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SENCLA BLOG

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はじめてのおんがくかい
2023.08.25

出演アーティスト はじめてのおんがくかいさんからのメッセージ

皆さま、こんにちは!
今回出演の機会をいただき、とても嬉しくワクワクしています。
 
どこかで聴いたことのあるメロディー、思わず体を動かしたくなるリズム…
ヴァイオリン、フルート、ピアノ、それぞれの楽器の音色を間近で感じ、体全体で音楽を楽しんでもらえたら嬉しいです。
コンサートが初めての小さなお子さん達も大歓迎!ぜひご家族でいらしてください♪
 
学生時代、同じ学び舎で過ごした3人が仙台の地でこうして新たなご縁で集まりました。
リハーサルも和やかに進んでいます♪
 

 
 
はじめてのおんがくかい

2021
2021.09.23

出演アーティスト 西沢澄博さんからのメッセージ

こんにちは、オーボエの西沢です。気が付けば仙台生活ももうすぐ20年が迫ってきており、生まれ育った青森を追い抜き、仙台は「人生一番長く住んでいる街」になりました。

 

 

今回のせんくらでは本業である仙台フィルのオーケストラ公演(皆さんお待ちしておりま~す!!)のほかに、「こんなにいたのか!仙台ゆかりの名演奏家Ⅱ」(公演番号53)に登場する予定です。こちらの公演ではモーツァルトの名作、ピアノと管楽のための5重奏を演奏します。オーボエにおけるモーツァルトというと比較的若いころの作品が多く、ハ長調の協奏曲や弦楽器とのカルテットもいずれも元気いっぱい!!という雰囲気。それはそれで楽しいのですが、対するこの作品はこの先訪れるロマン派を予感させるような雰囲気を持ち、演奏者もどっぷりと室内楽を魅力を楽しめるというか、それぞれの楽器が「音で語り合える」という感じでしょうかね。この曲を演奏できるのは本当に毎回楽しみなわけです。

 

 

「仙台ゆかりの演奏者」ということですが、仙台出身で仙台フィルとも多数共演してその都度素晴らしい演奏を披露しているピアニストの津田裕也さんはもはや説明不要ですね。古川出身、クラリネットの伊藤圭さんはN響首席としてテレビを通して演奏に触れている方も多いのでは?藝大フィルに籍を置き今や大活躍のホルンの庄司雄大さんはなんと仙台ジュニアオーケストラ出身。この宮城出身のスーパーな三名に加えて仙台フィルからはファゴットの水野一英さん(新潟出身、電力は東北電力!?)、そしてワタクシ西沢とオール東北メンバーで皆様にモーツァルトの魅力をお届けできるよう努めてまいります。いまからこのメンバーで音を出すのが楽しみです!!

 

 

 

 

西沢澄博

2021
2021.08.24

『想いの届く日』

せんくらファンの皆さま

 

こんにちは。コントラバス奏者の助川 龍です。

今年も大好きなせんくらに参加させていただける事とても嬉しく思っています。

 

今日は私の兄でギタリストの助川太郎とのデュオユニット”助川ブラザーズ”の公演について紹介いたします。

 

私たちはボサノヴァ・ジャズ・タンゴをはじめ南米や世界中の楽曲から“今“自分達の心に響く楽曲をアレンジして演奏しています。クラシックやオリジナル曲も演奏します。

 

今年は世界中の“うた”をお届けします。

うたを歌い届ける場所、そして大好きなボサノヴァにかけて、《ウタノバ》と題しました。

 

うた、というのはもちろん歌詞があります。つまり明確なメッセージがあります。

でも僕は最初にその曲を感じるのはメロディとリズムで、メッセージは後から知る事も多いです。

 

今回演奏するうたの歌詞はどんなメッセージがあるのか、少しご紹介します。

 

スコットランド民謡の“The Water is Wide”は広い河の岸辺と訳されたりします。この広い河を渡る翼を私は持っていない。私達2人が乗って渡れる小舟が欲しい、と歌っています。

