ARTISTS

三宅 進 MIYAKE Susumuチェロ

桐朋学園大学卒業及び研究科修了。ヤーノシュ・シュタルケル氏に認められ渡米し、インディアナ大学アーティスト・ディプロマコースに入学。ノーフォーク音楽祭にスカラシップを得て参加。帰国後、新ヴィヴァルディ合奏団、群馬交響楽団首席チェロ奏者、イソ弦楽四重奏団、ヴィンシャーマン指揮ドイツ・バッハ・ゾリステンへ参加するほか各地のオーケストラの客演首席を務める。現在、仙台フィルハーモニー管弦楽団ソロ首席奏者。ソリスト、室内楽、後進の指導、録音など幅広い分野で活躍。武蔵野音楽大学非常勤講師。チェロを木越洋、安田謙一郎、ヤーノシュ・シュタルケルの各氏に師事。宮城野区文化センター室内楽シリーズMusic from PaToNaでは音楽監修を務める。

PROGRAM

  • スター勢揃い、一夜限りの夢の共演!せんくら・フェスティバル・ソロイスツ
    せんくら・フェスティバル・ソロイスツ
    〈ヴァイオリン〉大江馨、川久保賜紀、成田達輝、西本幸弘、スヴェトリン・ルセフ、渡辺玲子、西江辰郎
    〈ヴィオラ〉井野邉大輔、成田寛
    〈チェロ〉三宅進、原田哲男
    〈コントラバス〉助川龍
    〈指揮・チェンバロ〉鈴木優人
    9月30日|金| 19:00〜20:00
    A|日立システムズホール仙台|コンサートホール
    P: 597-740
    一夜限りの夢の共演「せんくら・フェスティバル・ソロイスツ」。ソリストやオーケストラの首席奏者として活躍する音楽家がこの日一堂に会し、特別編成の弦楽オーケストラを結成!きら星のようなメンバーの超絶技巧に度肝を抜かれ、ハイレベルのアンサンブルに胸を躍らせる!名曲に酔いしれる60分間!
    Loadingマイリストに保存 |完売
  • あなたの心に処方します!「音楽サプリメント」
    三宅進(チェロ)
    加藤昌則(ピアノ)
    9月30日|金| 15:15〜16:00
    D|日立システムズホール仙台|交流ホール
    P: 597-743
    「元気になりたい時」「とことん泣きたい時」「思い出に浸りたい気分の時」「思いっきり笑いたい時」・・・、一体どんな曲を聴いたらいいの?
    お任せください。
    ある時は仙台フィルチェロソロ首席奏者、またある時は音楽で心を癒す名セラピストドクター三宅進とピアニストで作曲家の加藤昌則の名コンビが、あなたの今の気持ちにぴったりな【音楽サプリ】を処方します!
    Loadingマイリストに保存 |残席あり
  • せんくらが誇る4大チェリストが登場!<チェロ・カルテット>
    長谷川陽子(チェロ)
    三宅進(チェロ)
    原田哲男(チェロ)
    エマニュエル・ジラール(チェロ)
    10月1日|土| 16:00〜16:45
    I|イズミティ21|小ホール
    P: 597-748
    個性豊かな4人のチェロ奏者が織り成す、エキサイティングで愉快なチェロ・アンサンブル!今年は、三宅進、原田哲男の新旧仙台フィル首席チェロ奏者がそろい踏み。
    音域が広く豊かな響きのチェロだからできる、究極のチェロ・アンサンブルをお聴き逃しなく!
    Loadingマイリストに保存 |完売

加藤 昌則

作曲家・ピアニスト。神奈川県出身。東京芸術大学作曲科を首席で卒業し、同大学大学院修了。

在学中より自作自演による活動を始め、コンクール等にも自演により入選、入賞の経験を持つ。作曲家としても、東京芸術大学打楽器アンサンブルコンサートの学生公募作品の代表として選ばれ初演された他、アジアミュージックフォーラム韓国公演に日本代表として参加など、実績を積む。活動は、その後海外にも向けられ、ロンドンのセント・ジェームス教会(イギリス赤十字社主催)や、イタリアなどでも自作品によるコンサートを開き好評を得る。

これまでにNHK−FM「FMリサイタル」、「名曲リサイタル」などに出演、自作品を演奏し、放送終了後、リスナーからの問い合わせが多数寄せられるなど、反響を呼んだ。

2001年4月、デビューCD「SOLO」(アートユニオン/ART-3067)を発売。2002年10月には、同CDの収録曲の楽譜集も出版。

2003年1月、女声合唱組曲「5つのソネット」の楽譜を出版し、同年3月、ムジークフェライン・ブラームスザールにてウィーンデビューを果たした。

2005年6月、日本を代表するクラシカル・サクソフォン奏者、須川展也からの委嘱により、「スロヴァキアン・ラプソディ〜サクソフォンとオーケストラのための〜」を作曲、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の東京公演(サントリーホール)で初演され、好評を博した。同作品は、須川展也のアルバムにも収録され(金聖響指揮、東京交響楽団)、また2009年3月ブラティスラヴァにても演奏され満場の喝采を浴びた。

2006年自身初のオペラ作品「ヤマタノオロチ」を発表、日経紙上などで絶賛される。神奈川フィルの定期演奏会で新作「刻の里標石」(ときのマイルストーン)を初演し、高い評価を受けた。(同作品は、2008年3月、東京オペラシティコンサートホール開館10周年記念公演にて再演された)

2007年秋、「個典」を開催。

2009年4月、宮本益光作詞による合唱組曲「あしたのうた」が音楽之友社より出版された。

作品としては2012年≪福島復興・復活オペラプロジェクト≫作品「白虎」。(13年第11回佐川吉男音楽賞受賞。)2013年管弦楽曲「Legends in the Sky」、2014年連作歌曲「二本の木」(王子ホール委嘱作品)、2015年「地球をつつむ歌声」(2015年NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲(作詞:日野原重明))など、オペラ、管弦楽、声楽、合唱曲など幅広く、作品に新しい息吹を吹き込む創意あふれる編曲にも定評がある。村治佳織、山形由美、宮本益光、奥村愛など多くのソリストに楽曲提供をしており、共演ピアニストとしても評価が高い。いわゆる「現代音楽」とは全く異なる視点で書かれた、美しく斬新な抒情性に満ちた作品は、多くの愛好者を持っている。独自の視点、切り口で企画する公演や講座などのプロデュース力にも注目を集めている。