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出演アーティスト

イリーナ・メジューエワ
ピアノ

イリーナ・メジューエワ

Irina MEJOUEVA

ロシア出身。モスクワのグネーシン音楽大学(現・ロシア音楽アカデミー)でウラジーミル・トロップに師事。1992年ロッテルダム(オランダ)で開催された第4回エドゥアルド・フリプセ国際コンクールでの優勝後、オランダ、ドイツ、フランスなどで公演を行う。

1997年からは日本を本拠地として活動。2003年、サンクトペテルブルク放送交響楽団と日本国内4都市で共演したほか、2005~06年にはザ・シンフォニーホール(大阪)で4回にわたるリサイタル・シリーズに出演。2006年からは毎年京都でリサイタルを開催。日本デビュー20周年を迎えた2017/18年のシーズンには東京文化会館・小ホールでシリーズ演奏会(全3回)を開催するなど、精力的な演奏活動を展開している。

これまでにロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ交響楽団、高雄市交響楽団(台湾)、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、オーケストラAfiA、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、セントラル愛知交響楽団、京都市交響楽団、日本センチュリー交響楽団、大阪交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、テレマン室内管弦楽団、九州交響楽団、広島交響楽団、山形交響楽団などと共演。

CD録音にも精力的で、これまでに多数のアルバムをリリース。『ショパン:ノクターン全集』(若林工房)は2010年度レコードアカデミー賞(器楽曲部門)に輝く。
2006年度青山音楽賞受賞。2015年、第27回ミュージック・ペンクラブ音楽賞(クラシック部門、独奏・独唱部門)受賞。
2017年には初の著書『ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ』が講談社現代新書より刊行された。

PROGRAM

  • イリーナ・メジューエワ ピアノ名作集
    イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
    10月4日|金| 16:15~17:00
    E|エル・パーク仙台|ギャラリーホール
    P: 597-744
    誰もが一度は耳にしたことのある人気名曲小品を集めたプログラム。ロマン派の時代にピアノ音楽は大きな発展を遂げ、数多の作曲家たちによって素敵な小品がたくさん書かれますが、その中から今でも愛奏されている名曲をお聞きいただきます。「ピアノの詩人」ショパンをはじめとして、ドイツ、北欧、フランス、ロシアの美しい作品をお楽しみください。
    Loadingマイリストに保存 |完売
  • イリーナ・メジューエワ ベートーヴェン2大ソナタ「悲愴」「テンペスト」
    イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
    10月4日|金| 12:00~12:45
    I|仙台銀行ホール イズミティ21|小ホール
    P: 597-748
    ベートーヴェンの初期と中期を代表するソナタ2曲によるプログラムです。作曲者自身が「悲愴大ソナタ」の標題を与えた力作《悲愴》と、謎めいた神秘的な雰囲気が魅力の《テンペスト》。いずれも古典派の枠を超えてロマン派的な色彩が濃くなっていく時期の作品です。ベートーヴェンならではの精神性と革新性に満ちた世界をお楽しみいただきます。
    Loadingマイリストに保存 |完売