文字の大きさ 普通 特大

PROGRAM

プログラム

鹿島オータムセレクション

シャノン・リー×仙台フィル
北欧の響き シベリウスの世界

10月1日|火|17:00-18:00
協賛
会場A|日立システムズホール仙台|コンサートホール
開場時間16:30
一般2,500円
U-181,500円
小学生以上入場可
Pコード
597-740
出演シャノン・リー(ヴァイオリン)
松本 宗利音(指揮)
仙台フィルハーモニー管弦楽団
次世代の若きマエストロ松本宗利音と、第7回仙台国際音楽コンクール最高位入賞のシャノン・リーがお届けする北欧の響き。オール・シベリウス・プログラム。
シベリウス:交響詩「フィンランディア」 
シベリウス:悲しきワルツ  
シベリウス:組曲「カレリア」より 行進曲風に 
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
(アンコール)イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第5番 作品27

ARTIST

出演アーティスト

指揮
松本 宗利音
MATSUMOTO Shurihito
1993年11月22日大阪府豊中市出身。相愛音楽教室、センチュリー・ユースオーケストラに所属し、音楽、特にヴァイオリンに親しみながら幼少期を過ごした松本宗利音は、京都堀川音楽高校を経て東京藝術大学音楽学部指揮科卒業時に最優秀賞であるアカンサス賞を受賞。
指揮を尾高忠明、藏野雅彦、高関健、田中良和、ヴァイオリンを澤和樹、曽我部千恵子の各氏に師事し 、藝大在学中にはダグラス・ボストック、パーヴォ・ヤルヴィ両氏のマスタークラスを受講。
2019年4月から2022年3月まで札幌交響楽団指揮者として道内はもちろん各地で共演を重ね、2020年10月には指揮研究員を務めて指揮者としての才能を花開かせる礎となった東京シティ・フィルの定期演奏会に、2021年2月には読売日本交響楽団に、9月には大阪フィル定期演奏会にもデビューし堂々たる演奏を披露。これまでに山形交響楽団、仙台フィル、群馬交響楽団、東京交響楽団、新日本フィル、東京フィル、名古屋フィル、京都市交響楽団、関西フィル、大阪交響楽団、日本センチュリー交響楽団などを次々に指揮。
これからの音楽界を担う期待の若手指揮者の一人であり、その瑞々しい感性から引き出される音楽から目と耳が離せない注目の存在は、今活躍の場を大きく広げている。
オーケストラ
仙台フィルハーモニー管弦楽団
Sendai Philharmonic Orchestra
仙台フィルは、1973年に市民オーケストラ「宮城フィルハーモニー管弦楽団」として誕生。翌年に初の定期演奏会を開催して本格的に活動を開始した。1983年4月から1989年1月に芥川也寸志が音楽総監督として現在の礎を築き、1989年度から2005年度に外山雄三が音楽監督、2006年度から2017年度にパスカル・ヴェロが常任指揮者として、また2018年から2022年度に飯守泰次郎が常任指揮者としてアンサンブルに磨きをかけてきた。2023年度に高関健が常任指揮者に、太田弦が指揮者に就任。新たなレパートリーによりさらに音楽的深化を推し進めている。
2011年3月11日に東北地方を襲った東日本大震災による影響で、仙台フィルは数ヶ月にわたり演奏活動を中止せざるを得ない状況となったが、「音楽の力による復興センター・東北」と協力し音楽を被災者のもとに届けながら絆をつなぐ活動を行い、2011年度エクソンモービル音楽賞洋楽部門本賞、渡邉曉雄音楽基金特別支援を受賞した。震災から2年を経た2013年には独立行政法人国際交流基金主催によるロシア公演で被災地を代表して演奏し、震災後に世界から寄せられた支援への感謝の気持ちと、被災地で音楽を奏でる楽団の姿が広く全世界に紹介された。
本拠地、日立システムズホール仙台コンサートホールでの定期演奏会は2016年に300回を数え意欲的な取り組みが高く評価されているほか、0歳からの演奏会「オーケストラと遊んじゃおう!」、宮城、福島など東北広域で開催される「名曲コレクション」、日本人作曲家の名作を紹介する「『日本のオーケストラ音楽』展」など多彩な活動を繰り広げている。
2001年から開催されている仙台国際音楽コンクールでホストオーケストラとして出演しているほか、2006年秋からは、毎年「仙台クラシックフェスティバル(せんくら)」でも広く市民に親しまれ、「杜の都」の音楽文化における中心的役割を担っている。その他、県内外での各種コンサートへの出演や文化庁による全国の小中学校訪問なども含め、年間100回を超える活動を展開している。2023年には創立50周年を迎える。
ヴァイオリン
シャノン・リー
Shannon LEE
第7回仙台国際音楽コンクール最高位(第2位)及び聴衆賞、エリーザベト王妃国際音楽コンクール第4位、上海アイザック・スターンコンクール同位優勝、ナウムバーグ国際ヴァイオリンコンクール第2位、インディアナポリス国際ヴァイオリンコンクール入賞及びイザイのソナタ賞など数々の国際コンクールで入賞。また、カナダのシルバ・ゲルバー財団から支援を受けている。
ソリストとして、東京交響楽団、アントワープ交響楽団、ベルギー国立管弦楽団、カーネギーホールにてニューヨーク弦楽合奏団と共演。クリエイティブ・ダイアローグ・フランス、クシジョバ音楽祭、メンロー室内楽音楽祭、エンジェル・ファイヤー音楽祭、ハイフェッツ国際音楽祭などに室内楽奏者として出演している。
カナダ生まれ。テキサスのプレイノで4歳からヴァイオリンを始める。その後10年に渡り、ダラス交響楽団の首席副コンサートマスター等を務めたジャン・マーク・スローマンに師事。12歳の時ダラス交響楽団との共演でソリストデビュー。その2年後には、クリストフ・プリック指揮、ニュルンベルク・フィルハーモニー管弦楽団とドイツで共演。2008年には、パメラ・ミア・ポール(ピアノ)との共演で19~20世紀の作品を収録したCD “Introducing Shannon Lee”を、テラーク・インターナショナルより発売。また、2023年2月には、2022年9月に日本で開催した「第7回仙台国際音楽コンクール 最高位受賞記念リサイタル」で演奏した曲を改めて収録したCDを発売した。
現在オランダのアムステルダム音楽院のアーティスト課程に在籍し、ヴェラ・ベスに師事。
以前は、初代メアリー・ハムリン記念学長奨学生、またスターリン財団奨学生として、クリーヴランド音楽院でハイメ・ラレード、ジャン・スローマンに師事。2020~2022年まで、高齢者居住施設である、ジャドソン・マナー(テキサス州)でアーティスト・イン・レジデンスを務める。フィラデルフィアのカーティス音楽院ではアイダ・カヴァフィアン、アーノルド・スタインハートに師事し、ディプロマを取得。メアリー・ジェイヴァイアンの指導のもと、カーティス・アーティスト・イヤー・フェローを務め、クランプ小学校と全国学生オーケストラでの音楽教育のフェローシップを終えた。コロンビア大学でコンピュータ科学の学士号も取得。

RECOMMEND

こちらのプログラムもいかがですか?