パリ・ソルボンヌ大学で美術史、ラングゾー=フランス国立東洋言語大学で日本語 を学び、パリ国立高等音楽院をチェロ、室内楽共にプルミエプリで卒業。 卒業後、同音楽院の古楽器科において、バロックチェロと通奏低音を学ぶ。 ソロ、室内楽奏者としてM・ポリーニ氏、M・ロストロポーヴィチ氏、A・シュタイアー氏、伊藤恵氏、茂木大輔氏等と共演。ラ・シャンブル・フィルハーモニック (E・クリビヌ氏指揮)の主要メンバーとしてヨーロッパで演奏を重ねる。 横浜国際音楽コンクール審査員。ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者でもある。 現在、桐朋学園大学音楽学部の特任教授として、後進の指導にもあたっている。 使用楽器(チェロ)は1750年作のC ・A・テストーレである。
2016年4月より宮城学院女子大学でも指導、リリース中のCD「バッハ無伴奏チェロ組曲全曲」、「20世紀 フォーク無伴奏チェロ」はともに、「レコード芸術」はじめ、高い評価を得ている。
日本を代表するチェロ奏者の一人。2017年にデビュー30周年を迎える。
1987年音楽之友社主催「フレッシュ・アーティスト・シリーズ」にてリサイタル・デビュー。1988年小林研一郎指揮、日本フィルとの共演で協奏曲デビューした。その後、フィンランドのシベリウス・アカデミーに留学し、1992年首席で卒業後帰国。これまで、国内外の主要オーケストラとの共演、全国各地でのリサイタルのほか、朗読との共演など、その活動は多岐にわたる。2016 年には、J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を行い、全国各地に名演を届けた。
録音はビクターエンタテインメントより20枚以上のCDをリリースし、いずれも好評を博している。
霧島国際音楽祭賞、ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール特別賞、新日鉄フレッシュ・アーティスト賞、第9回齋藤秀雄メモリアル基金賞等、受賞多数。後進の指導にもあたり、現在、桐朋学園大学音楽学部准教授を務めている。
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桐朋学園大学在学中の1990年に蓼科高原音楽祭奨励賞受賞。同大学卒業後から2年間ドイツのマインツ大学音楽学部に学ぶ。
1997年からは米国ダラス市の南メソヂスト大学より奨励金を得て、同大アーティストディプロマコースに入学、同年夏「チェロアンサンブルサイトウ」のメンバーとして日本、ヘルシンキ及びサンクトペテルブルグの世界チェロコングレスに出演した。
1999年から2012年9月末まで仙台フィルハーモニー管弦楽団首席チェロ奏者を務め、その間北爪道夫のチェロ協奏曲(仙台フィル委嘱作品)を初演のほか、定期公演等にソリストとしても出演した。そのほか仙台市民交響楽団、仙台ニューフィルハーモニー管弦楽団といった地元のオーケストラとの共演、プラハ放送交響楽団宮城公演のソリストとして起用された。 2001年第4回ビバホールチェロコンクール3位。仙台フィルメンバーによるセレーノ弦楽四重奏団でも活躍。「松尾音楽助成賞」受賞、また原村室内楽セミナーにおいて「緑の風音楽賞」受賞。2006、2007、2014年には秋吉台室内楽セミナーに講師として招かれた。
森川諄一、木越洋、ユリウス・べルガー、岩崎洸の各氏に師事。 2007年9月より文化庁海外派遣研修員として1年間ドイツに留学。クリスティアン・ギガ-氏(ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団第一ソロチェリスト)に師事。
2013年5月より九州交響楽団首席奏者に就任。ソリストとして、九州交響楽団、また福岡や鹿児島など地元のオーケストラ公演に出演。2016年4月九州交響楽団を退団、現在はフリーのチェロ奏者として福岡市を拠点に、ソロ、室内楽、後進の指導など幅広く活動を展開している。
桐朋学園大学卒業及び研究科修了。ヤーノシュ・シュタルケル氏に認められ渡米し、インディアナ大学アーティスト・ディプロマコースに入学。ノーフォーク音楽祭にスカラシップを得て参加。帰国後、新ヴィヴァルディ合奏団、群馬交響楽団首席チェロ奏者、イソ弦楽四重奏団、ヴィンシャーマン指揮ドイツ・バッハ・ゾリステンへ参加するほか各地のオーケストラの客演首席を務める。現在、仙台フィルハーモニー管弦楽団ソロ首席奏者。ソリスト、室内楽、後進の指導、録音など幅広い分野で活躍。武蔵野音楽大学非常勤講師。チェロを木越洋、安田謙一郎、ヤーノシュ・シュタルケルの各氏に師事。宮城野区文化センター室内楽シリーズMusic from PaToNaでは音楽監修を務める。