(C)大野純一
195058共演:木下 志寿子(ピアノ)
安藤 赴美子(ANDO Fumiko) / 声楽(ソプラノ)
北海道出身。国立音楽大学声楽学科卒業、同大学院声楽専攻(オペラ)修了。新国立劇場オペラ研修所第3期生修了。文化庁派遣芸術家在外派遣員としてイタリア留学。パオラ・モリナーリ、セルジョ・ベルトッキの各氏等に師事。
国立音楽大学大学院新人演奏会、サントリーデビューコンサート・レインボー21、二期会クリスタルコンサート、新国立劇場小劇場オペラ公演『イタリアのモーツァルト』などに出演。国立音楽大学大学院オペラ公演『コシ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージでデビュー。新国立劇場オペラ研修所公演『コシ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、『魔笛』侍女I、『フィガロの結婚』(ミヒャエル・ハンペ監修)伯爵夫人で好評を博す。2006年2月、二期会公演『ラ・ボエーム』ムゼッタで二期会オペラデビュー。高い音楽性と麗しい舞台姿で絶賛を博し、今後への期待を大いに高めた。
2007年3月には新国立劇場中劇場バレエ『オルフェオとエウリディーチェ』エウリディーチェで出演。2009年2月、東京二期会『椿姫』(宮本亜門演出 新制作)のヴィオレッタ役に抜擢され出演、多彩で細やかな表現と品格ある演唱でプリマドンナとしての将来性を十分に印象付けた。同年6月~7月兵庫、東京、愛知の国内3箇所で上演された佐渡裕プロデュースオペラ『カルメン』(ジャン=ルイ・マルティノーティ演出)ミカエラ、更に10月新国立劇場『魔笛』侍女?で好評を博した。2011年11月新国立劇場『ルサルカ』第一の森の精に出演。2012年びわ湖ホール・神奈川県民ホール共同制作オペラ『タンホイザー』エリザベートでの活躍は絶賛されると共に新境地を開いた。
2013年3月、びわ湖ホール・神奈川県民ホールにおいて、ボローニャ歌劇場提携公演『椿姫』への主演も注目を集めている。2013年9月には愛知県文化振興事業団-あいちトリエンナーレ2013プロデュースオペラ、プッチーニ作曲『蝶々夫人』にも主演し聴衆を魅了した。コンサートに於いては、2003年ポートランド・オペラ・パフォーミング・インスティテュート(USA)に招待されガラ・コンサート出演。2004年国際音楽祭ヤングプラハへ参加し、プラハ室内管弦楽団とのオープニング・コンサート、ヴァンヘル「スターバト・マーテル」をキューン合唱団、国立音楽大学合唱団等と共演し好評を博す。2009年、2011年NHK交響楽団「第九」のソリストを務めるなど、次世代を担うソプラノとして、各方面より注目されている。2011年1月、二期会ゴールデンコンサートでは3人の旬のソプラノシリーズで好評を博し、2012年も二期会ゴールデンコンサート「ソプラノの日」に続けて出演し好評を博した。NHK名曲アルバム等でも好評を得ている。二期会会員