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セピアの思い出がいま蘇る「わが心の青春クラシック」
9月30日|金|12:30〜13:15
C|日立システムズホール仙台|シアターホール
¥1,000|3歳以上
P: 597-742
福田進一(ギター)
和谷泰扶(クロマチックハーモニカ)
せんくら常連にして日本を代表するギタリスト福田進一が、クロマチック・ハーモニカの第一人者 和谷泰扶と奏でる、「わが心の青春クラシック」。やわらかなハーモニーで奏でるクラシックの名曲から、タンゴ、日本の作品まで、哀愁の音色が心を揺さぶる45分間。
J.S.バッハ:G線上のアリア
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ 第1楽章
ピアソラ:カフェ1930
ガルデル:首の差で
十河陽一:たまゆら
ほか

ARTIST

  • 福田 進一 FUKUDA Shin-ichi
    ギター

    大阪船場に生まれる。11歳より故 斎藤達也に師事。1977年に渡欧、パリ・エコールノルマル音楽院にてアルベルト・ポンセに、キジアナ音楽院にてオスカー・ギリアに師事した後、1981年パリ国際ギターコンクールでグランプリ優勝、さらに内外で輝かしい賞歴を重ねた。

    以後35年、ソロ・リサイタル、主要オーケストラとの協演、超一流ソリストとの共演など、福田の国際的な演奏活動はとどまることを知らない。既に世界数十カ国の主要都市でリサイタルを行い、バロックや19世紀ギター音楽の再発見から現代作品まで、その幅広いレパートリーと、ボーダーレスな音楽への姿勢は世界の音楽ファンを魅了している。

    近年の特筆すべき演奏活動として、キューバの巨匠レオ・ブローウェルから協奏曲「コンチェルト・ダ・レクイエム」を献呈され、2011年秋のブラジルのサンパウロ交響楽団との南米初演ツアーは大成功を収めた。

    ディスコグラフィーは既に80タイトルを超え、2015年には荘村清志との初共演盤となる「DUO」(日本コロムビア)がリリース。最新作は2016年1月にリリースされた「日本のギター作品集 第2集」(NAXOS)および「ザ・ベスト・オブ・ギター」(マイスターミュージック)。

    教育活動にも力を注ぎ、その門下から鈴木大介、村池佳織、大萩康司ら、ギター界の実力派スターたちを輩出。それに続く若手たちにも強い影響を与えている。現在は、世界各国の音楽大学でマスタークラスを持ち、上海音楽院(中国)、大阪音楽大学、広島エリザベト音楽大学、昭和音楽大学において客員教授を務めている。

    平成19年度外務大臣表彰。さらに平成23年度芸術選奨・文部科学大臣賞をギタリストとして初めて受賞した。

  • 和谷 泰扶 WATANI Yasuo
    クロマチックハーモニカ

    6歳よりハーモニカを始める。FIH ジャパン・ハーモニカ・コンテスト(クロマチック部門)で第1位を受賞。「日本ハ-モニカ賞」受賞。
     同志社大学商学部卒業後、ホーナー・コンセルヴァトリウム(トロッシンゲン市立音楽院)の招待留学生として渡独、H.ヘロルド氏に師事。英国の名手T.ライリー、H.ノートの各氏に師事。1987年第1回ワールド・ハーモニカ・チャンピオンシップス(ドイツ)で第2位に入賞。ラリー・アドラー氏に絶賛される。1988年国際ハーモニカ・コンクール(オランダ)第1位及び特別賞。1989年第2回ワールド・ハーモニカ・チャンピオンシップス第1位。京都市響、東京フィル、大阪フィル、新日本フィル、仙台フィル、新星日響、群馬交響楽団、九州交響楽団、ロイトリンゲン市響等と共演。1998年国際交流基金の派遣でアルゼンチン、ブラジル公演に参加。サイトウ・キネン・フェスティバル松本(1996年)、「東京の夏」音楽祭(1999年)、東京・春・音楽祭(2011年)に出演。従来のハーモニカの概念を塗り替える超絶技巧と音楽性は世界的な注目を集めている。1991年~2002年ホーナー・コンセルヴァトリウム主任講師。現在はソロ、室内楽奏者として活発な演奏活動を展開している。近年は、香港、シンガポール、m台湾などに度々招かれ、マスタークラスやコンサートを開催する。1996年「村松賞」、1998年「京都府文化賞奨励賞」、「第6回バロックザール賞」受賞。2005年より洗足学園大学講師。