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PROGRAM

プログラム

上野通明 チェロ・リサイタル

9月30日|月|18:00-18:45
会場C|日立システムズホール仙台|シアターホール
開場時間17:30
一般1,300円
U-18700円
3歳以上入場可
Pコード
597-742
出演上野 通明(チェロ)
北村 朋幹(ピアノ)
ジュネーヴ国際コンクール・チェロ部門優勝の上野通明と、リーズ国際ピアノコンクール入賞など話題のピアニスト北村朋幹、若きデュオが繰り広げるブラームスのチェロ・ソナタ。
ヤナーチェク:おとぎ話
ブラームス:チェロ・ソナタ 第2番
(アンコール)ブラームス:夏の夕べ

ARTIST

出演アーティスト

ピアノ
北村 朋幹
KITAMURA Tomoki
愛知県生まれ。3歳よりピアノを始める。これまでに第6回浜松国際ピアノコンクール第3位(2006年)、第9回シドニー国際ピアノコンクール第5位ならびに3つの特別賞(2008年)、第18回リーズ国際ピアノコンクール第5位(2015年)、第7回ボン・テレコム・ベートーヴェン国際ピアノコンクール第2位(2017年)を受賞。
2005年、第3回東京音楽コンクールにおいて第1位ならびに審査員大賞(全部門共通)受賞。
同年6月には初めてのリサイタルを開催。以来、読売日本交響楽団、東京交響楽団、京都市交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団などの定期演奏会をはじめ、国内外の主要オーケストラと共演しており、日本国内はもとより、ドイツ、フランス、イギリス、ベルギー、ポーランドなどヨーロッパ各地でソロ・リサイタル、室内楽、そして古楽器による演奏活動を定期的に行っている。
その演奏は「類稀なる時間の感覚。まるで素晴らしい指揮者によるオーケストラの演奏を聴いているよう」(パーヴェル・ギリロフ)、「卓抜な詩的感性、そして哲学的叡智を具えた芸術家」(濱田滋郎)と評された。また2020年9月、東京オペラシティ主催の「B→C:バッハからコンテンポラリーへ」では、4台の鍵盤楽器を駆使し、ケージらの作品を演奏したこの画期的なコンサートは「我が国のピアノ演奏史において重要な一夜と言っても過言ではない。」(伊藤制子)と高く評価された。2019年からは「Real-time」と題した自身のリサイタル企画を展開している。
録音はフォンテックから『遙かなる恋人に寄す―シューマン「幻想曲」からの展望―』『夜の肖像』『黄昏に-ブラームス/リスト/ベルク作品集』『Bagatellen』が発売され、レコード芸術誌をはじめとする主要紙において好評を得ている。2021年には『ケージ プリペアード・ピアノのためのソナタとインターリュード』を発売、令和3年度(第76回)文化庁芸術祭賞 レコード部門 優秀賞を受賞。
愛知県立明和高等学校音楽科を経て東京藝術大学に入学、2011年よりベルリン芸術大学ピアノ科で学び、最優秀の成績で卒業。
これまでに伊藤恵、エヴァ・ポブウォッカ、ライナー・ベッカーの各氏に師事。2018年よりフランクフルト音楽・舞台芸術大学でイェスパー・クリステンセン氏のもと、歴史的奏法の研究に取り組んでいる。
チェロ
上野 通明
UENO Michiaki
2021年ジュネーヴ国際コンクール・チェロ部門で日本人初の優勝を果たし、あわせてYoung Audience Prize、Rose Marie Huguenin Prize、Concert de Jussy Prizeと3つの特別賞も受賞。
パラグアイで生まれ、幼少期をスペイン、バルセロナで過ごす。13歳のとき、第6回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールで全部門を通じて日本人初の優勝。また、第6回ルーマニア国際コンクール最年少第1位、ルーマニア大使館賞、ルーマニア・ラジオ文化局賞をあわせて受賞。ほかにも第21回ヨハネス・ブラームス国際コンクール優勝、第11回ヴィトルト・ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第2位。
次々と国際舞台で活躍し、これまでソリストとしてワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、ロシア交響楽団、KBS交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団など国内外のオーケストラと数多く共演している。また、ジャン=ギアン・ケラス、ダニエル・ゼペック、ホセ・ガヤルド、堤剛、諏訪内晶子、伊藤恵らの著名なアーティストと共演して好評を博している。
放送では、NHK-BS「クラシック倶楽部」、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」、「ブラボー!オーケストラ」、テレビ朝日「題名のない音楽会」などに出演。
桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース全額免除特待生として毛利伯郎に師事し、2015年秋よりオランダの名チェリスト、ピーター・ウィスペルウェイに招かれて渡独。デュッセルドルフ音楽大学でコンツェルトエグザメン(ドイツ国家演奏家資格)を満場一致の最高得点で取得した。2021年からはベルギーのエリザベート音楽院にも在籍してゲーリー・ホフマンに師事。更なる研鑽を積みながら、主にヨーロッパと日本で活発な演奏活動を行っている。
公益財団法人日本演奏家連盟宗次エンジェル基金、ロームミュージックファンデーション、第44回江副記念リクルート財団奨学生。岩谷時子音楽文化振興財団より第1回Foundation for Youth賞、第6回岩谷時子賞奨励賞、青山音楽賞新人賞、第31回出光音楽賞、第24回ホテルオークラ音楽賞を受賞。令和3年度文化庁長官表彰を受ける。
使用楽器は1758年製P.A.Testore(宗次コレクション)、弓は匿名のコレクターよりF.Tourteをそれぞれ貸与されている。

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