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美しくきらびやかな音色~渡辺玲子ヴァイオリン・リサイタル
10月1日|土|16:30〜17:15
D|日立システムズホール仙台|交流ホール
¥1,000|3歳以上
P: 597-743
渡辺玲子(ヴァイオリン)
青柳晋(ピアノ)
バッハのチェンバロ協奏曲第2番であるアリオーソやオペラ「ばらの騎士」のワルツなど、ヴァイオリン用にアレンジされた作品をヴァイオリン独奏でお楽しみいただきます。全体を通して成熟した音楽文化の、世紀末的な美しさ、煌びやかさを、ヴァイオリンとピアノの変幻自在な音色で味わっていただく名曲集です。
J.S.バッハ/シゲティ:アリオーソ
クライスラー:ウィーン奇想曲
ワーグナー/アウアー:夢
R.シュトラウス/ジンゲル:子守歌
R.シュトラウス/プリーホダ:歌劇「ばらの騎士」より ワルツ
ショスタコーヴィチ/グリックマン:3つの幻想的な舞曲
ラヴェル:ツィガーヌ

ARTIST

  • 渡辺 玲子 WATANABE Reiko
    ヴァイオリン

    渡辺玲子は、超絶的なテクニック、玲瓏で知的な音楽性、切れ味鋭い官能性とその広いレパートリーで日本のみならず世界のヴァイオリン界をリードする逸材である。

    第50回日本音楽コンクールにおいて最年少優勝、同時に第1回増沢賞(全部門を合わせて最も優れたものに与えられる賞)を受賞、翌年N響と共演し衝撃的なデビューを飾った。その後、ヴィオッティ、パガニーニ両国際コンクールで最高位を受賞。
    ニューヨークのジュリアード音楽院に全額奨学生として留学し学士と修士を取得。その後、ニューヨークを本拠地として、世界各地でオーケストラとの共演、リサイタル、音楽祭への参加と国際舞台で目覚ましく活躍している。
    これまでに国内の主要オーケストラはもとより、ワシントン・ナショナル響、ロサンゼルス・フィル、セントルイス響、ヴァンクーヴァー響、フィルハーモニア管、BBC響、ウィーン・トーンキュンストラー管、ロシア・ナショナル管、サンクトペテルブルク響、バンベルク響、N響などと共演、また、日本フィルのヨーロッパ・ツアー、東響のアメリカ・ツアーにもソリストとして同行している。
    また、1999年にはニューヨークのリンカーン・センターにおいてニューヨーク・リサイタル・デビューを果たし、NYタイムズ紙はその演奏を「圧倒的なテクニック、華麗な音色、劇的な音楽表現」と評し、見出しに「ヴィルトゥオーゾの圧倒的迫力に脱帽」と掲げて絶賛した。このほか、ワシントンのケネディー・センターやラヴィニア音楽祭、イタリアのストレーサ音楽祭等にも出演。

    CDデビューはシノーポリ指揮ドレスデン・シュターツカペレとの共演で、演奏会が録音されたCDがリリースされると同時に高く評価された。その他、これまでに”マイ・フェイヴァリッツ”、”バッハ無伴奏ソナタ&パルティータ”、”チャイコフスキー&ショスタコービッチ:ヴァイオリン協奏曲”、“カルメン・ファンタジー”、“ SOLO”などがある。

    2004年からは演奏活動の傍ら教育にも携わり、秋田の国際教養大学特任教授として、音楽を専攻していない若者にも音楽の深さを知ってもらおうと、秋学期に集中講義(「音楽と演奏」)を行っている。
    東京生まれ、現在ニューヨーク在住。2005年、第35回エクソン・モービル音楽賞奨励賞受賞。

    使用楽器は、日本音楽財団より貸与された1736年製グァルネリ・デル・ジェス「ムンツ」。
    www.reikowatanabe.com/

  • 青柳 晋 AOYAGI Susumu
    ピアノ

    中南米のニカラグア共和国で生まれ、米国で5歳よりピアノを始める。同年、自作2曲を含むプログラムで初めてのソロ・リサイタルを開催。9歳の時にフォートワース交響楽団と協演、コンチェルト・デビューを果たす。日本に帰国後、小学校6年生の時に全日本学生音楽コンクール全国大会で第1位受賞。桐朋学園大学在学中に西日本新人演奏会で西日本音楽賞を受賞。19歳の時にベルリン芸術大学に留学。ロン=ティボー国際コンクールに入賞後、パリ日本大使館、ラジオ・フランス、旧西・東ドイツ各地からアメリカに至るまで各地で演奏する。
    1997年ポリーノ国際ピアノ・コンクール、1998年ハエン国際ピアノ・コンクール、アルフレード=カゼッラ国際ピアノ・コンクールで第1位受賞。東京・浜離宮朝日ホールでのヴァン・クライバーン協会主催のコンサート、サントリーホールでのリサイタルなど1997年より日本でも演奏活動を開始。2000年には青山音楽賞を受賞。横浜招待国際ピアノ演奏会に出演。新日鉄コンサート「プロミシング・アーティスト・シリーズ」に出演。2002年第28回日本ショパン協会賞受賞。
    2001年ロンドンで収録された「リスト:ピアノ作品集」がリリースされ、レコード芸術誌、朝日新聞などで高評価を受ける。以降7枚のCDをリリース。最新アルバムは、2012年11月リリースの「フォーレ:ノクターン選集」。2012年3月にはカーネギー・ホールにてデビュー・リサイタルを開催し、現地メディアより大絶賛を博す。
    東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、九州交響楽団など全国の主要オーケストラと協演。
    これまでに宇賀田克子、藤村佑子、山田富士子、山田康子、ジョー・ボートライト、リリー・クラウス、クラウス・ヘルヴィヒ、パスカル・ドゥヴァイヨンに師事。
    現在、東京藝術大学准教授。

    オフィシャル・ウェブサイト www.susumuaoyagi.com/