岡村喬生(1)「せんくら」

2008.06.15| 岡村喬生

このブログを度々ごらんになっている方は勿論ご存じでしょう。さて初めてご覧になった方、「せんくら」って何?と言われるだろうがクラッシック業界では全国的に定着した名前だ。仙台の秋・10月、今年3年目で恒例となったコンサート。略して「せんくら」。1コンサートの入場料は僅か1000円で休憩なしの45分間。今年は11日(土)から13日(月・祭)のフィナーレ、ベートーヴェン「第九」までで101回。朝から晩まで連続3日間、仙台は、邦人・外人の国内外で活躍するアーテイストで溢れる。――仙台フィルによるオーケストラ演奏から室内楽、弦楽器、管楽器、ピアノ、声楽、谷川俊太郎・父子の朗読と演奏、――などなどとクラシック音楽漬けとなる。会場がみな地下鉄南北線各駅の近くにあり、開催期間の土日祝は一日乗車券が600円。楽都・仙台と自称するに相応しいアイデイアである。

さて、ここからは、当サイト常連の方々へも。僕の受け持ちはシューベルトの歌曲集「冬の旅」とフィナーレの「第九」で、「冬の旅」のピアノは積年の楽友、高橋悠治さん。前半「お休み」から「孤独」迄の12曲が第一回、第13曲「郵便馬車」から「辻音楽師」迄の後半12曲が第二回で共に10月11日、仙台市泉文化センター・イズミテイ21。間に1時間半の休憩中にお客様は別のコンサートを同じホールでも聴ける。
また、興味のある方は、僕と悠治さんによるプレトークにも是非足を運んでいただきたい。第一回が始まる前に同じ会場で16:00から30分間、30年以上、毎年歌い続けてきた僕が「冬の旅」の聴きどころを皆様に分かり易くお話しします。
さて、「冬の旅」開演は16:45だからその日の午後に東京を出て間に合うし、「第九」は第4楽章だけで17:45終演だから、その日のうちに帰京できる。出演者の便も考えている。
仙台は上手いクラシック文化向上計画を考えたものである!

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