7歳までアムステルダムに在住。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースで学ぶ。辰巳明子、ライナー・ホーネックの各氏に師事。第48回全日本学生音楽コンクール全国大会中学生の部第1位、第68回日本音楽コンクール第2位など受賞多数。
国内の主要オーケストラと多数共演を重ねている。2000年にはポーランド国立クラクフ室内管弦楽団と、2002年にはイルジ・ビエロフラーヴェク指揮プラハ・フィルハーモニー管弦楽団と共演するほか、2004年にはパトリック・ガロワ指揮シンフォニア・フィンランディアの日本ツアーにソリストとして参加。06年・07・08年は本名徹次指揮ヴェトナム国立交響楽団のヴェトナム・ツアーにソリストとして参加するなど、海外オーケストラとの共演も多い。
CDは02年『愛のあいさつ』でデビュー。最新CDは2013年発売の「With a Smile~微笑みをそえて」(エイベックス・クラシックス)。
2012年にデビュー10周年を迎え、全国リサイタル・ツアーを開催。親しみやすいプログラミングと自然体なトークによるリサイタルは各地で大好評を得ている。一児の母としての経験を生かし、自らのプロデュースによる親子向け公演を数多く手掛け、各地で大絶賛されている。テレビ・ラジオ等への出演も多く、多彩な活躍で注目されている。
桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。佐藤製薬のトータルスキンケアブランド「エクセルーラ」のイメージキャラクターをつとめている。
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作曲家・ピアニスト。神奈川県出身。東京芸術大学作曲科を首席で卒業し、同大学大学院修了。
在学中より自作自演による活動を始め、コンクール等にも自演により入選、入賞の経験を持つ。作曲家としても、東京芸術大学打楽器アンサンブルコンサートの学生公募作品の代表として選ばれ初演された他、アジアミュージックフォーラム韓国公演に日本代表として参加など、実績を積む。活動は、その後海外にも向けられ、ロンドンのセント・ジェームス教会(イギリス赤十字社主催)や、イタリアなどでも自作品によるコンサートを開き好評を得る。
これまでにNHK−FM「FMリサイタル」、「名曲リサイタル」などに出演、自作品を演奏し、放送終了後、リスナーからの問い合わせが多数寄せられるなど、反響を呼んだ。
2001年4月、デビューCD「SOLO」(アートユニオン/ART-3067)を発売。2002年10月には、同CDの収録曲の楽譜集も出版。
2003年1月、女声合唱組曲「5つのソネット」の楽譜を出版し、同年3月、ムジークフェライン・ブラームスザールにてウィーンデビューを果たした。
2005年6月、日本を代表するクラシカル・サクソフォン奏者、須川展也からの委嘱により、「スロヴァキアン・ラプソディ〜サクソフォンとオーケストラのための〜」を作曲、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の東京公演(サントリーホール)で初演され、好評を博した。同作品は、須川展也のアルバムにも収録され(金聖響指揮、東京交響楽団)、また2009年3月ブラティスラヴァにても演奏され満場の喝采を浴びた。
2006年自身初のオペラ作品「ヤマタノオロチ」を発表、日経紙上などで絶賛される。神奈川フィルの定期演奏会で新作「刻の里標石」(ときのマイルストーン)を初演し、高い評価を受けた。(同作品は、2008年3月、東京オペラシティコンサートホール開館10周年記念公演にて再演された)
2007年秋、「個典」を開催。
2009年4月、宮本益光作詞による合唱組曲「あしたのうた」が音楽之友社より出版された。
作品としては2012年≪福島復興・復活オペラプロジェクト≫作品「白虎」。(13年第11回佐川吉男音楽賞受賞。)2013年管弦楽曲「Legends in the Sky」、2014年連作歌曲「二本の木」(王子ホール委嘱作品)、2015年「地球をつつむ歌声」(2015年NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲(作詞:日野原重明))など、オペラ、管弦楽、声楽、合唱曲など幅広く、作品に新しい息吹を吹き込む創意あふれる編曲にも定評がある。村治佳織、山形由美、宮本益光、奥村愛など多くのソリストに楽曲提供をしており、共演ピアニストとしても評価が高い。いわゆる「現代音楽」とは全く異なる視点で書かれた、美しく斬新な抒情性に満ちた作品は、多くの愛好者を持っている。独自の視点、切り口で企画する公演や講座などのプロデュース力にも注目を集めている。