(C)KAZUHIKO SUZUKI

共演:坂野 伊都子(ピアノ)

アーティスト名 / パート

西江 辰郎(NISHIE Tatsuo) / ヴァイオリン

出演する公演番号

50,56

東京都出身。桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て、桐朋学園ソリストデュプロマコース修了。在学中、校内オケのコンサートマスターを務め、93年には初リサイタルを開く。88年から96年にかけて国内のコンクールに多数入賞。97年よりスイスへ留学し、Tibor Varga氏に師事。

2001年弱冠24歳で仙台フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターに就任。シェヘラザード、ブラームスのドッペルコンチェルトにて、SPC大賞を受賞。外山雄三氏、梅田俊明氏の指揮で多くのソロを受け持ち、「英雄の生涯」のソロでは絶賛された。ダグラス・ボストーク(Douglas Bostock) 氏に認められ、チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団のチェコでの定期演奏会にソリストとして招かれたほか、ジュゼッペ・アンダローロ(Giuseppe Andaloro)とのデュオリサイタルでアレッサンドロ・ クオッツォ(Alessandro Cuozzo)の「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ2003」を世界初演、CDもリリースされた(FOCD-9236)。

05年4月より新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターに就任。同年せんだい芸術祭大賞。06年イタリアにてアンダローロとリサイタルツアーを行い、クオッツォ氏より「無伴奏ヴァイオリンソナタ」を献呈される。

ヴァイオリンを辰巳明子、故ティボール・ヴァルガ、景山誠治、藤原浜雄、海野義雄の各氏に、室内楽をガボール・タカーチ・ナジ、岡山潔、安永徹、市野あゆみ各氏に師事。

日本各地、オーストリア、スイス各地、フランス、イタリア、チェコ、韓国などで演奏。サイトウキネンオーケストラ、セレーノ弦楽四重奏団、東京フィロスクヮルテットのメンバー。

これまでに、ソリストとして東京交響楽団(新田ユリ)、オーケストラ・T・ヴァルガ(T.Varga)、仙台フィルハーモニー管弦楽団(外山雄三、梅田俊明、広上淳一、G・ピヒラー)仙台市民交響楽団(山田和樹)、オーケストラ・アンサンブル金沢(外山雄三)、チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団(D.ボストーク)、新日本フィルハーモニー交響楽団(広上淳一、C・アルミンク)等、国内外のオーケストラと共演。07年にはチェロのミッシャ・マイスキー氏と共演。09年にはNHK-FMベストオブクラシックに出演。同年、D.ボストーク指揮、アールガウ交響楽団のソリストとして、チューリヒのトーンハレにてコンチェルト・デビューを果たす。2010年マレーシア・フィルにゲスト・コンサートマスターとして招かれる。

CD「フランク&プロコフィエフ」(FOCD-9337)は朝日新聞紙上で推薦版として取り上げられている。ピアノの坂野伊都子氏とのデュオで多くの室内楽演奏会を日本各地で開くほか、ソロでも積極的に活動している。 現在新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター。

使用楽器:Santino Lavazza 1764年製。