タタル・ヘンリ(ヴァイオリン)

木下 順子(ピアノ)

アーティスト名 / パート

タタル・ヘンリ&木下 順子(Henri TATAR & KINOSHITA Junko) / アンサンブル

出演する公演番号

66

タタル・ヘンリ(ヴァイオリン)
スロバキア出身。スロバキアコンセルヴァトリー・コンクール入賞。スロバキア音楽アカデミー、ポーランドのヨーロピアン・モーツァルトアカデミー、またスイスのチューリッヒ・ヴィンタートゥア音楽大学卒業。ハンガリー人の名ヴァイオリニスト、ジョージ・パウク氏に師事。フランス、メニューイン財団オーケストラのコンサートマスターを務め、ヨーロピアン・ユニオン・ユースオーケストラのヨーロッパツアー(ロンドン・BBCプロムスなど)、ジュネス・ムジカル・ワールド・オーケストラのカナダ・ヨーロッパツアー(ベルリンフィルハーモニーホールなど)に参加する。
現在、仙台フィルハーモニー管弦楽団ヴァイオリン奏者として活動する傍ら、ピアニストの杉谷昭子・チェリストのルドヴィート・カンタとベートーヴェン室内楽シリーズに出演したり、震災時はスロバキア大使館のサポートを得て「SLOVAKIA FOR JAPAN」を企画したり、夫婦デュオとして国内外で独自のプロジェクトを数多く手がける。ラジオや新聞でも取り上げられ、これまでに東京、横浜、仙台、スロバキア、シンガポールなどでデュオリサイタル、またスロバキア室内管弦楽団やスロバックシンフォニエッタ等ともソリストとも協演し、好評を得ている。
スロバキアと日本の懸け橋になるべく演奏活動を展開している。

木下 順子(ピアノ)
東京藝術大学音楽学部を経て同大学院修士課程修了。その後チューリヒ音楽大学大学院ソリストディプロマ取得。
8歳でアメリカ・メリーランド州ユースオーケストラとモーツァルトのピアノ協奏曲を共演したのを始め、藝大在学中もソリストに選ばれ、藝大シンフォニーオーケストラ(佐藤功太郎指揮)や、シベリウスアカデミーオーケストラと共演(ミッコ・フランク指揮)。スイス留学中もヴィンタートゥア市立オーケストラと共演し、新聞紙上で好評を得る。
宝塚ベガ音楽コンクール第3位、川崎音楽賞コンクール第2位入賞。新人オーディション最優秀賞などを受賞。
文化庁派遣事業として、作曲家の服部公一氏と共にアメリカ各州を演奏旅行、またスイス、日本、アメリカ、ドイツなどでもソロ、室内楽などの演奏会を開催した。
東京の東洋英和女学院にて後進の指導に当たるが、現在は仙台フィルハーモニー管弦楽団のヴァイオン奏者タタル・ヘンリと夫婦デュオとしての活動を積極的に行い、 また、ソリストとして仙台フィルハーモニー管弦楽団と協演の他、室内楽や管楽器・弦楽器・歌曲などの伴奏、最近ではオーケストラ鍵盤奏者としても活動を広げている。
これまでに故田沢恵巳子、鈴木敬子、植田克己、クラウス・シルデ、ギッティ・ピルナーの各氏に師事する。

【デュオとしての経歴】
2005年よりスロヴァキア出身のヴァイオリニスト、タタルヘンリとピアニスト木下順子の夫婦デュオとして仙台・東京・横浜・スロヴァキアなどで演奏活動を開始。
定期的に行う自主企画のリサイタルを始め、他にもあらゆる会場(学校、お寺、市民センター、レストラン、ホテル等々)でのコンサートに数多く出演し、その活動はテレビやラジオ、新聞などにも取り上げられている。バロックから近現代までの作品のほか、東欧の作品、ジプシー音楽には定評がある。またスロヴァキアでも音楽祭のオープニングコンサートに招かれたり、福祉施設のためのチャリティーコンサート等、各地を周り数多く演奏活動を行っている。
震災後はシンガポールでも計10公演以上のチャリティーコンサートを積極的に行い義援金を募る活動に参加。またソリストとしてスロヴァキア室内管弦楽団やジリナ室内管弦楽団等とも共演し(ダネル指揮・スワロフスキー指揮)、満場のスタンディングオベーションをもらい、その様子は新聞紙上やTVニュースでも流れた。また2012年スロヴァキア大統領初来日の際は、大統領夫妻と共に石巻の小学校を訪問し、東京ホテルニューオータニでも御前演奏を行い、その歴史の一頁を飾った。

「私達夫婦の住んでいる仙台の素晴らしいフェスティバルに出演させて頂ける事は大変に光栄で幸せに思います。特に来年デュオ結成10周年を迎える私達にこのような機会が与えられた事は大きな贈り物だと感じています。
今回2回目の出演となりますが、前回は早い時期にチケットが完売し、大変嬉しく思うと同時に、当日ご来場頂けなかったお客様にも聴いて頂きたかったと思いを馳せておりました。
皆様と交流してお友達になり、様々な思いを共感し、音楽やトークを通して旅出来る事を心より楽しみにしています。」

公式ホームページ:www.artway.jp