こんにちは!  

2011.08.16| 佐々木真史・國谷尊之

こちらでは初めまして。ピアノの國谷尊之です。
今回ヴィオラの佐々木真史さんとの共演で、初めて「せんくら」に出演します。

4月に予定していたリサイタルが中止になってしまった時は、私の他の公演も軒並み中止や延期になってしまい、音楽人としての無力さも感じました。

しかし間もなく東北、仙台からの便りで、大勢の方々が今まで以上に熱烈に音楽に取り組んでいることを知りました。
そこに佐々木真史さんからの「せんくら」のお誘い!大喜びでお引き受けしたのは言うまでもありません。

佐々木真史さんとは20年ほどの付き合いになります。
表現も曲目も好みが合うことがほとんどで、何度も一緒に弾きたくなるヴィオリストです。

彼はヴィオラを愛しているのはもちろんですが、ピアノ曲もとてもお好きです。演奏する曲のピアノパートについて研究し尽くすのはプロとして当たり前なのかもしれませんが、それ以外のピアノ曲についても非常によく知っているのです。
ピアノを弾いている身としては、ちょっと緊張でもあります・・

13日のブログにあったように、今回のプログラムは彼が考えに考え抜いて組んだものなのですが、オリジナルがピアノソロである作品も2曲入っています。
ドビュッシーの「月の光」と、シューマンの「トロイメライ」です。
メインのブラームスはもちろん楽しみですが、これらの作品を共演するのも大いに楽しみです。
当日は皆様とともに、私もこのプログラムをじっくり味わいたいと思います。

國谷尊之(ピアノ)

 

國谷尊之さんのこと  

2011.08.15| 佐々木真史・國谷尊之

國谷さんは、同じ大学の3つ上の先輩ですが、在学中は知り合いではありませんでした。
卒業してから、大学の伴奏助手をしていらした國谷さんを、他の友人から紹介されたのがきっかけでした。
はじめてお会いした時から、繊細で美しい音色と、歌心溢れる演奏に魅了されてしまいました。
お話もとても面白く、すっかり意気投合し、色々なコンサートでご一緒しました。

デュオまで組んでいただき(なかば無理やりだったかもしれませんが)たくさんの曲を演奏しました。
彼から教わった事は計り知れないほど大きく、今の自分があるのも國谷さんのおかげだと思っています。
せんくらでご一緒できるのが、今からとても楽しみです。
明日明後日のブログにも登場して下さいますので、そちらもどうぞご期待ください。

5日間読んで下さった皆様、有難うございました。
10月1日、お会いできますのを楽しみにしております。
それまでどうぞお元気で!
佐々木真史(ヴィオラ)

ブラームス ヴィオラソナタ  

2011.08.14| 佐々木真史・國谷尊之

ブラームスのヴィオラソナタ、、、
素晴らしい芸術作品です。
勿論ブラームスの作品は殆んどがそうですが。
ブラームス最晩年の1894年に作曲されたこの曲は、1番と2番があり、元はクラリネットの為に作曲されましたが、
ブラームスの手によりヴィオラに編曲されました。
ヴァイオインやチェロに比べてはるかに曲の少ないヴィオラにとって、かけがえのないレパートリーです。
仙台の皆様にもたくさんお聴かせしたいと考えていたのですが、、、
昨年8月にピアノの高橋麻子さんのコンサートで、2番を演奏しました。
結局のところその1回きりで、1番はまだ演奏していません。
仙台の音楽史の中でもたくさんは演奏されていないと思います。
なので、貴重な機会になると思われます。
10月1日、10時半、交流ホール、 どうぞお聴き逃しなく!

愛らしく、とブラームスの手により記された2番とは対照的に、今回演奏する1番は、情熱的に、と記され、北ドイツ出身の彼らしい内省的な情熱が、短調で表現される1楽章で幕を開けます。
抒情的な美しい旋律の中に、やはり深い情熱が込められる2楽章。
優美に、と記された、美しい舞曲の3楽章。
そしてフィナーレでは鐘が鳴り渡り、喜びに溢れて、曲を閉じます。
優れたピアニストでもあったブラームスの作品らしく、ピアノパートの充実ぶりもとても素晴らしいです。
名手國谷尊之氏の演奏にもご期待ください。
國谷氏には、6日目、7日目のブログを担当して頂く予定です。
どうぞお楽しみに!
佐々木真史(ヴィオラ)

プログラミング  

2011.08.13| 佐々木真史・國谷尊之

中止になったリサイタルは2時間弱のプログラムですが、せんくらのステージは45分、、、
トークを入れると、リサイタルの曲はとても入りません。
色々思案し、リサイタルの最後に弾くはずだったブラームスのヴィオラソナタをメインにすえ、最初に弾くはずだったマラン・マレーから抜粋し、後は気にいっている小品を入れました。

どれも好きな曲、なかでもドビュッシーの「月の光」は素敵ですね。
癒される美しさというか、、、
せんくらのパンフレットを眺めていたら、私以外にも四人の方が弾かれるようです。
やっぱりいまの時期弾きたくなる曲なんですね。
原曲は勿論ピアノソロですが、ヴィオラとピアノ版で妖しい光を
放ちたいと思っています。
佐々木真史(ヴィオラ)

幻のリサイタル、そして、、、  

2011.08.12| 佐々木真史・國谷尊之

仙台フィルを退団するにあたり、何か記念になる演奏会をと考え、 リサイタルを計画しました。
有難い事に、応援し続けてくれた、仙台フィルハーモニークラブの 皆様のご協力もいただける事になり、順調に準備も進んでいました。

ところが、、、
あの震災、、、

ホールも著しい被害を受け、中止せざるをえませんでした。
いわば幻のリサイタルになってしまったわけです。
これも運命なのかと諦めていたところ、せんくら出演のお話が、、、
ピアニストの國谷尊之氏もご快諾くださり、復活がきまりました!

國谷氏のスケジュールがあいてなければ実現しなかったわけなので、本当に有難かったです。
仙台の皆様への感謝、激励、追悼、、、
様々な想いをこめて演奏したいと思います。
佐々木真史(ヴィオラ)

お知らせと御礼  

2011.08.11| 佐々木真史・國谷尊之

皆様こんにちは。ヴィオラの佐々木真史です。
東日本大震災で被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。
また亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。

今多くの方がそうであるように、何気ない日常があることの素晴らしさを、そして私の場合は、音楽ができる有難さを噛みしめずにはおれません。
六回目を迎えるせんくらが、今年も開催される事、出演して皆様と一緒に音楽を楽しむ事が出来る事をこの上ない幸せと感じています。
開催にあたっては、せんくら事務局の皆様はじめ、たくさんの方々のご苦労があったことでしょう。
一出演者として、感謝申しあげたいと思います。
さて私事ですが、3月末をもちまして、仙台フィルを退団しました。
演奏会にいらしてくださった皆様、応援してくださった皆様、長い間本当に有難うございました。
この場をおかりして、お知らせと、御礼とさせていただきたく存じます。
現在は東京を拠点にフリーのヴィオラ奏者として活動しています。
方々のオーケストラに客演首席奏者として呼んでいただいたり、
室内楽の活動にも力を入れています。とても充実した日々を送らせていただいています。

でも仙台のお客様にお会いする機会が減ってしまったのは、やはりとても寂しいです。
なので今回のせんくらは本当に楽しみにしています。
佐々木真史(ヴィオラ)

 

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