初共演 ―

2009.08.29| 鈴木理恵子

今回、せんくらで初日と2日目にブラームスのソナタ第1番「雨の歌」中心のプログラムと、名曲小品プログラムを共演させて頂く若林顕さんは、以前から良く知っていたのですが、実はデュオは今回初めてなのです。

人間的にも音楽的にも大変素晴らしい方なので、今回ご一緒できることを光栄に思っています。

7月末から8月にかけての霧島音楽祭でもご一緒しましたが、それはそれは素晴らしい演奏とマスタークラスでした。せんくらでの共演がますます楽しみです。

霧島音楽祭にはもう18年連続して参加していますが、ご縁がある場所というのは不思議と続くものです。

ご縁のある仙台、せんくらとも長くご縁が続くことを願って!

仙台を訪れる日を心待ちに、そして皆様のご来場を、皆様とお会いできますことを、心より楽しみにしております。
鈴木理恵子(ヴァイオリン)

南インド ―

2009.08.28| 鈴木理恵子

インドを訪れた人々は、真っ二つに分かれると言います。

はまってしまい、また行きたくなる人と、

こりごりでもう二度と行きたくない人。

私は完全に前者でした。

昨年末に初めて南インドに行きましたが、(私を連れて行って下さった入野先生が素晴らしい方なのでそれも大きいとは思いますが)心に残るひと時で、またぜひとも訪れたい国の一つになりました。

クーリヤッタムというインドの伝統芸術。無形文化財であり1千年以上の歴史を持つ、サンスクリット舞踊劇の音楽祭が、南インド・ケーララで毎年開催されています。

入野先生のお嬢様智江さんは素晴らしいインド舞踏家で、毎年ケーララでも主役をつとめ、その公演も素晴らしいものでした。

私も、クーリヤッタム音楽祭の一環で、インドの名打楽器奏者や名バンブー奏者との共演や、由緒ある地で無伴奏リサイタルをさせて頂いたりと、日本では想像もしていなかったような、なかなかできない貴重な経験をたくさんさせて頂いて、大変幸運でした。

インドでは象は特別な存在です。それまで象は怖いと思っていましたが、実際象園に行っ

てみると、近くで見る象はとても美しい動きをし、優しい目をしていました。

食べ物もそれはそれは美味しく、且つ健康的なのです。それも毎日楽しみに過ごしました。

南インド・ケーララはまたぜひ行きたい街の一つです。
鈴木理恵子(ヴァイオリン)

 

インドネシアでのコンサート

2009.08.27| 鈴木理恵子

一昨年からインドネシアの音楽祭に呼んで頂いています。

ジョクジャカルタは古都であり、正統的な伝統芸術が街々に溢れています。ガムランはインドネシアの代表的な音楽ですが、たおやかに流れる音楽を聴いていると、穏やかな気持ちになります。

昨年は音楽祭以外でも、山の村でミニコンサートをしたり、一昨年のISI音楽院に加えて別の音楽大学でもコンサート、マスタークラス等をしました。

これの写真は山の上のコンサート(村の子供たちもたくさん座りながら聴いています)と、インドネシアの学生が一生懸命シューベルトの「死と乙女」を弾いているところを教えている写真です。

東南アジアの学生、若い音楽家たちはとてもピュアで一生懸命です。何かを学ぼうと、目がきらきらしていて、教えるほうも楽しくなります。

いつまでもこの純粋さを持ち続けたいです。
鈴木理恵子(ヴァイオリン)

カンボジアの伝統舞踊

2009.08.26| 鈴木理恵子

近年、演奏旅行でアジア各国を訪れる機会が増えてきました。

一昨年、昨年と訪れたカンボジアもその中の国の一つです。

プノンペンで音楽祭が行われているということにも驚きでしたが、教会やロシアンカルチャセンターなどを会場にし、その意味ある内容にとても感銘を受けました。

私は、一昨年はオール近現代無伴奏リサイタルとマスタークラス、昨年はオールバロック無伴奏リサイタルに室内楽、マスタークラス等等盛り沢山の内容でしたが、カンボジアの人々のあたたかさに触れ、大変心に残る時間を過ごしました。

