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ARTIST

アーティスト

    アンサンブル

    せんくら・うた劇場

    Sencla Uta Theater
    公演番号

    60

    せんくら・うた劇場
    毎年せんくらでだけ開幕するうた劇場。東北ゆかりの歌手と演奏家で編成。作曲家吉川和夫が名作を合唱劇として生み出した作品を中心に、これまで宮沢賢治「銀河鉄道の夜」、浜田廣介「むくどりの夢」、新美南吉「手ぶくろを買いに」などを上演。


    中村 優子 NAKAMURA Yuko (ソプラノ)
    宮城県第一女子高等学校卒業。武蔵野音楽大学音楽学部声楽科卒業。同大学大学院音楽研究科声楽専攻修了。ウィーン市立音楽院オペラ科卒業。ウィーン国立音楽大学発声科及びリート・オラトリオ科卒業。同国立音楽大学オペラ科在籍後に帰国。オーストリアにて「セビリヤの理髪師」「ホフマン物語」などに出演。1991年ハンブルグにて第6回ロベルト・シュトルツ国際声楽コンクール入選。
    日本オペレッタ協会「微笑みの国」、仙台オペラ協会「メリー・ウィドウ」「コジ・ファン・トゥッテ」「愛の妙薬」「こうもり」「カルメン」「フィガロの結婚」などに出演。2014年より「せんくら・うた劇場」に出演。「第九」「メサイア」「レクイエム」のソリスト、子供のためのクラシックコンサートなど演奏活動を行なっている。
    仙台オペラ協会演奏部、仙台シューマン協会、宮城県芸術協会、日本演奏盟各会員。宮城学院女子大学、聖和学園短期大学、宮城学院女子大学附属音楽教室各講師。

    髙山 圭子 TAKAYAMA Keiko (アルト)
    国立音楽大学卒。ウィーンでオルガ・ワルラ・コロ氏に師事した後スイスでクルト・ヴィトマー氏に師事。帰国後「長久手国際オペラ声楽」「友愛ドイツ歌曲」などのコンクールに入選、「日本モーツァルト音楽コンクール」奨励賞。これまで第九、メサイア、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲、ロ短調ミサ、アルトラプソディー、モーツァルト・レクイエム、ドヴォルザークレクイエム他オラトリオを始めとする宗教曲等のアルトソロとして、仙台フィル、東京交響楽団、日本フィルなど数々のオーケストラと共演。その他ドイツ歌曲を中心としたコンサートにもウィーン楽友協会ホールを始め国内外数多く出演している。本格的クラシックアルト歌手ながらその豊かで艶のある声量を生かし、専門のドイツリートからヨーデルハーモニーまでもの幅広い分野をこなす「マルチアルト」。せんくらには第1回目から出場している。

    原田 博之 HARADA Hiroyuki (テノール)
    東京藝術大学声楽科卒業、同大学院音楽研究科修了。ソロ演奏の他、バッハ・コレギウム・ジャパン、サイトウ・キネン・フェスティバル他にてアンサンブル活動。各地で指導の他、音楽教育誌上で歌唱教材について執筆。せんくらでは、せんくら・うた劇場に出演の他、リコーダー「放課後の音楽室」の企画、ベートーヴェン「交響曲第9番」合唱団の指導に携わる。2014(平成26年)より作曲家 大中恩氏の作品演奏会に出演。NHK仙台少年少女合唱隊、仙台フィルと第九をうたう合唱団、こーる・ゆう、合唱団こだま他にて合唱指導。横浜心理トレーニングセンター心理カウンセラー、東京藝術大学非常勤講師、日本女子大学附属高等学校教諭を経て、現在、宮城教育大学教授。都留文科大学非常勤講師。

