夕暮れの顔 

2012.07.24| 花井悠希

ある日の夕空を見上げた一枚。
黄昏時は私が一日の中で1番好きな時間です。

日々世の中は目まぐるしく動き続けていますが、空もまた日々移ろいでいるんだなぁと、改めて気づかせてくれる気がするのです。

部屋の中に差し込む、憂いを帯びたオレンジの淡い光を感じて空を見上げたり、歩いているときに目の前に壮大に広がるグラデーションピンクにきゅんとしたり、空が燃えているかのように赤の余韻で染まった空に、思わずシャッターを切ったり、毎日変わるその様々な色に彩られた夕暮れの顔は、深い感動と共に、心に温かく穏やかなものを届けてくれる気がします。

毎日見てる見慣れた景色も、胸を動かすような夕焼けをバックにすると、なにか特別なものにみえたり。

余裕がなくなると、空を眺めることも減ってしまいますが、せっかく毎日毎日空は違う表情を見せてくれているのだから。

せめてそれに気づけるくらいの余裕は、常に心に持ち合わせていたいなと思う、今日この頃なのでした。
花井悠希(ヴァイオリン)

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