• 佐々木 真史
    SASAKI Masashi
    ヴィオラ
    プロフィール

    1993年東京芸術大学卒業。1999年まで東京芸術大学管弦楽研究部講師を務める。その間、各地のオーケストラで客演首席奏者を務める。1998年彦根市文化プラザの主催によりソロリサイタルを行う。1999年ハンブルクにて研修し深井硯章氏に師事。帰国後、仙台フィルハーモニー管弦楽団首席奏者に就任する。2002年仙台と東京においてピアノの國谷尊之氏とデュオリサイタルを開催する。2003、2004年セレーノ弦楽四重奏団のメンバーとして、松尾財団音楽助成を受ける。2003年原村音楽セミナーにて緑の風音楽賞を受章。またソリストとして仙台フィルの定期演奏会等に出演している。これまでにヴァイオリンを鈴木嵯峨子氏に師事。ヴィオラを小国英樹、浅妻文樹、川崎和憲の各氏に師事。室内楽を岡山潔氏に師事。

    バッハ協会管弦楽団首席奏者。

    2011年3月、仙台フィルハーモニー管弦楽団を退団し、東京を拠点にフリーのヴィオラ奏者として、全国各地のオーケストラの客演首席奏者や室内楽奏者として活動している。

     

    せんくら10周年へのメッセージ
    せんくら10周年おめでとうございます。
    記念すべき節目の年にリサイタルや室内楽で参加できることを誇りに思います。
    第1回目から出演させていただき、数々の思い出深いコンサートを通して、沢山の共演者や聴衆の皆さんとのふれあいがあり、とても幸せな10年でした。
    なかでも2011年のせんくらは忘れることの出来ないコンサートでした。
    まだまだ大変な状況の中で、「音楽の力」を感じることのできる、貴重な経験でした。
    これからも仙台の音楽文化の牽引役としての、せんくらに期待しています。
共演
國谷尊之(ピアノ)
佐々木 真史
幼少よりヤマハ音楽教室にて学ぶ。東京芸術大学を経て、同大学大学院音楽研究科修士課程を修了。その後同大学弦楽科伴奏助手を3年間つとめる。

4回ピティナピアノコンペティション全国決勝大会にてE級銀賞、第61回日本音楽コンクール入選、第3回日本室内楽コンクール第2位、1988年日本演奏連盟賞、1990年練馬区文化振興財団より奨励賞。1991年東京文化会館「新進音楽家デビューコンサート」出演。

札幌交響楽団、新星日本交響楽団(現・東京フィルハーモニー交響楽団)、東京シティフィルハーモニック管弦楽団等とピアノ協奏曲を共演。1994年ニューヨーク・フィル首席トロンボーン奏者ジョゼフ・アレッシ氏の本邦初リサイタルのピアノ伴奏をつとめる。室内楽では、1996年にピアノ三重奏団「トリオ・アル・ヴェント」を結成し各地で演奏、NHKFMでも放送された。ヴィオラの佐々木真史氏とは、東京および仙台にてデュオリサイタルを開催する等、20年以上にわたり共演を重ねている。

ソロ活動では、カザルスホール、音楽の友ホール、ムジカーザ等でリサイタル。NHKFMリサイタルに出演。1999年より作曲家や作品の背景を交えたトークコンサートを開始し、これまでに各地で120回を超える公演を行う。2004年、20曲の舞曲を収録したCD「舞~忘れられたワルツ」(ライブノーツ)をリリース。

また近年は、ピアノにおける「四期別指導法」普及のための活動に力を入れており、全国各地で講座、演奏会、研究会等を開催している。一般社団法人全日本ピアノ指導者協会評議員。東邦音楽大学、東邦音楽短期大学教授。