    武田 直之 TAKEDA Naoyuki (バス)
    山形県立山形北高校音楽科卒業。洗足学園大学音楽学部声楽科卒業。同大学院第1期修了。院1年次、国際交流企画の代表に選出されウィーン国立音楽大学に赴き、レッスンを受講。 院2年次には制定初となる前田記念奨学生となった。
    洗足学園大学創立80周年記念オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」グリエルモ役でデビュー後、国民文化祭オペラ「小鶴」(初演)番頭庄七役、日生劇場国際ファミリーフェスティバルオペラ「アラジンと魔法のランプ」大臣役、藤沢市制70周年記念オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」アルフィオ役 、藤沢市民オペラ創立40周年記念「フィガロの結婚」バルトロ役、等に出演。
    ヘンデル「メサイア」、ハイドン「天地創造」、モーツァルト「戴冠ミサ」、「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」、ヴェルディ「レクイエム」、ブラームス「ドイツレクイエム」、フォーレ「レクイエム」、ブルックナー「テ・デウム」等、宗教曲、交響曲のソリストも数多く務める他、最近では芝居、朗読劇、ミュージカル等、活動の幅を広げている。丹沢歌劇団代表、洗足学園音楽大学講師。

    倉戸 テル KURATO Teru (ピアノ)
    大阪生まれ。東京藝術大学附属音楽高等学校、同大学を経て東京芸術大学大学院修士課程修了、1995年ジュリアード音楽院大学院卒業。
    ソロの活動としてはパスカル・ヴェロ指揮の仙台フィルハーモニー管弦楽団定期公演にてソリストを務めるなどオーケストラとの共演や、ニューヨーク、東京、大阪などで多数のリサイタルを開催している。また、室内楽の分野では数多くの演奏家と共演し絶大な信頼を得ている。特に1996年から始まったチェロ奏者藤原真理との共演回数は250回を超える。2008年にベートーヴェンのピアノトリオ「街の歌」を中心としたCDをリリースした(オクタヴィア・レコード/OVCX00042)。現在、宮城教育大学教授。

    吉川 和夫 KIKKAWA Kazuo (作曲・監修・指揮)
    東京芸術大学卒業、同大学院修了。室内楽曲のほか、室内オペラ・合唱劇など日本語を歌う作品を中心に作曲活動を展開。国立劇場委嘱の新作聲明「論義ビヂテリアン大祭」(1991)は、既成のジャンルにあてはまらない音楽劇作品として評価された。1996年、NHKオーディオドラマ「ソフィーの世界」の音楽で、放送文化基金賞(音楽・音声・音響効果賞)受賞。作品には「遠野地方の伝承歌」(カワイ出版)、まど・みちおの詩による「どうして あんなに」(全音)、合唱劇「銀河鉄道の夜」「むくどりのゆめ」などのほか、近作には、ソナタ風幻想曲”SANRIKU”、宮澤賢治の文語詩による男声合唱曲「修羅のなぎさ」、長田弘の詩による2つの女声合唱曲などがある。CDには「魂の行方」(フォンテック)、竹田恵子オペラひとりっ切り 「にごりえ」(ALM)など。萩京子、寺嶋陸也とともに組む作曲家グループ「緋国民楽派」同人。宮城教育大学教授を経て、現在聖和学園短期大学長。

    芦澤 曉男 ASHIZAWA Akio (フルート)
    柳田隆介氏のてほどきでフルートを始め東京音楽大学卒業。
    益山弘熙氏、川崎優氏、小泉剛氏に師事。
    1990年9月、仙台フィルハーモニー管弦楽団に入団し、首席フルート奏者および副首席フルート奏者を務める。
    アフィニス夏の音楽祭に参加し、河野俊子女史に師事。
    アジアフィル、サイトウキネンオケに参加し、仙台フィル定期演奏会のソリストとしても登場。
    各地コンクールの審査員、仙台ジュニアオーケストラ、常盤木学園高校音楽科、各地クリニックの講師、リコーダー、オカリナの講師なども務める。

    星 律子 HOSHI Ritsuko (パーカッション)
    常盤木学園高等学校音楽科、国立音楽大学打楽器専攻卒業。
    「マリンバファンタジー」と題してリサイタル、コンサートを毎年開催。2008年に初のアルバム「ガーデン」をリリース。
    ソロ、アンサンブルの他ミュージカル、民話などのコラボレーションでも活躍。マリンバを草刈とも子、安倍圭子、打楽器を岡田知之、(故)網代景介の各氏に師事。

PROGRAM

出演プログラム