイオリン
出演プログラム

渡辺玲子は、超絶的なテクニック、玲瓏で知的な音楽性、切れ味鋭い官能性とその広いレパートリーで日本のみならず世界のヴァイオリン界をリードする逸材である。
第50回日本音楽コンクールにおいて最年少優勝(15歳)、同時に第1回増沢賞(全部門を合わせて最も優れたものに与えられる賞)を受賞。その翌年にNHK交響楽団と共演して衝撃的なデビューを飾った。その後も1984年ヴィオッティ、1986年にパガニーニ両国際コンクールで最高位を受賞。1985年からは、ジュリアード音楽院に全額奨学生として留学し、1992年に学士と修士を取得。ニューヨークを本拠地として、オーケストラとの共演、リサイタル、音楽祭への参加と国際舞台で目覚ましく活躍している。
これまで共演したオーケストラとして、ワシントン・ナショナル響、ロサンゼルス・フィル、セントルイス響、ヴァンクーヴァー響、フィルハーモニア管、BBC響、ウィーン・トーンキュンストラー管、ロシア・ナショナル管、サンクトペテルブルク響、バンベルク響、武漢響などがあげられる。また、日本フィルのヨーロッパ・ツアー、東響のアメリカ・ツアー、香港フィルの中国ツアーにソリストとして同行している。近年は、ダンス・カンパニー「Noism」とケネディ・センターなどでたびたび共演するなどダンス、バレエとのコラボレーションも積極的に行う。
レコーディングも活発に行っており、ジュゼッペ・シノーポリ指揮ドレスデン・シュターツカペレと共演したベルクのヴァイオリン協奏曲でCDデビューを飾って以来、多数CD録音を行なっている。最新CDは2019年にリリースした「poetry」。
また、演奏活動の傍ら、国際教養大学特任教授を務め、ラジオ番組「渡辺玲子の弓語り」のパーソナリティーを務める。深い洞察力に裏付けられたレクチャーと演奏の企画、「青少年のためのレクチャーコンサート」、「大人のためのレクチャーコンサート」も注目を集めている。
東京生まれ、松井宏中、鈴木共子、田中千香士、堀正文、大谷康子、海野義雄の各氏に師事、その後アメリカに渡り、J. フックス、J. ラタイナー、F. ガリミア、S. ローズ、I. スターンの各氏に師事、他にN. ミルシテイン、J. ギンゴールドのマスタークラスも受講している。2005年、第35回エクソン・モービル音楽賞奨励賞受賞。2018年には世界で活躍する女性に与えられる「リコグニション・アウォード2018」を受賞。

公式ウェブサイト
http://www.reikowatanabe.com/

出演プログラム
PROGRAM
10/3 10:15