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嘉目 真木子 YOSHIME Makiko声楽

国立音楽大学声楽科卒業、同大学院オペラコース修了。第51期二期会オペラ研修所修了、優秀賞受賞。2013年3月より文化庁派遣新進芸術家海外研修員として1年間フィレンツェにて研鑽を積む。
2010年東京二期会『魔笛』(テオドール・グシュルバウアー指揮/故・実相時昭雄演出)にパミーナ役で出演しデビューを飾り、瑞々しく清楚な演唱で好評を博した。続いて2011年、東京二期会『フィガロの結婚』(デニス・ラッセル・デイヴィス指揮/宮本亜門演出)にスザンナ役で出演。可憐でコケティシュなスザンナを演じ、観客を魅了した。同年東京二期会『ドン・ジョヴァンニ』(沼尻竜典指揮/カロリーネ・グルーバー演出)にツェルリーナ役で出演し、斬新な演出の中でも存在感を示した。また2012年、東京二期会『パリアッチ(道化師)』(パオロ・カリニャーニ指揮/田尾下哲演出)にネッダ役で出演し見事な演唱が絶賛を博す。留学から帰国後、二期会WEEK@サントリーホール2014では、三浦環生誕130周年を記念したオペラ朗読劇『ある晴れた日に…オペラ歌手三浦環物語』に三浦環役で出演。2015年東京二期会『魔笛』(デニス・ラッセル・ディヴィス指揮/宮本亜門演出)に再びパミーナ役で出演し公演の大成功に貢献。同年12月には神奈川県民ホール会館40周年記念公演オペラ『金閣寺』有為子役で出演する等、話題の公演への出演が続いた。2016年にはアンドレア・バッティストーニ指揮による九州交響楽団定期演奏会にて『道化師』ネッダ役を演奏し大好評を得た。その他の主なオペラ出演にモーツァルト『イドメネオ』エレットラ、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラ、『フィガロの結婚』伯爵夫人。プッチーニ『ラ・ボエーム』ミミ等。今後のオペラ界を担う逸材として大きな期待が寄せられている。コンサートソリストとしても下野竜也指揮大阪フィル「四季」、同楽団新春名曲コンサート、ベートーヴェン「第九」、フォーレ「レクイエム」、ウェーバー「魔弾の射手ミサ」等で活躍。めぐろパーシモン“これがオペラだ”シリーズ『トスカ』『蝶々夫人』『夕鶴』タイトルロールなど精力的に活動している。
2016年1月、NHKニューイヤーオペラコンサートに初出場を果たした。
2016年7月二期会『フィガロの結婚』(サッシャ・ゲッツェル指揮/宮本亜門演出)スザンナ役で出演予定。二期会会員。
www.makikoyoshime.com/ソプラノ歌手・嘉目真木子のオフィシャルウェブサイト

PROGRAM

  • 嘉目真木子ソプラノ名曲リサイタル“人恋しさつのる秋に贈る「恋の歌」”
    嘉目真木子(ソプラノ)
    武田朋子(ピアノ)
    9月30日|金| 13:30〜14:15
    H|太白区文化センター|展示ホール
    P: 597-747
    秋は人恋しくなる季節。そんな秋に恋の歌をお届けします。
    曲に見えるイタリア人の恋心、一方フランスの恋の表現はどうでしょうか。また、それらに対して日本の恋心の表現は?そして、オペラの世界の恋愛とはどのようなものでしょうか。
    秋になると思い出す楽曲で、世界の恋心をご紹介します。ぜひ、聴き比べてみてください!
    Loadingマイリストに保存 |残席わずか
  • 華麗なる歌ガラコンサート~スター歌手による「うたの祭典」!イタリア名曲アリアを中心に
    幸田浩子(ソプラノ)
    嘉目真木子(ソプラノ)
    藤木大地(カウンターテナー)
    西村悟(テノール)
    成田博之(バリトン)
    加藤昌則(ピアノ)、藤原藍子(ピアノ)
    10月1日|土| 13:15〜14:15
    A|日立システムズホール仙台|コンサートホール
    P: 597-740
    注目の声楽家が一同に介する、毎年大人気の歌ガラコンサートへようこそ!
    イタリアオペラを中心に、愛と憎しみ、悲劇と喜劇、古今東西の名曲オペラ・アリアで綴る、超豪華なガラ・コンサート。今年は5名の歌手が究極の名曲たちを華やかにお届けします。
    Loadingマイリストに保存 |完売
  • 仙台出身、吉岡知広のサン=サーンス&「第九」「威風堂々」で締めくくる、感動のグランド・フィナーレ!
    吉岡知広(チェロ)
    嘉目真木子(ソプラノ)
    藤木大地(カウンターテナー)
    西村悟(テノール)
    成田博之(バリトン)
    せんくら合唱団
    高関健(指揮)
    仙台フィルハーモニー管弦楽団
    10月2日|日| 19:45〜20:45
    J|イズミティ21|大ホール
    P: 597-749
    仙台市出身で仙台フィル副首席チェロ奏者の吉岡知広がソリストを務めるチェロ協奏曲。若手チェリストが奏でるエレガントで魅力溢れるチェロの響きをお楽しみください。そして、恒例の「第九」「威風堂々」ではステージと客席がひとつになって、せんくら2016のグランドフィナーレを迎えます!
    喜びと笑顔、感動の瞬間をお見逃しなく!
    Loadingマイリストに保存 |完売

武田 朋子

1980年、北海道札幌市に生まれ、3歳よりピアノを始める。藤女子中学・高等学校(札幌)を経て、2002年、国立音楽大学卒業。2007年までの5年間、元メトロポリタン歌劇場専属テノール歌手・故Giuliano Ciannella氏による声楽マスタークラスにおいて、2009年よりエリザベト音楽大学主催『広島国際音楽セミナー』(クラリネット / Michel Arrignon氏・武田忠善氏の両クラス)において公式伴奏者を務める。声楽、室内楽等、様々な形態のアンサンブルにおいてバロックから近現代に至る幅広いレパートリーを持ち、作曲やアレンジも手掛ける等、東京を拠点に年間100ステージを越える演奏活動を行っている。