ペトロフ・ピアノ

2016.06.09| イリーナ・メジューエワ

昨日に続いてピアノのお話です。

 

洛中の真ん中に、

かつての「明倫小学校」を再利用した「京都芸術センター」という施設があり

そのコンサートホール(講堂)に「ペトロフ」という古いピアノが入っています。

オーストリア・ハンガリー帝国時代のプラハで製造された楽器で(1910年製)、

1918年に明倫学区の有志により子供たちの音楽教育のために寄贈されたものだそうです。

 

長年にわたる使用のうちに傷みも激しくなって放置されていたところ、

数年前に「明倫ペトロフの会」の呼びかけで修復がなされ

現在は年に数回のコンサートで使われているという楽器です。

 

私は昨年初めて弾かせていただきました。

音が抜け気味だったり、楽器本体がカタカタと鳴ったりして

それなりに大変だったのですが、それでも楽しく演奏することができました。

現代の楽器からは望みがたい、味わい深い音色は、格別の魅力をもっています。

 

古い文化財というのは、モノ自体の価値は当然としても

理解ある人々の志のおかげで残っていくのだということを、改めて実感しました。

モノと人間の共同作業、ですね。

 

下の画像は、大正時代の美人画家・中村大三郎の作品「ピアノ」(京都市美術館所蔵)。

描かれているのは、まさにこの「ペトロフ・ピアノ」です。

 

nakamura_daizaburou_piano

 

三日間のブログ、お付き合いくださいましてありがとうございました。

秋に仙台で皆様にお会いするのを楽しみにしております。

 

イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

お気に入りのピアノ

2016.06.08| イリーナ・メジューエワ

ピアニストは自分の楽器を持ち歩くことはできません。

通常の場合、ホールに備え付けの楽器を弾くことになるのですが、

たまに(条件が整えば)お気に入りのピアノを運んで演奏することもあります。

 

私の最近のお気に入りの楽器はこちら。

NYスタインウェイ

 

 

神戸の日本ピアノサービス株式会社さんが所有するニューヨーク・スタインウェイです。

1925年に製造されたピアノは今年で91歳!

これまで出会ったピアノの中でも間違いなくベストの楽器のひとつです。

 

初めて弾いた時の感動は今でも忘れられません。

豊かな倍音、ブリリアントな力強さ。

繊細なピアニシモから強力なフォルテシモまで、

幅広いダイナミクスと多彩な音色には限りがないように思えました。

自分の音に酔いそうになったのは初めての経験です!

 

楽器に限らず、古くて良いものというのは、実に深い味わいがありますね。

 

イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

ご挨拶

2016.06.07| イリーナ・メジューエワ

皆様こんにちは。

ピアニストのイリーナ・メジューエワです。

 

今年も「せんくら」に出演することになりました。

2008年から数えて9回目。私にとって楽しい「年中行事」となっています。

 

今年は以下の3公演に出演します。

 

【公演番号44】 トロイメライ ~ピアノ名曲小品集

おなじみの名曲小品をお楽しみいただきます。

 

【公演番号82】 グリーグ&ショパン

詩情豊かなグリーグ作品とショパンの大作「ソナタ第3番」の組み合わせ。

 

【公演番号59】 ショパン・ガラコンサート

大好きなショパンのノクターン2曲を演奏します。

 

今年も皆様に楽しんでいただけるよう、頑張りたいと思います。

 

(C)奥村和泰

(C)奥村和泰

 

イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

2014.08.09| イリーナ・メジューエワ

ニッポンの暑い夏。
とくに京都の蒸し暑さは独特です。

この厳しい暑さを乗り切るための食べ物といえば 「鰻」。私の大好物です!

ロシアでも鰻は食べますが、日本の鰻の蒲焼の美味しさにはとうていかないません。
ロシアからお客さんが来ると、必ず鰻屋さんに案内します。
これまで鰻を好きになってもらった確率は100%!
日本が世界に誇る食べ物のひとつだと思います。

写真はつい先日京都で食べた鰻丼です。
格別の味わいでした。(ボリュームも格別!)

