Dear People of Sendai!

2006.07.22| ジュゼッペ・アンダローロ

Dear People of Sendai!

It’s with my biggest pleasure and honour that I came back to Japan, and in particularly to my favourite town, SENDAI!!!

I’m very glad and very excited to perform again in this beautiful hall, to this wonderful audience that have been knowing me since 2001: the year of my unforgettable victory at the 1st Sendai International Music Competition.

Having been here already more than 10 times, and have been playing to this special public is really a joy for me and mean really so much to me. Every time I come back to Japan, and in particularly so Sendai, and, in a special way, to play here in this special Concert Hall, gives me so much power and wonderful feelings that are really impossible to describe them into words.

I thank all of the people of Sendai, all the organizers that gave me the chance, again, to perform here, and to take part this time at this Festival.

This time, in particularly, the two programmes of my performance are very much close to all people, specially to students, to young pianist and teachers: I tried to combine some of the most magic pages of the piano literature of all time (from Bach to Schumann, to Mozart, Beethoven, Chopin, Liszt, Ravel, Debussy, etc.) to give a special “path” to the listener and almost to “take his hand” and let him follow the musical speech. All people is invited and highly recommended to come and to enjoy the music!

SEE YOU ON 7th October! CIAO!

Giuseppe ANDALORO

仙台の皆さん!

日本、特に私の大好きな街、仙台!!!にまた行くことが出来て、たいへん嬉しく、そして光栄に思います。

素晴らしいホールで、忘れがたい第1回仙台国際音楽コンクールで私が優勝した年、2001年以来、ずっと私のことを覚えていてくれる素晴らしいお客様の前で、再び演奏できることがとても嬉しく、わくわくしています。

仙台には、10回以上訪れていますが、特にこの街の皆さんの前で演奏できることはたいへんな喜びであり、大きな意味のあることです。 日本に戻ってくるたび、特に仙台に戻って来るたびに、更に言えばとても特別な意味で、この仙台の「コンサートホール」で演奏するたびに、エネルギーをもらい、言葉では言い表せない程の素晴らしい感情に満たされるのです。

仙台の皆さん、事務局の皆さん、私が今回このフェスティバルに参加し、仙台で演奏する機会を再び与えて下さったことについてお礼を申し上げます。

今回は、特別に2回のプログラムとも、すべての方々、特に勉強中の若いピアニストや先生方に親しんでいただけるような内容にしました。

古典から近代、現代を通じての芸術作品(バッハからシューマン、そしてモーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、リスト、ラヴェル、ドビュッシー等)の中から、その変遷が手にとるようにわかる、また、音楽のおしゃべりに耳を傾けさせてくれるような魔法のような素晴らしい曲を、ページをめくるように組み合わせました。皆さん、ぜひコンサートに来て、クラシック音楽を楽しんでください。

では10月7日にお会いしましょう! チャオ!

ジュゼッペ・アンダローロ

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2006年07月21日

2006.07.21| ジュゼッペ・アンダローロ

2006年ドイツW杯サッカーは、イタリアが頂点に立ち、幕を閉じた。そのイタリアチームの一員のMFジェンナロ・ガットゥーゾが優勝した瞬間に、興奮のあまりピッチの芝を口に入れ、我に返ってペッと吐き出した。その姿を目にして、アンダローロのことを思い出した。

ある演奏会終了後、私がサインをもらうために差し出した扇子を口に入れるジェスチャーをして、まわりの笑いをとっていたのだ。どちらも共通しているのは陽気なイタリア人気質・・・。

イタリアのピアノの俊才ジュゼッペ・アンダローロ。

決して陽気なばかりではない。彼の音には人を惹きつける何かがある。言葉を超える天性の才能というべきか。それが彼の演奏の豪快さとともに、胸のすく開放感を私たちにもたらす。アンダローロの演奏を聴き、彼のファンになった人が私の周辺にはかなりいる。それもクラシック音楽にあまり興味がなかった仲間である。彼の演奏を聴いて楽しい、自分の気持ちが開放される、また聴きたくなるという感想は共通している。

クラシックばかりでなくジャズも演奏し、作曲もこなす彼のマルチな才能が人々を魅了するのかも・・・。

何にもまして、10月のせんくらが待ち遠しい。

仙台国際音楽コンクールボランティア 吾妻宏子
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ジュゼッペのこだわり

2006.07.20| ジュゼッペ・アンダローロ

実をいうと、ジュゼッペはJAZZも好きなのだそうだそうである。

アンコールでキース・ジャレットのパリコンサートからお気に入りの1曲を披露したり(楽譜がないので自分の耳で音を取ったとか!!)スタバに行ってマイルス・デイヴィスを聴いたり。もし、自分がJAZZのステージに立つときは、青いサテンのシャツで青いスポットライト。プログラムは・・・。とかなり具体的な夢を持っているようだ。

