東京藝術大学卒業。同大学院独唱科ならびに二期会研修所修了。第19回出光音楽賞受賞。平成22年度よんでん芸術文化奨励賞受賞。2006年二期会オペラデビューとなったペーター・コンヴィチュニー演出『皇帝ティトの慈悲』セスト役で大成功を収め、彗星のごとく現れた逸材に数多く賞賛の声が寄せられた。その後も『カルメン』題名役、『ナクソス島のアリアドネ』作曲家、『ドン・カルロ』エボリ公女、『カヴァレリア・ルスティカーナ』ローラ、『鹿鳴館』大徳寺公爵夫人季子、『リゴレット』マッダレーナ、『ラインの黄金』フリッカなど、新国立劇場や日生劇場、東京二期会など数々の舞台で活躍。近年では2018年新国立劇場『ホフマン物語』アントニアの母の声／ステッラ、9月には東京二期会『三部作／修道女アンジェリカ』修練女長に出演。コンサートにおいてもベートーヴェン「第九」ヴェルディ「レクイエム」、ヘンデル「メサイア」など東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団をはじめソリストとして共演を重ねているほか、テレビ朝日「題名のない音楽会21」出演しドラマティックな歌唱で視聴者からの反響を呼ぶなど、その華のある舞台姿と存在感が聴衆を魅了し続けている。二期会会員。