(C)Kazuo Matsuura

アーティスト名 / パート

小山 実稚恵(KOYAMA Michie) / ピアノ

出演する公演番号

52

人気・実力ともに日本を代表するピアニスト。チャイコフスキー国際コンクール第3位、ショパン国際ピアノコンクール第4位という、2大コンクールともに入賞した日本人で唯一のピアニスト。

コンチェルトのレパートリーは60曲にも及び、国内外のオーケストラや著名指揮者とも数多く共演を重ねている。フェドセーエフ指揮、チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ(モスクワ放送響)とは、2012年秋に日本ツアーを行い、2013年4月にはモスクワにて共演。
2006年からはBunkamuraオーチャードホールにて春・秋年2回ずつ2017年までの壮大なプロジェクト"12年間・24回リサイタル・シリーズ"を開始。小山の演奏活動の集大成とも言うべきこのシリーズは、考え抜かれた構成のもと毎回テーマとカラーを設定し、全24回のプログラムをスタート時にすべて発表したことでも大きな注目を浴びた。公演は全国7都市(東京、大阪、札幌、仙台、名古屋、福岡、北九州)において進行中である。

ショパン生誕200年にあたる2010年のショパン国際ピアノコンクールを始め、チャイコフスキー、ロン=ティボーなどのコンクールで審査員を務めている。2014年9月には、ミュンヘン国際音楽コンクール・ピアノ部門に審査委員として参加予定。

また、2011年の東日本大震災以降、東北出身ということもあり「被災地に生の音を届けたい」との強い思いで、岩手、宮城、福島の被災地の学校や公共施設等で演奏を続けている。

CDは、ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルと専属契約を結び27枚をリリース。前作『ヴォカリーズ』と最新盤『シャコンヌ』は、2作連続して「レコード芸術」の特選盤に選ばれた。

2005年度 文化庁芸術祭音楽部門 大賞
2013年度 東燃ゼネラル音楽賞洋楽部門 本賞
2013年度 レコード・アカデミー賞 器楽曲部門 『シャコンヌ』
東京藝術大学、同大学院修了。吉田見知子、田村宏両氏に師事。