夢といえば、いつかアルマーニのタキシードでビシッと決めたい、とか。そういえば普段着がアルマーニのジーンズだったり、出演前には念入りに髪を七・三に分けたり(苦労の割にそのこだわりの成果が顕著にならない髪質なんだけど)おしゃれには気を遣っているようだ。いつもの彼は、笑顔が愛らしく、楽しいことやお祭りさわぎが大好きな若者だけれど、舞台の上ではまるで別人のように大人っぽく見える。

かと思えば、くまのプーさんが大好き。日本でレアものの白いプーさんを見つけたとか。今回のプログラムには、無邪気、優しさ、恋する心、美しい自然、格調高い響きなど、バラエティに富んだ音がちりばめられている。お楽しみいっぱいのおもちゃ箱からどんな音が飛び出してくるのだろう。タキシードのジュゼッペも素敵だけれど、くまのプーさんを手にほほえんでいるジュゼッペもなかなかおちゃめでかわいらしいような。

10月7日のステージを心待ちにして・・・。

仙台国際音楽コンクールボランティア 大塚幸子

ジュゼッペの「世界の国からこんにちは」

2006.07.19| ジュゼッペ・アンダローロ

ジュゼッペは、仕事柄世界各地を旅するようだ。

時差、食事、生活習慣のちがう中で自分の体調をベストに保つことは大変だ。

“せんくら”でジュゼッペの出演は午前11時から。ということは、イタリアでは午前3時!時差の調整のため数日、行く国によってはそれ以上を要するようだ。いつもの時間帯に調整できた(?)と思っても突然睡魔におそわれ、ゼンマイの切れた人形のようにくたっとなってしまい「ここはどこ?私は何をしていたの?」など、予期せぬ事態に翻弄されたり。現地時間の流れに慣れた頃には、すでに帰国前だったり。

また、食事の確保にも気を遣うようだ。演奏会はたいてい夜。演奏終了後にはほとんどのレストランは閉店。当日は朝から食事らしい食事をすることもない。気つけにコーヒーとでも言いたいけれどカフェインはテンポなどに影響が及ぶとか。(どこかの国では出演前のビールが必需品とか聞いたような。)運よく楽屋にバナナ、チョコレート、水(ミネラル・ウォーター)があればそれが唯一の元気の素。

レストランの料理の材料は必ず確認するそうだ。国によってはスパゲティの肉が犬の肉(これにはビックリ!)だったり、カンガルーのお肉にチョコレートソース(これはデリシャス)などとバラエティに富んでいるようだ。仙台にはおなじみのレストランもできて、彼が安心してふるさとの味を楽しむことができているとか・・・。よかったね。

仙台国際音楽コンクールボランティア 大塚幸子

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パパは、今日もがんばる

2006.07.18| ジュゼッペ・アンダローロ

ジュゼッペのパパは、今日もがんばる。−オオ・ミオ・バッビーノ・カーロ。ジュゼッペ版−

ジュゼッペは、仙台、ロンドン、ブゾーニなど数々の国際コンクールで優勝という負け知らずのピアニスト…。などと書くと、太っ腹で、多少の事にはびくともしないように思えるかもしれない。一見、そつなくこなしているように思える影には、本人はもちろん、それをバックアップする人たちの涙ぐましい努力あっての彼だなあと思うことがある。

ジュゼッペがピアニストになる決心をした時、イタリア本土まで毎週レッスンに連れて通ったのはお父様。それは数年に及んだとか。ジュゼッペが言うには、もう若くない24歳となった今でも、お父様には何かと頼っているそうだ。彼が忙しい時には、不慣れな英語にも心を込めたイタリア語(?)で対応してくれる、とか。

電話の向こうで「ジュゼッペ、ノー。パパ!Eメール、Eメール。チャオ。」これがすっかりおなじみとなったジュゼッペパパ連絡用語だということ。そして、パパは直ちにパソコンに向かう。多忙な息子に代わってプッチーニの歌にもあった「ああ、いとしのお父様」になるようだ。イタリアのパパ達は、昔から懐が深く、地中海のような広い心で子供たちを愛し見守ってきたのかもしれない。それが、情熱の国、イタリアの礎となっているのかも。お父様の愛に支えられて、今日もジュゼッペは舞台に立つのだ。