美しい国、人々の優しい国ではありますが、ポルポト時代の惨劇が色濃く残っており、芸術家もその時代にたくさん惨殺されています・・。

その悲劇を乗り越え、伝統的な芸術を後世に伝えていきたい、という強い想いを持つ国でもありました。

昨年音楽祭後に訪れた孤児院では、子供たちが演奏のお礼に伝統舞踊を踊ってくれました。その美しいダンスは今でも目に焼きついて、心から離れません。
鈴木理恵子(ヴァイオリン)

お寺巡り

2009.08.25| 鈴木理恵子

私は、お寺、神社等を巡る時間が好きです。

別に宗教には何も入っていないのですが、お寺に行って庭を見たり、仏像を見たりすると、なんとなく気分が落ちついてきます。

演奏旅行に行き、その土地に由緒あるお寺があったりすると、時間があればできるだけ訪れるようにしています。

仏像も顔が様々で、それはそれは美しい神々しい顔だったり、意外とひょうきんだったりして興味深く、それも楽しみの一つです。

京都はたくさんお寺があり、これは昨年行った東寺を携帯から写したもの。ここからの眺めが好きです。もう一つは中国で初めて訪れたお寺のものです。入り口でお線香が横に立ち並び、煙がもうもうと上っていて中国らしいですが、やはり日本と中国の文化の近さを感じた瞬間でもありました。
鈴木理恵子(ヴァイオリン)

仙台と祖父母の思い出

2009.08.24| 鈴木理恵子

私が幼い頃仙台へ通った頃は、新幹線などなく上野から特急電車でした。

母が駅でみかんを買って電車の中で食べたことを良く覚えています。
あの当時、何時間かかったのでしょう。
長時間乗っていた記憶が強く残っていて、今はたったの2時間で行けてしまうなんて!
未だに何度新幹線に乗っても、このスピードは信じられません。

祖父母とは(私の高校生の時に、病気になった祖父を心配した母が二人を横浜に呼び寄せ)二人が亡くなるまで同居していました。

仙人のようにできた祖父、天使のように優しい祖母で、亡くなった後もずっと、今でも傍で見守ってくれている気がします。

祖父は枝本勇雄と申しまして、東北大学で長く教えていたそうです。

もし、なのですが、せんくらにいらっしゃるお客様、関係者を含めて、皆様の中にひょっとして祖父の教え子の方が一人でもいらっしゃったりしたら!それは何より嬉しいです。
鈴木理恵子(ヴァイオリン)

初めてのブログ

2009.08.23| 鈴木理恵子

皆様こんにちは、ヴァイオリンの鈴木理恵子です。
(ブログを書くのは生まれて初めてなので、緊張しております・・)

昨年の急遽参加に引き続き、今年再び「せんくら」に参加させて頂けますことを、心より嬉しく思っています。
どうぞ宜しくお願い致します。

実は、私は仙台にはとても思い入れがあるのです。
私の母は、生まれも育ちも仙台の生粋仙台っ子。
幼い頃から度々母の育った仙台の話を聞き、私も度々母と共に訪れ、
春、夏、冬と、休みになると毎年3回は仙台で過ごしていました。

祖父母の家は八幡三丁目にありました。(今でもあるのでしょうか?)近くの八幡神社や家の前の駄菓子屋によく遊びに行ったことを、良く覚えています。

古い家には大きな五右衛門風呂があり、すのこを沈めて入ったり、祖母が蒔で火をおこしては炊いてくれたことを思い出します。

親戚も多く、良く叔母達が家に遊びに来ては一緒にずんだもちを手作りしたり、たくさんの懐かしい思い出があります。

私の大好きな仙台で開催される「せんくら」に参加させて頂けますことを心より嬉しく、心の故郷である仙台で演奏できますことを、そして皆様にお会いできますことを、心より楽しみにしています。
鈴木理恵子(ヴァイオリン)

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