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PROGRAM

プログラム

日立システムズコンサート

上野通明×仙台フィル オール・ドヴォルザーク・プログラム

9月29日|日|20:00-21:00
協賛
会場A|日立システムズホール仙台|コンサートホール
開場時間19:30
一般2,500円
U-181,500円
小学生以上入場可
Pコード
597-740
出演上野 通明(チェロ)
松本 宗利音(指揮)
仙台フィルハーモニー管弦楽団
日本人初! ジュネーヴ国際音楽コンクール・チェロ部門優勝の話題のチェリストが仙台フィルと贈るドヴォルザークのチェロ協奏曲。ドヴォルザークの名曲と共に。
ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 第7番
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調
(アンコール)カザルス:鳥の歌

ARTIST

出演アーティスト

指揮
松本 宗利音
MATSUMOTO Shurihito
1993年11月22日大阪府豊中市出身。相愛音楽教室、センチュリー・ユースオーケストラに所属し、音楽、特にヴァイオリンに親しみながら幼少期を過ごした松本宗利音は、京都堀川音楽高校を経て東京藝術大学音楽学部指揮科卒業時に最優秀賞であるアカンサス賞を受賞。
指揮を尾高忠明、藏野雅彦、高関健、田中良和、ヴァイオリンを澤和樹、曽我部千恵子の各氏に師事し 、藝大在学中にはダグラス・ボストック、パーヴォ・ヤルヴィ両氏のマスタークラスを受講。
2019年4月から2022年3月まで札幌交響楽団指揮者として道内はもちろん各地で共演を重ね、2020年10月には指揮研究員を務めて指揮者としての才能を花開かせる礎となった東京シティ・フィルの定期演奏会に、2021年2月には読売日本交響楽団に、9月には大阪フィル定期演奏会にもデビューし堂々たる演奏を披露。これまでに山形交響楽団、仙台フィル、群馬交響楽団、東京交響楽団、新日本フィル、東京フィル、名古屋フィル、京都市交響楽団、関西フィル、大阪交響楽団、日本センチュリー交響楽団などを次々に指揮。
これからの音楽界を担う期待の若手指揮者の一人であり、その瑞々しい感性から引き出される音楽から目と耳が離せない注目の存在は、今活躍の場を大きく広げている。
チェロ
上野 通明
UENO Michiaki
2021年ジュネーヴ国際コンクール・チェロ部門で日本人初の優勝を果たし、あわせてYoung Audience Prize、Rose Marie Huguenin Prize、Concert de Jussy Prizeと3つの特別賞も受賞。
パラグアイで生まれ、幼少期をスペイン、バルセロナで過ごす。13歳のとき、第6回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールで全部門を通じて日本人初の優勝。また、第6回ルーマニア国際コンクール最年少第1位、ルーマニア大使館賞、ルーマニア・ラジオ文化局賞をあわせて受賞。ほかにも第21回ヨハネス・ブラームス国際コンクール優勝、第11回ヴィトルト・ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第2位。
次々と国際舞台で活躍し、これまでソリストとしてワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、ロシア交響楽団、KBS交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団など国内外のオーケストラと数多く共演している。また、ジャン=ギアン・ケラス、ダニエル・ゼペック、ホセ・ガヤルド、堤剛、諏訪内晶子、伊藤恵らの著名なアーティストと共演して好評を博している。
放送では、NHK-BS「クラシック倶楽部」、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」、「ブラボー!オーケストラ」、テレビ朝日「題名のない音楽会」などに出演。
桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース全額免除特待生として毛利伯郎に師事し、2015年秋よりオランダの名チェリスト、ピーター・ウィスペルウェイに招かれて渡独。デュッセルドルフ音楽大学でコンツェルトエグザメン(ドイツ国家演奏家資格)を満場一致の最高得点で取得した。2021年からはベルギーのエリザベート音楽院にも在籍してゲーリー・ホフマンに師事。更なる研鑽を積みながら、主にヨーロッパと日本で活発な演奏活動を行っている。
公益財団法人日本演奏家連盟宗次エンジェル基金、ロームミュージックファンデーション、第44回江副記念リクルート財団奨学生。岩谷時子音楽文化振興財団より第1回Foundation for Youth賞、第6回岩谷時子賞奨励賞、青山音楽賞新人賞、第31回出光音楽賞、第24回ホテルオークラ音楽賞を受賞。令和3年度文化庁長官表彰を受ける。
使用楽器は1758年製P.A.Testore(宗次コレクション)、弓は匿名のコレクターよりF.Tourteをそれぞれ貸与されている。
オーケストラ
仙台フィルハーモニー管弦楽団
Sendai Philharmonic Orchestra
仙台フィルは、1973年に市民オーケストラ「宮城フィルハーモニー管弦楽団」として誕生。翌年に初の定期演奏会を開催して本格的に活動を開始した。1983年4月から1989年1月に芥川也寸志が音楽総監督として現在の礎を築き、1989年度から2005年度に外山雄三が音楽監督、2006年度から2017年度にパスカル・ヴェロが常任指揮者として、また2018年から2022年度に飯守泰次郎が常任指揮者としてアンサンブルに磨きをかけてきた。2023年度に高関健が常任指揮者に、太田弦が指揮者に就任。新たなレパートリーによりさらに音楽的深化を推し進めている。
2011年3月11日に東北地方を襲った東日本大震災による影響で、仙台フィルは数ヶ月にわたり演奏活動を中止せざるを得ない状況となったが、「音楽の力による復興センター・東北」と協力し音楽を被災者のもとに届けながら絆をつなぐ活動を行い、2011年度エクソンモービル音楽賞洋楽部門本賞、渡邉曉雄音楽基金特別支援を受賞した。震災から2年を経た2013年には独立行政法人国際交流基金主催によるロシア公演で被災地を代表して演奏し、震災後に世界から寄せられた支援への感謝の気持ちと、被災地で音楽を奏でる楽団の姿が広く全世界に紹介された。
本拠地、日立システムズホール仙台コンサートホールでの定期演奏会は2016年に300回を数え意欲的な取り組みが高く評価されているほか、0歳からの演奏会「オーケストラと遊んじゃおう!」、宮城、福島など東北広域で開催される「名曲コレクション」、日本人作曲家の名作を紹介する「『日本のオーケストラ音楽』展」など多彩な活動を繰り広げている。
2001年から開催されている仙台国際音楽コンクールでホストオーケストラとして出演しているほか、2006年秋からは、毎年「仙台クラシックフェスティバル(せんくら)」でも広く市民に親しまれ、「杜の都」の音楽文化における中心的役割を担っている。その他、県内外での各種コンサートへの出演や文化庁による全国の小中学校訪問なども含め、年間100回を超える活動を展開している。2023年には創立50周年を迎える。

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