仙台国際音楽コンクールボランティア 大塚幸子

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2006年07月17日

2006.07.17| ジュゼッペ・アンダローロ

シューマンの子供の情景。

タイトルからすると子供向けな感じですが、作者の意図としては大人が子供心を表現してみせるための曲集なんだそうで、そういうところがロマンチストのシューマンらしいです。7曲目の「トロイメライ」が有名ですね。

スーパースターで当時の女性たちから熱いまなざしを注がれていたリストですが、晩年は僧侶として暮らしながら作曲していたようです。「エステ荘の噴水」という曲名は、僧侶としてローマに住んでいるときに、近郊の町ティヴォリのエステ荘というところにある噴水の様子を表したことから付けたそうです。

ベルギー人作曲家でオルガニスト、フランクの小曲「人形の嘆き」。子供の発表会なんかでも弾かれそうなやさしい曲ですが、こういう曲をコンサートで聴けるというのもなかなか無い機会かもしれません。

ドビュッシーは当時としては革新的な作品を数多く産み出した作曲家ですが、その一方でとても親しみやすい曲もたくさん作っています。その筆頭が「月の光」でしょう。それから「夢」。どちらも夜を素敵なムードに包み込んでくれるような曲です。もちろんお昼に聴いても素敵なムードです。それから、愛娘”シュシュ”のために作った楽しい曲集「子供の領分」の「人形のセレナード」や、前奏曲集第1巻から「アナカプリの丘」と「吟遊詩人」といったちょっと不思議な雰囲気の曲まで、様々なドビュッシーを楽しませてくれそうです。

水をモチーフにしている音楽作品って結構ありますが、ラヴェルは実にうまいです。タイトルからしてわかるように「水の戯れ」は水の様子を表した作品で、実際にとってもみずみずしいのです。「夜のガスパール」はアロイジウス・ベルトランという人の詩集で、そのなかから3篇を音楽にしたそうですが、1曲目の「オンディーヌ」は水の精のお話で、これも水を表現した曲になっています。

きっと一番なじみの無い作曲家がヒンデミットだと思います。彼は20世紀のドイツを代表する作曲家で、ヴィオラ奏者でありました。とても多才で数種類の楽器を弾きこなすことができたそうで、しかも単独で演奏することが少ないような楽器でも独奏できるような作品をたくさん残し、作品は600以上を数えるそうです。「ルードゥス・トナリス」はピアノの曲集ですが、ふつうのクラシック音楽からすると、ちょっと「新しい」感覚かもしれません。ちなみにこの曲集の最初の曲の楽譜をひっくり返すと最後の曲になるようです。これってスゴいかも・・・。

仙台国際音楽コンクールボランティア 千葉周平

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2006年07月16日

2006.07.16| ジュゼッペ・アンダローロ

第1回仙台国際音楽コンクール(2001年)で優勝して以来、毎年仙台にやってきて演奏を披露してくれているイタリアーノ、ジュゼッペ。

今回はまさに「どこかで聴いたクラシック」。おなじみの曲をたくさん弾いてくれますので、一通り見ていきましょう。何かの参考にでもなればということで。

まずはやっぱりモーツァルトのトルコ行進曲。言わずと知れた超有名曲ですが、曲の後半で突然乾いたシンバルのような打楽器が鳴り響く演奏を聴いたことあります?
Christian Zacharias氏のCDを初めて聴いた時にそれが出てきてビックリしたことがありますが、モーツァルトが生きていた頃のピアノには、その打楽器が標準装備されていたものがあったそうです。今のピアノにもあったら楽しそうだけどなぁ。

おなじみの曲というとたいていは何かニックネームが付いているものですが、ショパンのノクターン2番には不思議と無いですね。こんなに知られた曲なのに。誰か素敵な愛称を付けてあげてはいかがでしょうか。ちなみにエチュード1番の方は「エオリアンハープ」という素敵な名前で呼ばれています。シューマンが「エオリアンハープのようだ」とこの曲を評したからだそうです。

ロマンチストの皆さん、ベートーヴェンはいかがでしょうか。激しさとか雄大さで物語られるベートーヴェンですが、「月光」1楽章や「悲愴」の2楽章のような、思わずうっとりとしてしまう音楽も彼は得意のようです。

バッハのゴルトベルク変奏曲は、バッハが音楽を手ほどきしたことのあるゴルトベルクという音楽家が不眠症に悩む伯爵様のために夜な夜なこの曲を演奏して楽しませた、というエピソードからこの名前がついたらしいのですが、それが本当かどうかは定かではないようです。まともに演奏すると40〜50分くらいはかかるというものすごい曲ですが、今回はその最初と最後を美しく飾るアリアをどうぞ。

仙台国際音楽コンクールボランティア 千葉周平

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