 

ひとは夢み、旅して、いつか空を飛ぶ、と歌うのは武満徹の“翼”。

 

遠い旅路に思いを馳せる、いつの日か故郷に帰ろう…

日本の名曲“椰子の実”ではこの様な意味が歌われています。

 

タンゴの名曲“想いの届く日”では

君を夢に見て目覚めた朝には、柔らかな陽射しに揺れる花がうたう…と始まります。素敵。

 

映画「黒いオルフェ」で使われた名曲“カーニバルの朝”はブラジルの国民的お祭りリオのカーニバルが終わったその翌朝の切ない気持ちを歌ったうたです。

 

昨年はせんくらを始め楽しみにしていたコンサートが沢山無くなってしまいました。

 

辛い現実を目の当たりにして、

その現実からいつもの日常を夢み、

そして夢が現実だったのだと知った、

そんな一年でした。

 

世界中で愛されるこれらのうたも時代や背景はさまざまですが、どの曲も想い通りにはならない現実や、またその現実を乗り越える夢や希望を歌っています。

 

偶然好きなメロディを繋いだ選曲でしたが、偶然はいつも意味を帯びてくるものだと感じます。

 

さまざまな規制の中で生活する今ですが、せんくらのこの一時、参加する音楽家の皆さんや集まる皆さんそれぞれの想いの届く日になる事を願っています。

 

そしてこの様な状況下でフェスティバル開催の準備をして下さるスタッフの皆さまに心より感謝しています。

 

それでは皆さんと再会出来る事を心待ちにしてます!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

公演番号:4
公演日:10月1日(金)11:30~12:15
ギターとコントラバスの

ボッサな名曲広場
「ウタノバ」

会場:日立システムズホール仙台|パフォーマンス広場

出演者:

助川ブラザーズ

 

公演番号:23

公演日:10月2日(土)17:00~18:00
一期一会のドリーム・アンサンブル

「せんくら・フェスティバル・ソロイスツ」
名曲で聴く弦楽アンサンブルの極み!
会場:日立システムズホール仙台|コンサートホール
出演者:
助川 龍(コントラバス)
ほか

 

 

助川ブラザーズ

助川 龍(コントラバス)

2021
2021.08.19

出演アーティスト 鈴木雄大さんからのメッセージ

みなさま、こんにちは!仙台フィルハーモニー管弦楽団クラリネット奏者の鈴木雄大(ゆうた)です。

いやー、毎日暑いですね。。。僕は普通の人よりも代謝が良いらしく、少し体を動かそうものならあっという間にシャツがビショビショに。汗拭きシートはすでに4パック目に突入し、いつでもタオルと制汗剤が欠かせない今日この頃です(笑)

 

さて、2年越しの開催となりましたせんくら。今回出演します「仙台フィル若手メンバー大集合!」と銘打つ公演は、2017年以降に入団した僕たち3名がそれぞれソロを演奏するわけですが、ちょうどこの公演がある10月1日、僕は入団5年目を迎えます。果たして僕は若手の括りに混ざってしまって大丈夫かしら…と些か不安を抱きつつも、すばらしい仲間と共に音楽ができる喜びを感じながら、日々準備を進めております。

 

今回は2人のイギリス人作曲家にスポットを当て、選曲をしました。どちらも吹奏楽界では大変有名な作曲家ですね。

1人目はマルコム・アーノルド。「戦場にかける橋」などの映画音楽を始め、様々なジャンルの音楽を手がけた多作家で、今年生誕100周年(しかも10月生まれ!)になります。実は20歳の時にはロンドンフィルのトランペット奏者としても活躍していたんです。凄いですね。そんな彼が30歳で作曲した「クラリネットとピアノのためのソナチネ」は、全体に快活で疾走感があり、特に終楽章は1度始まったら止まらない、止められない(当たり前ですが)スリル満点な曲調です。果たして本番はどうなってしまうのか。僕自身もとても楽しみです!

