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三浦一馬、バンドネオンの更なる魅力~心を揺さぶる郷愁のメロディ
10月1日|土|20:15〜21:00
C|日立システムズホール仙台|シアターホール
¥1,000|3歳以上
P: 597-742
三浦一馬(バンドネオン)
中川賢一(ピアノ)
メロディー楽器としてのバンドネオンにクローズ・アップ!
タンゴなど民族的な色合いをかもし出す作品を取り上げながら、バンドネオンの魅力を伝える45分間。心揺さぶる郷愁のメロディで、素敵な時間をお過ごしください。
アルベニス:タンゴ
フォーレ:シシリエンヌ
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
ほか

ARTIST

  • 三浦 一馬 MIURA Kazuma
    バンドネオン

    1990年生まれ。10歳より小松亮太のもとでバンドネオンを始める。

     

    2006年に別府アルゲリッチ音楽祭にてバンドネオンの世界的権威ネストル・マルコーニと出会い、その後自作CDの売上で渡航費を捻出してアルゼンチンに渡り、現在に至るまで師事。
    2008年10月、イタリアのカステルフィダルドで開催された第33回国際ピアソラ・コンクールで日本人初、史上最年少で準優勝を果たす。

     

    2011年5月には別府アルゲリッチ音楽祭に出演し、マルタ・アルゲリッチやユーリー・バシュメットら世界的名手と共演し、大きな話題と絶賛を呼んだ。

     

    オーケストラとの共演も数多く、2007年の井上道義の上り坂コンサート(神奈川フィルハーモニー管弦楽団)での協奏曲を皮切りに、大阪フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、札幌交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢等と共演。

     

    バッハからガーシュウィンまでを編曲・演奏するなど、既成の概念にとらわれない意欲的な取り組みや、バンドネオンの可能性を追求する真摯かつ精力的な活動ぶりが2010年9月NHK「トップランナー」に取り上げられ、再放送となる反響を呼ぶ。コンサート活動の傍らテレビやラジオ出演も多数。

     

    2007年には、井上道義指揮/神奈川フィルハーモニー管弦楽団《マルコーニ:Tangos Concertantes》日本初演をもってオーケストラ・デビュー。大植英次指揮・大阪フィルハーモニー交響楽団、アロンドラ・デ・ラ・パーラ指揮・東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会、飯森範親指揮・大阪フィルハーモニー交響楽団、藤岡幸夫指揮・関西フィルハーモニー管弦楽団、高関健指揮・京都市交響楽団、井上道義指揮・札幌交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢等と共演。

     

    CDはいずれもビクターエンタテインメント㈱よりリリース。「タンゴ・スイート」に続き、セカンド・アルバム「ブエノスアイレスの四季」はレコード芸術誌にて特選盤に選ばれる。2012年には「カーメラタンゴス」をリリース。リリース記念ツアーとして、マルコーニと東京・兵庫・名古屋で競演を果たし、白熱した演奏で聴衆を沸かせた。最新盤は、2015年4月リリースの「三浦一馬プレイズ・ガーシュウィン」。
    現在、若手実力派バンドネオン奏者として各方面から注目されている。

     

    使用楽器は、恩師であるネストル・マルコーニ氏より譲り受けた銘器、Alfred Arnold。

     

    kazumamiura.com/

  • 中川 賢一
    ピアノ

    仙台市生まれ。仙台第二高等学校、桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業。同時に指揮も学ぶ。卒業後渡欧し、ベルギーのアントワープ音楽院ピアノ最高課程、特別課程をそれぞれ、優秀、首席の成績をおさめ修了。在学中にピアノフォルテ、チェンバロも習得。高山仁、大岩秀俊、長島圭太、中島和彦、ロベール・グローロ、ジョス・ファン・インマゼールの各氏に師事。1997年オランダのガウデアムス国際現代音楽コンクール第3位。ベルギー、パリ、イギリスほかヨーロッパ各地に音楽祭に出演する。フランス、ハンガリーの国営放送で演奏が放送され、ル・モンド誌で好評を得る。帰国後はソロ、室内楽奏者として活動、数々の音楽祭、NHK-FM多数出演ほか、様々なオーケストラとの共演を行う。現代音楽アンサンブル「アンサンブル・ノマド」のピアニスト、指揮者として活動するほか、ダンスなどの他分野とのコラボレーションも多い。(一財)地域創造公共ホール音楽活性化事業登録アーティストとして日本全国でクラシック音楽振興の活動をおこなうほか、さまざまな企画プロデュースも行い、’夏木マリ「印象派Ⅶ、Ⅷ」、’東京都主催「伝統と未来」、’横浜市文化振興財団主催「Just Composed in Yokohama」、仙台市主催「超難解音楽祭」の音楽監督、プロデュースなどの活動を行う。近年は特にメシアンの演奏に力を注いでおり、「幼子イエスに注ぐ20の眼差し」全曲(2005年よりほぼ毎年演奏)、1時間かかる歌曲「ハラウィ」、室内楽「世の終わりのための四重奏曲」、2台ピアノのための「アーメンの幻影」などを演奏。またメシアン作曲の3時間半かかるピアノソロの大作「鳥のカタログ」全曲、ジョンケージ作曲プリペアードピアノのための1時間かかる大作「ソナタとインターリュード」全曲演奏は話題を呼んだ。東京室内歌劇場でP.グラス、M.ナイマン、P.ヒンデミットのオペラを指揮。お茶の水女子大学、桐朋学園大学などで後進の指導も行っている。2001年せんだい芸術祭大賞、2001年度宮城県芸術選奨新人賞受賞。
    公式ホームページwww.nakagawakenichi.jp/
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