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スヴェトリン・ルセフ Svetlin ROUSSEV ヴァイオリン

1976年ブルガリア・ルセに生まれる。5歳よりルセ音楽院に学び、後にパリ国立高等音楽院及びパリ・エコール・ノルマルでジェラール・プーレ、ドゥヴィー・エルリー、ジャン=ジャック・カントロフ等に師事。インディアナポリス国際、メルボルン国際室内楽、ロン=ティボー国際等での受賞を誇り、2001年には第1回仙台国際音楽コンクールで優勝、併せてバッハ賞、駐日フランス大使賞、聴衆賞も受賞した。

バロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを誇り、特に近年はコンサート、レコーディングの両面において、パンチョ・ヴラディゲロフの作品を多く取り上げるなど、ブルガリア出身作曲家の作品普及に力を注いでいる。それらの貢献に対し、2006年、ブルガリアの“ミュージシャン・オブ・ジ・イヤー”選出、2007年にはブルガリア文化省より“La Lyre de Crystal”(クリスタル・リラ)が贈られている。

これまでに、チョン・ミョンフン、ユーディ・メニューイン、レオン・フライシャー、マレク・ヤノフスキ、ジョン・アクセルロッド、フランソワ=グザヴィエ・ロト、ジャン=ジャック・カントロフ、デニス・ラッセル・デイヴィス、レオ・フセイン、エミール・タバコフなどの指揮の下、ソリストとして世界各地で高い評価を得、室内楽の分野でも、ジャン=マルク・ルイサダ、エリック・ル・サージュ、フィリップ・カサール、アントワーヌ・タメスティ、ポール・メイエ、フィリップ・ベルノルド、アルト・ノラス、ジャン・ワンなどと共演を重ねている。日本では、東京フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団などに招かれており、「ストラディヴァリウス・コンサート」、Hakuju Hall、浜離宮朝日ホールでのリサイタルなどで、その揺るぎないテクニックと豊かな表現力が絶賛された。

録音も多く、ヴラディゲロフの作品集、カール・アマデウス・ハルトマンのヴァイオリン協奏曲「葬送協奏曲」、イザイ、フランクなどの作品を収録した“De l’Ecole Franco-Belge du Violon”、グリーグおよびメトネルの第3番ソナタがリリースされている。また、2015年にシベリウスとヴラディゲロフの協奏曲(タバコフ指揮/ブルガリア国立放送響)、16年にはドヴォルザークとメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲(ルセフ・サルク・ロザノヴァ・トリオ)が発売され、好評を得ている。

ソリスト、室内楽奏者としての活躍に加え、コンサートマスターとしての信頼も厚く、2007年~15年までソウル・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めた。現在は、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターのほか、母国、ソフィア・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督兼アーティスト・イン・レジデンスを務める。また2008年9月からは、カントロフの後任としてパリ国立高等音楽院の教授に就任、後進の指導にもあたっている。

使用楽器は、日本音楽財団から貸与されているストラディヴァリウス 1710年製ヴァイオリン「カンポセリーチェ」。

PROGRAM

  • 仙台ゆかりの名手たちが贈る室内楽の悦び
    ~ドヴォルザーク「ピアノ五重奏曲」
    スヴェトリン・ルセフ(ヴァイオリン) 西本幸弘(ヴァイオリン) 井野邉大輔(ヴィオラ) 原田哲男(チェロ) 津田裕也(ピアノ)
    9月29日|金| 14:45〜15:30
    I|仙台銀行ホール イズミティ21|小ホール
    P: 597-748
    昨年、大好評を博した仙台ゆかりの名手たちが贈る室内楽の第2弾。今年は、仙台フィルコンマスの西本幸弘、ソロ首席ヴィオラ奏者井野邉大輔、元仙台フィル首席チェロ奏者原田哲男、仙台国際音楽コンクール優勝者スヴェトリン・ルセフ、津田裕也の精鋭たちが奏でる、ドヴォルザークの情緒あふれる甘美な音楽をご堪能ください。
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  • 一夜だけのドリームチーム。
    名曲で聴く弦楽アンサンブルの極致!
    せんくら・フェスティバル・ソロイスツ <ヴァイオリン> 川久保賜紀、成田達輝、スヴェトリン・ルセフ、神谷未穂、礒絵里子、青木尚佳 <ヴィオラ> 井野邉大輔、飯川直美 <チェロ> 三宅進、原田哲男 <コントラバス> 助川龍 <チェンバロ> 梅津樹子
    9月30日|土| 19:00〜20:00
    A|日立システムズホール仙台|コンサートホール
    P: 597-740
    選りすぐりの弦の名手たちによる一夜限りのアンサンブル。弦楽オーケストラの極致。名曲ぞろいの限りなく美しいプログラムをお届けします。
    Loadingマイリストに保存 |完売
  • ルセフ&アンダローロ、第1回仙台国際音楽コンクール優勝者による特別なステージ!
    スヴェトリン・ルセフ(ヴァイオリン) ジュゼッペ・アンダローロ(ピアノ)
    9月30日|土| 13:00〜13:45
    I|仙台銀行ホール イズミティ21|小ホール
    P: 597-748
    第1回仙台国際音楽コンクールで優勝を飾ったルセフとアンダローロ。意外にも共演は今回が初めて。歌心溢れるシューベルトのソナチネ、ノルウェーの豊かな自然が目に浮かぶグリーグのソナタ、そしてチャールダーシュの様式に基づくラヴェルのツィガーヌ。共に確かなテクニックと熱い音楽性を持つ2人。ステージ上で繰り広げられる音楽を通じた会話にもどうぞご注目ください。
    Loadingマイリストに保存 |残席あり