2日目

2014.09.19| 長谷川陽子

さて、2日目のコンサートはベートーヴェンのガラと、なんとブラームスのチェロ・ソナタ全2曲のコンサートです。こちらは嬉しいことに両方ともソールドアウトだそう。ありがとうございます!!

 

ベートーヴェンのガラでは、菊池洋子さんとの初共演が今からとても楽しみです。そしてヴァイオリンの川久保賜紀さんとのトリオ、今まで何度か川久保さんとは共演させていただいていますが、すっきりと現代的な美しいヴァイオリンを弾かれる素敵な方です。そしてお人柄もチャーミング!!

ベートーヴェンは、一部の貴族の音楽だったクラシックを、私たち一般庶民みんなが共有してともに感動出来るよう世の中にクラシック音楽を広げるきっかけを作ってくれました。貴族のサロンからコンサートホールへ。そして古典からロマン派の幕開けの必殺仕掛け人。ベートーヴェンの音楽はどの瞬間も本当に素晴らしいのですが、特に敬虔な祈りからまるで万華鏡のように音色の世界が変わっていき、その先に生まれる生命力に満ちた躍動感。この神秘のヴェールから生まれる奇跡の瞬間に、いつも私は生きていることの素晴らしさを感じます。今回もその奇跡の瞬間を楽しみに弾きたいと思います。

そしてそんなベートーヴェンを敬愛してやまなかったブラームス。ブラームスは炭のようにじっくりと深く燃えていく作曲家です。第一番は第2楽章にベートーヴェンへの敬愛、第3楽章にはフーガを通じてバッハへの尊敬の念を込めて作曲されたといわれています。そしてまた彼自身この曲を作曲した当時、母親の死という悲しい出来事がありました。

そして二番では、当時ブラームス自身が惹かれていたハンガリーの民族音楽からのインスパイア、そして既に大きな成功をおさめていたブラームス、自信溢れるシンフォニックな雄大な響きをいつも感じながら演奏しています。

偉大なる2B、どちらの公演も楽しんでいただけますように!!

長谷川陽子

写真 千葉広子

 

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