2人目はフィリップ・スパーク。吹奏楽曲やブラスバンドのための作品が多く、今年古稀を迎える作曲家です。おめでたい!日本とも繋がりが深く、東日本大震災の際には「陽はまた昇る」という曲を送り、今なお様々な場面で演奏されています。さて、今回取り上げる「パントマイム」という楽曲。本来ユーフォニアムのために書かれた曲になりますが、スパーク節とでも名付けたくなるような独特の美しいメロディと、ポップで楽しい曲調がわずか5分程度の中にギュッと濃縮されていて、吹いて楽しい、聴いて楽しいを両立した楽曲となっています。僕も大好きな曲のひとつです!また、この曲は普段ソロで聞く機会が少ないバスクラリネットで演奏いたします。クラリネット族の持つ様々な魅力を、短い時間ではありますが皆さまにお届けできたらと思います。

 

いつものクセでついつい喋りすぎてしまうので、このあたりで終わりにします(笑)

いやはや、バスクラで吹くと言ったは良いけれど、その他に普通のクラリネットと衣装と…当日の荷物が盛りだくさんな予感。。。10月だし、少しは涼しくなっていると良いなぁ。当日はぜひ、僕の汗のほとばしり具合にもご注目を!(笑)

そして、オケの公演にもぜひ足をお運びいただき、応援してくださいますと嬉しいです!!

それでは、会場でみなさまとお会いできることを楽しみにしております!

 

 

仙台フィルハーモニー管弦楽団
クラリネット・バスクラリネット奏者
鈴木 雄大

2021
2021.08.17

出演アーティスト 田中洸太郎さんからのメッセージ

皆様こんにちは!

仙台フィルでコントラバス弾いている田中洸太郎です。

せんくらに参加するのは今回で2回目なのですが、なんと今年はソロを弾く機会を与えていただまして本当に嬉しく思っております!

 

私が仙台フィルに入団して今年の8月でちょうど2年が経ったのですが、2019年の前回のせんくらは入団直後の自分にとっては次から次へと来るオーケストラのプログラムの多さに焦りながらドキドキして演奏した思い出があります。

 

今回、私がソロを弾かせていただくのは、

10月1日の“仙台フィル若手メンバー大集合!”という企画なのですが、オケの同僚の浦田君と鈴木君、そして私がピアニストの石丸さんと共にそれぞれソロを弾くコンサートになります。

 

トランペットの浦田君とは桐朋オーケストラアカデミー(通称オケアカ)時代からの知り合いでして、浦田君と自分はオケアカではなんと同期の研修生でした!

オケアカは富山県富山市にあったのですが施設には研修生の寮もあったので懐かしい思い出が沢山あります。

実は仙台フィルには他にチェロ首席の吉岡君、打楽器の前田君も時期は違いますがオケアカ出身なんですよー!

 

さて今回のコンサートでは小品を3曲演奏いたします。どの曲も雰囲気は異なりますがコントラバスの音色を生かした歌心にあふれる曲となっております。

特に最後に弾くボッテジーニの作品ですが、彼自身“コントラバスのパガニーニ”と呼ばれた人物で、彼の曲は技巧的なパッセージだけではなくオペラアリアのような非常に魅力的なメロディを含むコントラバスの曲を多く残しました。

 

普段のオーケストラのコンサートではコントラバスの音色を単体で聴けることはあまりないと思うので、この機会にぜひコントラバスがどのような感じでソロを弾くのか確かめに遊びにきていただけると嬉しいです!

 

コンサートのタイトルは“仙台フィル若手メンバー大集合!”となっておりますが、最近はもう若手ではない年齢になってきたので若干の焦りを感じております…笑

しかしいつまでも気持ちだけは若さを保ってコンサートや練習を頑張りたいと思います!

 

それでは会場でお会いしましょう!

 

 

 

 

田中洸太郎

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