皆さんも夏の暑さに負けずに頑張ってください。
秋に「せんくら」でお目に掛かるのを楽しみにしております。

三日間お付き合いくださいまして、ありがとうございました。
イリーナ・メジューエワ

大阪でのコンサート

2014.08.08| イリーナ・メジューエワ

8月2日(土)に大阪のザ・シンフォニーホールでコンサートに出演しました。

朝日放送の人気アナウンサー、三代澤康司さんが司会・進行をつとめる 「ドッキリ ハッキリ クラシックです♪」というシリーズ演奏会。

4年前にも一度ご一緒させていただいたのですが、二度目の出演となる今回の演奏会では

ベートーヴェンの『皇帝』協奏曲から第1楽章を演奏しました。

(寺岡清高さん指揮、大阪交響楽団との共演)。

それ以外に、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ 第15番『田園』の紹介とシューベルトの『12のレントラー D790』から一部分を抜粋演奏。

このコンサート、一見軽そうに見えるのですが、じっさいは正反対。

マニアックともいえるほど、中身の濃い内容なのです。

軽い語り口ながら、かなり専門的な事柄に迫ります。

大阪ならではのサービス精神満載のトークも最高で、とにかく「楽しい」の一言。

お客様も出演者も大満足のひとときでした。
終演後の記念撮影をご覧ください。

三代澤アナウンサーとマエストロ寺岡とのスリーショット

イリーナ・メジューエワ

ご挨拶

2014.08.07| イリーナ・メジューエワ

皆様こんにちは。
ピアニストのイリーナ・メジューエワです。
今日から3日間ブログを担当します。よろしくお付き合いください。

今年も「せんくら」に出演することが決まり、とても嬉しく思っております。
2008年から続けて7年目。私にとって「恒例のお楽しみイベント」のひとつです。

今年は以下の3公演に出演します。
古今のピアノ名曲による「ピアノ黄金レパートリー」。
愛する人や故郷に思いを寄せた作品を集めた「永遠の恋人たちへ」。
そして、ムソルグスキーの「展覧会の絵」。
「展覧会の絵」は2008年「せんくら」初参加の折にも演奏した思い出深い作品です。

皆様に楽しんでいただけるよう、精一杯演奏したいと思います。

イリーナ・メジューエワ

紫陽花

2013.06.18| イリーナ・メジューエワ

鬱陶しい梅雨の時期に心を和ませるものがひとつ。
紫陽花です。

私は子供の頃から紫陽花が大好きです。
ロシア時代には紫陽花のドライフラワーを作ってピアノの上に飾ったりしていました。

日本は紫陽花の種類が多いですね。
初めて日本で紫陽花を見たときは、色彩の豊かさに驚かされました。

写真は奈良・矢田寺の紫陽花です。
山の斜面に沿って見事に咲き誇る紫陽花。
案内してくれた知人のお祖母様が「ここは浄土じゃ」と言っておられたそうです。

蒸し暑い時期ですが、皆さまお身体にお気をつけてお過ごしください。
秋に「せんくら」でお目に掛かるのを楽しみにしております。
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

アマチュア・オーケストラとの共演

2013.06.17| イリーナ・メジューエワ

今日の話題はアマチュア・オーケストラです。

日本にはたくさんのアマチュア・オーケストラがありますね。
普段は音楽以外の仕事をしている人たちが(専門的な音楽教育を受けているとは限らない人たちです)定期的に練習して年に数回のステージをこなす。
すごいことだと思います。

私自身、アマチュア・オーケストラと何度かご一緒したことがありますが、共演するたびに感心させられるのは、彼らの音楽に対するピュアな愛情です。
全員が心をひとつに合わせて、良い演奏をしたいという情熱。
練習時間もたっぷり長めです。

そして、本番後の打ち上げも熱い!
(写真は今年ご一緒した東京楽友協会交響楽団さんの打ち上げの模様)

今月は新潟でアマチュア・オーケストラと共演する予定があります。

素敵なコンサートになりますように。
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

My 5周年

2013.06.16| イリーナ・メジューエワ

こんにちは。
ピアニストのイリーナ・メジューエワです。
今日から3日間ブログを書きます。
よろしくお付き合いください。

今年も「せんくら」に出演することになり、嬉しく思っております。
2008年に初めて寄せていただいてから、今年で5回目。
あっという間の5年。まさに光陰矢の如し、です。

その間にはさまざまな出来事がありました。
昨年4月から京都の大学で教えるようになったため少し遠くなってしまったのですが仙台はいつでも訪れたい、大好きなまちのひとつです。

今年から大学で担当している学生(新入生)が仙台っ子というのも不思議なご縁を感じます。

今年の「せんくら」では3公演に出演します。
「オール・ショパン・プログラム」、「ピアノ・フェスティバル」、そして「親子向けプログラム」。
皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

 

一週間ありがとうございました 

2012.07.12| イリーナ・メジューエワ

ブログも今日が最終回。
一週間お付き合い下さってありがとうございました。

京都は祇園祭の準備が始まり、町を歩けばお囃子の音も聞こえてきます。なんともいえない風情があります。
いよいよ夏本番。
これから益々暑くなりますが、暑さに負けずお元気でお過ごしください。
秋に仙台で皆様にお会い出来るのを楽しみにしております。
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

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