クラシックエール仙台 〜音楽はきっと、チカラをくれる。〜

2020年10月3日(土曜)〜10月4日(日曜)

アーティスト

川久保 賜紀
ヴァイオリン

川久保 賜紀

KAWAKUBO Tamaki

2001年サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクール優勝、2002年チャイコフスキー国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門最高位受賞以来、クラシックから現代まで、幅広いレパートリーを手がけ、国内外でリーディングソリストとして活躍を続けている。若くして、ロサンジェルス・フィル、デトロイト響、ヒューストン響、シンシナティ響、ボルティモア響、サンフランシスコ響、クリーヴランド管など主要な北米オーケストラと共演し、豊富なステージ経験を積む。日本では1997年、チョン・ミョンフン指揮アジア・フィルのソリストとしてデビュー。同年、モーストリー・モーツァルト・フェスティバル・オーケストラの日本ツアーに際して、リンカーンセンターよりエヴリー・フィッシャー賞を受賞。以後、日本主要オーケストラと共演を重ねる他、インバル指揮ベルリン響、K.ヤルヴィ指揮ウィーン・トーンキュンストラー管、フェドセーエフ指揮モスクワ放響、プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管などと共演し、高度な技術と作品の品位を尊ぶ深い音楽性に高い評価を得ている。近年は小菅優とのデュオでドイツ・ツアーを行い、またワシントンなどで自ら企画するコンサートを行うなど、コンサート・プロデューサーとしての才能も発揮、リサイタルだけではなく室内楽にも積極的に取り組み、究極のアンサンブルを追求し続けている。
2018-2019シーズンは、欧米での活動と平行し、国内ではP.ヤルヴィ指揮NHK交響楽団、P.インキネン指揮 日本フィルハーモニー交響楽団 、小泉和裕 指揮 東京都交響楽団など国内主要オーケストラとの共演の他、小菅優とのソロ&室内楽プロジェクトなど幅広い活動をみせた。2019-2020シーズンは、下野竜也指揮 兵庫県立芸術文化センター管弦楽団、鈴木優人指揮 アンサンブル金沢との共演の他、三浦友理枝、遠藤真理とのトリオや、アウトリーチ活動も展開。
後進の指導にも積極的に取り組み、2018年より桐朋学園大学院大学(富山)教授に就任。
5歳の時にヴァイオリンを始め、R.リプセット、D.ディレイ、川崎雅夫、Z.ブロンの各氏に師事。

オフィシャル・ホームページhttp://www.tamakikawakubo.com/

PROGRAM

  • 川久保賜紀&上原彩子 頂点を極めた2人が贈るベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ最高傑作「クロイツェル」
    川久保 賜紀(ヴァイオリン) 上原 彩子(ピアノ)
    10月3日|土| 15:00~16:00
    日立システムズホール仙台|コンサートホール
    P: 597-740
    ともにチャイコスフキー国際コンクールで栄光に輝き、活躍を続ける川久保賜紀と上原彩子。この二人が記念すべきベートーヴェン・イヤーにお届けする名曲「クロイツェル」をご堪能ください。
    Loadingマイリストに保存 |完売
  • ベートーヴェン生誕250年記念豪華プレミアムコンサート
    大江 馨(ヴァイオリン) 上原 彩子(ピアノ) 川久保 賜紀(ヴァイオリン) 渡邊 一正(指揮) 仙台フィルハーモニー管弦楽団
    10月4日|日| 18:00~20:00
    日立システムズホール仙台|コンサートホール
    P: 597-740
    仙台市出身、現在最も期待を寄せられているヴァイオリニストのひとり、大江馨の「ロマンス」と、実力派ピアニスト上原彩子によるピアノ協奏曲「皇帝」。そして川久保賜紀は、ベートーヴェン中期を代表する気品溢れる名曲、ヴァイオリン協奏曲を奏でます。ベートーヴェン・イヤーに贈る豪華プレミアムコンサート!
    Loadingマイリストに保存 |完売