エレクトーン
神田 将
KANDA Yuki
1台のエレクトーンでフルオーケストラを思わせる豊かな音を奏で、電子楽器の常識を覆したエレクトーン奏者。特にクラシック作品の演奏を得意とし、独自の技術と高い音楽性が絶賛されている。仙台クラシックフェスティバル(2009~)や、霧島国際音楽祭(2013~)などの日本を代表する音楽祭に、唯一のエレクトーン奏者として出演。また、中国上海国際芸術祭への出演を機に、海外音楽祭への参加やリサイタルも増え、日本生まれの楽器であるエレクトーンを演奏する日本人音楽家として各国で人気を博している。国内では、ソロコンサートを中心にしながらも、数々の一流音楽家との共演や、舞踊や邦楽などジャンルを超えたコラボレーションでも好評を博す。また、第九演奏会やオペラ上演でのエレクトーン1台によるフルオーケストラ担当、全国各地の小中学校への訪問コンサートなども積極的におこない、エレクトーンの可能性を広げるための努力を重ねているほか、公演の制作や演出の手腕にも定評がある。東京文化会館でのリサイタルを2015年から継続中で、2020年にはエレクトーン史上初となる東京文化会館大ホールでのリサイタルを実現。2019年に演奏家活動25周年を迎え、演奏のみならずスマートなトークにも磨きがかかり、今後の活躍がますます期待される。
PROGRAM
出演プログラム